『ピーター・パン』は、永遠に大人にならない少年ピーター・パンと、妖精のティンカー・ベル、ウェンディたちが、夢と冒険に満ちたネバーランドを舞台に繰り広げるディズニーの名作です。
英語の原題も Peter Pan。海賊や妖精、ロスト・ボーイズなどが暮らす、現実とは異なるファンタジーの世界です。
作品には、fairy、pirate、captain、island、adventure、shadow、flight、crocodile、treasure、dream など、『ピーター・パン』の世界を表す英語が登場します。
ここでは、『ピーター・パン』の英語タイトル、英語版の視聴方法、主要キャラクターの英語名、場所・世界・用語、関連する英語表現、劇中の曲について紹介します。
『ピーター・パン』の英語タイトルは?

『ピーター・パン』の英語タイトルは Peter Pan です。
名前は、ギリシャ神話に登場する半獣半人の神「パン(Pan)」に由来しています。
今では
👉 Peter Pan = 永遠に大人にならない自由な少年
という象徴的な名前になっています。
ピーターパンの原作は?
ピーターパンは、イギリス・スコットランドの作家であるジェームス・マシュー・バリーが1904年に執筆した大人の小説「小さな白い鳥(1902)」に最初に登場しました。
その後、ピーターパンを中心に据え、1904年に童話劇『大人になりたくないピーターパン』、1911年に長編小説『ピーター・パンとウェンディ』を出版しています。
『ピーター・パン』の英語版はどこで見られる?

『ピーター・パン』を英語音声・英語字幕で楽しむなら、動画配信サービスのDisney+(ディズニープラス)がおすすめです。
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- 生きた英語に触れられる:名曲の数々やキャラクターの感情豊かなセリフを、オリジナルキャストの美しい発音でそのまま堪能できます。
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『ピーター・パン』の主要キャラクター英語名
『ピーター・パン』の主要キャラクターは、英語では次のように表記されます。
| 日本語名 | 英語表記 |
|---|---|
| ピーター・パン | Peter Pan |
| ウェンディ | Wendy Darling |
| ジョン | John Darling |
| マイケル | Michael Darling |
| ティンカー・ベル | Tinker Bell |
| フック船長 | Captain Hook |
| スミー | Mr. Smee |
| タイガー・リリー | Tiger Lily |
| ロスト・ボーイズ | Lost Boys |
| ナナ | Nana |
| クロコダイル | Crocodile |
Peter Pan|ピーター・パン
主人公は Peter Pan。
ピーター・パンを象徴する英語が、
never grow up
です。
grow up=成長して大人になる
なので、
never grow up=決して大人にならない
となります。
『ピーター・パン』を英語で表現するときにも非常に分かりやすいフレーズです。
Wendy Darling|ウェンディ
ウェンディは英語では Wendy Darling。
Darling は名前だけではなく、
darling=最愛の人・かわいい人
という意味を持つ英単語でもあります。
人に対する呼びかけとして、
my darling=私の愛しい人
などと使われることがあります。
John Darling|ジョン
ウェンディの弟が John Darling。
John は英語圏で一般的な男性名です。
姓はウェンディと同じ Darling です。
Michael Darling|マイケル
もう一人の弟が Michael Darling。
こちらも Darling が姓です。
ウェンディ、ジョン、マイケルは同じダーリング家の子どもたちとして登場します。
Tinker Bell|ティンカー・ベル
ピーター・パンと一緒に登場する妖精が Tinker Bell。
tinker には「修理する」「機械などをいじる」といった意味があります。
bell=鐘・ベル
なので、名前を英単語として分解して見ることもできます。
なお、ティンカー・ベルは後に単独の映画シリーズでも主人公として描かれています。
Captain Hook|フック船長
ピーター・パンの宿敵が Captain Hook。
captain=船長・隊長
hook=フック・鉤
という意味です。
そのため、
Captain Hook=フック船長
となります。
Mr. Smee|スミー
フック船長の部下が Mr. Smee。
英語版では Mr. Smee と表記されます。
Mr. は男性に対する敬称で、日本語の「~さん」に近い使い方をします。
Tiger Lily|タイガー・リリー
ネバーランドに暮らす人物の一人が Tiger Lily。
tiger=トラ
lily=ユリ
という意味です。
植物名や自然に関連する英語が、そのまま名前として使われています。
Lost Boys|ロスト・ボーイズ
ネバーランドでピーター・パンと行動する少年たちが Lost Boys。
lost=迷子になった・失われた
boys=少年たち
なので、直訳すると「迷子の少年たち」という意味になります。
単数形は Lost Boy、複数形が Lost Boys です。
『ピーター・パン』の場所・世界・用語の英語

『ピーター・パン』には、現実世界とは異なるネバーランド独自の場所や存在が登場します。
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| ネバーランド | Never Land |
| ロスト・ボーイズ | Lost Boys |
| 妖精 | fairy |
| 妖精の粉 | pixie dust |
| 海賊 | pirate |
| 船長 | captain |
| 海賊船 | pirate ship |
| 島 | island |
| 影 | shadow |
| 宝物 | treasure |
| 宝箱 | treasure chest |
| 人魚 | mermaid |
| ワニ | crocodile |
| 空を飛ぶこと | flight |
| 冒険 | adventure |
| 夢 | dream |
| 星 | star |
| 夜 | night |
| 子ども部屋 | nursery |
| 時計 | clock |
Never Land|ネバーランド
『ピーター・パン』の舞台が Never Land。
never=決して~ない
land=土地・陸地
という2つの単語からできています。作品の英語版では、ネバーランドを指す固有名詞として覚えておくと便利です。
pixie dust|妖精の粉
妖精に関連する重要な言葉が pixie dust。
pixie=小妖精
dust=ほこり・粉
なので、pixie dust=妖精の粉となります。ピーター・パンたちが空を飛ぶ場面とも結びつく、作品を象徴する言葉です。
pirate|海賊
フック船長たちを表す英語が pirate。pirate=海賊です。海賊船なら、pirate ship=海賊船となります。
crocodile|ワニ
フック船長を追いかける存在として登場するのが crocodile。crocodile=ワニです。
特にピーター・パンでは、時計を飲み込んだワニがフック船長に近づくと、時計の音が聞こえるという印象的な設定があります。
treasure|宝物
海賊といえば treasure。treasure=宝物・財宝です。treasure chest=宝箱という表現もあります。
nursery|子ども部屋
ウェンディたちが暮らすダーリング家の場面で重要なのが nursery。nursery=子ども部屋・幼児室という意味があります。
日本語の「保育園」に近い意味で使われることもありますが、家庭内の「子ども部屋」を表すこともあります。
『ピーター・パン』では特に重要な単語です。
『ピーター・パン』に関連する英語表現

『ピーター・パン』には、「大人になる」「飛ぶ」「逃げる」「信じる」「冒険する」といった物語と結びつく英語表現があります。
| 英語表現 | 意味 |
|---|---|
| grow up | 成長して大人になる |
| never grow up | 決して大人にならない |
| fly away | 飛び去る |
| take flight | 飛び立つ |
| believe in | ~を信じる |
| believe in yourself | 自分を信じる |
| run away | 逃げる・家出する |
| follow someone | 誰かについていく |
| take care of | ~の世話をする |
| look after | ~の世話をする |
| go on an adventure | 冒険に出る |
| have an adventure | 冒険をする |
| make a wish | 願い事をする |
| make a promise | 約束する |
| keep a promise | 約束を守る |
| break a promise | 約束を破る |
| fall asleep | 眠りにつく |
| stay young | 若いままでいる |
grow up|成長して大人になる
『ピーター・パン』と最も深く結びつく英語の一つが grow up。grow up=成長して大人になるという意味です。
単に身長が伸びるというより、「子どもから大人になる」という意味で使われます。そのため、never grow up=決して大人にならないは、ピーター・パンを象徴する表現です。
fly away|飛び去る
fly away=飛び去るという表現。
fly=飛ぶ
away=離れて
という組み合わせです。ピーター・パンや妖精が空を飛ぶ世界をイメージすると分かりやすい表現です。
take flight|飛び立つ
take flight=飛び立つという表現もあります。
flight=飛行・飛ぶことなので、take flight=飛行を始めるというイメージです。「逃げる」「飛んでいく」という比喩的な意味で使われることもあります。
go on an adventure|冒険に出る
go on an adventure=冒険に出るという表現。adventure=冒険なので、『ピーター・パン』の物語そのものを表現しやすい言い方です。
make a promise|約束する
make a promise=約束するという表現。そして、
keep a promise=約束を守る
break a promise=約束を破る
となります。
promise=約束という単語と一緒に覚えておくと分かりやすい表現です。
fall asleep|眠りにつく
fall asleep=眠りにつくという表現。sleep=眠るに対して、fall asleep は「眠っている状態になる」という変化を表します。
『ピーター・パン』のようなファンタジー作品では、子どもたちが眠りにつき、別の世界へ旅立つという場面とも相性のいい表現です。
『ピーター・パン』の英語の名言・セリフ

ピーター・パン(Peter Pan)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “Second star to the right and straight on till morning.” | 「右に二つ目の星、それから朝までまっすぐ」 |
| “Think of the happiest things. It’s the same as having wings.” | 「一番幸せなことを考えて。翼を持っているのと同じことだよ」 |
| “I came to listen to your stories.” | 「君の物語を聞きに来たんだ」 |
| “Of course! That’s why I like ’em!” | 「もちろん!だから好きなんだ!」 |
| “Girls talk too much!” | 「女の子はしゃべりすぎるよ!」 |
| No, keep your promise. | 「だめだ、約束は守る」 |
| I can’t come back here again. | 「二度とここには戻れないぞ」 |
ピーター・パンを象徴するのが、“Second star to the right and straight on till morning.”。
ここでの straight on は「まっすぐ進んで」という意味。till morning は「朝まで」。つまり「右に二つ目の星を目印にして、朝までまっすぐ」という、ネバーランドへの行き方を表す幻想的な表現です。
ウェンディ(Wendy)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “My stories? But they’re all about you.” | 「私の物語?でも全部あなたのことよ」 |
| “You can’t stick it on with soap, Peter.” | 「石けんでくっつけることはできないわ、ピーター」 |
| “It needs sewing.” | 「縫わなくちゃいけないのよ」 |
| “Oh, Mother, we’re back!” | 「お母さん、帰ってきたわ!」 |
ウェンディはピーターとは対照的に、かなり現実的で世話好きなキャラクター。
It needs sewing. の need + ~ing は「~される必要がある」という使い方。ここではピーターの影を縫い付ける必要がある、という意味です。
また be back は「戻っている、帰ってきている」。
We’re back! は日常会話でも非常によく使われる「帰ってきたよ!」という表現です。
キャプテン・フック(Captain Hook)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “Odd’s fish!” | 「なんてこった!」 |
| “Who’s next?” | 「次は誰だ?」 |
| “And Captain Hook never breaks a promise.” | 「キャプテン・フックは決して約束を破らない」 |
| “Put her back, you blithering idiot!” | 「彼女を戻せ、この大馬鹿者!」 |
| I’ve waited years for this. | 「私はこれを長年待っていたのだ」 |
| “My orders. Of all the bumbling…” | 「私の命令だと?まったく、このドジどもは……」 |
フック船長のセリフには、少し古風で大げさな英語が多く登場します。
blithering idiot は「どうしようもない馬鹿」「大馬鹿者」といった強い悪口。
bumbling は「不器用に失敗ばかりする」という意味です。
また、break a promise は「約束を破る」。
Captain Hook never breaks a promise. は「フック船長は約束を破らない」という意味ですが、自分で自分の誠実さを強調するところが、いかにもフックらしい言い回しです。
I’ll get you for this, Pan, if it’s the last thing I do!
覚えていろよ、このかたきは必ず討つからな。
ジョン&マイケル(John & Michael)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “Give up, Captain Hook?” | 「降参するか、フック船長?」 |
| “You give up?” | 「降参する?」 |
| “Never!” | 「絶対にしない!」 |
ジョンとマイケルは、ピーター・パンごっこの中でもフック船長との戦いを演じます。
give up は「諦める」「降参する」。
Give up? と短く言えば、「降参するの?」という挑発になります。
映画の中では子どもたちがピーター・パンの冒険を想像して遊んでいるため、こうした Captain Hook / pirate / adventure などの語彙が日常の「ごっこ遊び」に入り込んでいるのも特徴です。
『ピーター・パン』を代表する英語セリフ
| キャラクター | 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|---|
| ピーター・パン | “Second star to the right and straight on till morning.” | 「右に二つ目の星、それから朝までまっすぐ」 |
| ピーター・パン | “Think of the happiest things. It’s the same as having wings.” | 「一番幸せなことを考えて。翼を持っているのと同じだよ」 |
| ピーター・パン | “I came to listen to your stories.” | 「君の物語を聞きに来たんだ」 |
| ウェンディ | “My stories? But they’re all about you.” | 「私の物語?でも全部あなたのことよ」 |
| フック船長 | “And Captain Hook never breaks a promise.” | 「フック船長は決して約束を破らない」 |
| ピーター・パン | “Girls talk too much!” | 「女の子はしゃべりすぎるよ!」 |
『ピーター・パン』では、物語の中で何度も意味を考えたくなる表現が登場します。
特に作品を象徴するのが Neverland(ネバーランド) と pixie dust(妖精の粉)。そして “Second star to the right and straight on till morning.” は、単なる道案内ではなく、ピーター・パンの世界そのものを表す有名な一言です。
You mean more to me than anything in this whole world.
この世界で一番大切なのは君なんだぞ
Think of the happiest things. It’s the same as having wings.
幸せなことを考えれば、翼がはえたのと同じ
I don’t want to grow up.
私、大人になりたくないの
『ピーター・パン』の劇中の曲・音楽

You Can Fly! You Can Fly! You Can Fly!
『ピーター・パン』には、作品を象徴する楽曲がいくつもあります。
代表的なのが You Can Fly! You Can Fly! You Can Fly!。
タイトルを分けると、you can fly=あなたは飛べるという意味です。
非常にシンプルな表現ですが、ピーター・パンの世界観をそのまま表しています。
The Second Star to the Right
もう一つ印象的なのが The Second Star to the Right。
second=2番目の
star=星
to the right=右に
という意味です。全体としては「右から2番目の星」という意味になります。
ネバーランドへ向かう方向を示す、作品を象徴するフレーズです。to the right=右へ・右側にという表現も含まれているため、タイトルそのものが英語表現としても興味深いものになっています。
『ピーター・パン』の英語まとめ

『ピーター・パン』の英語タイトルは Peter Pan。主要キャラクターは Peter Pan、Wendy Darling、Captain Hook、Tinker Bell、Mr. Smee などと表記されます。
作品の舞台である Never Land をはじめ、Lost Boys、pixie dust、pirate、shadow、treasure、crocodile、nursery など、ピーター・パン独自の世界観を表す英語も数多く登場します。
『ピーター・パン』は、Never Land、never grow up、fly、believe in といった言葉を通して、「子どものままでいること」「空を飛ぶこと」「夢や可能性を信じること」を描いた、英語で見ても魅力の多いディズニー作品です。
『ピーター・パン』はDisney+で配信されているため、英語音声や字幕に対応している場合は、作品を実際に英語版で確認することもできます。




