このようなお悩みを解決します。
✅本記事の内容
- ワーホリへ行っても英語が上達しないのか?
- ワーホリの1年間で英語は習得できる?
- ワーホリが英語上達のためにやるべきこと
- 英語を上達させるための一番簡単な方法
- ワーホリに行く価値とは?
皆さんはワーホリビザを取得して「海外で英語を学びたい」と考えたことはありますか?
ワーホリは海外で勉強したり、仕事をしたりと自由に過ごせるビザです。
「海外に興味がある」「海外で暮らしてみたい」などの理由でたくさんの方が利用しています。
その中で、「英語を上達させたい!」という理由が最も多く、ワーホリの最大の目的です。
ですが、実際にワーホリをした方の多くが、思うように英語が上達せずに1年間を終える経験をしています。
自分もその経験をした1人です。
「1年間もいればペラペラになるでしょ!」と当初は考えていましたが、現実は違っていました。
そこで今回は、「なぜワーホリに行っても英語が上達しないのか?」という疑問にお応えしつつ、ワーホリでやるべきこと、上達する方法について解説していきます。
この記事は、ワーホリに行くか悩んでいる方や現地で英語が上達せずに伸び悩んでいる方には参考になる内容なので、是非最後までご覧ください。
本記事は、海外に8年間ほど滞在した筆者の経験をもとに解説していきます。
ワーホリで渡航し、英語を習得、現地で仕事をしながら生活してきました。
ワーホリへ行っても英語が上達しない?
結論から言えば、ワーホリへ行けば英語は上達します。
でもワーホリ前に、思い描いていたような英語スキルまでは上達しません。
言い換えると、まったく英会話を習っていない人よりかは話せるけど、ペラペラレベルにまで上達しないという感じです。
ペラペラがレベル10だとしたら、ワーホリに行けばレベル3くらいにはなるイメージです。
なので英語に関しては「上達しない」と言われても無理はないですね。。。
ワーホリへ行っても英語が上達しない理由
ではなぜワーホリに行っても英語が上達しないのでしょうか?
考えられる理由は下記です。
✅ワーホリで英語が上達しない理由
- ワーホリ滞在中は仕事がメイン
- ワーホリは集中して英語を勉強しない
- ワーホリは正しく英語を勉強しているのか?
では、一つずつ解説していきます。
ワーホリ滞在中は仕事がメイン
ワーホリ生活は、英語の勉強がメインかと思われがちですが、実は滞在中のほとんどは仕事がメインです。
ワーホリへ行く方の一般的な一年の計画は、このような感じです。
▼3か月語学学校に通う
▼仕事を始める
▼仕事を辞めて都市移動?
▼別の仕事を始める or 旅行して帰国
ざっくりとしたワーホリ1年間の計画ですが見てわかる通り、3か月の語学学校へ行った以外はお仕事を中心に生活しています。
ワーホリは集中して英語を勉強しない
さきほどのワーホリ1年間の計画を見てわかるように、ワーホリが集中して英語を勉強するのは3ヶ月ほどの語学学校だけです。
その語学学校は、ほとんどの授業日程が1日4時間授業の週5日ですからそれほど長い時間勉強するわけではありません。
語学学校で英会話スキルは上達しますが、会話する周囲の学生も英語を第二言語として勉強中の方々であることも考慮する必要があります。
ワーホリは正しく英語を勉強しているのか?
そもそもワーホリに行った方は、どのように英語を勉強をしているのでしょうか?
英語上達のために正しく勉強しているのかは疑問を感じます。
ワーホリの現実としては、ネイティブスピーカーとお話する機会は多くありません。
あったとしても1日数分程度です。
英語を話せない人とネイティブスピーカーは、話が嚙み合わないですからね、、、
運よくそのような人に巡り合えたら良いですが、、、
実際、語学学校卒業後は家で文法の勉強や、ドラマなどでリスニングの勉強をしている程度です。
これらのことからわかるように、「ワーホリは海外で働く」というのがメインの目的であって、その副業的な位置づけに「英語学習」があるようです。
【関連記事】英語学習におすすめの海外ドラマ12選!
ワーホリの1年間で英語は習得できる?
有名な参考データがあります。
「米国国務省の機関FSIの調査」によると、英語を習得するために、日本人は目安として「3000時間の英語学習時間が必要」です。
日本人は高校までに、1000時間ほど英語学習をしているそうなので、残りは2000時間必要です。
あくまで3000時間は目安ですが、仮に語学学校で1日4時間x週5日=週20時間ほど勉強した場合、2000時間に到達するには2000÷20=100週=25ヶ月=約2年が必要です。
つまりワーホリの1年間では到底、「日本人の英語習得に必要な総学習時間に足りていない」ということです。
そもそも高校までに1000時間の英語学習をしたかあやしい人も多いですよね。
【関連記事】ワーホリは意味ない?経験者が語るその真実と行くべき理由
【体験談】英語が上達・話せるようになるまでの期間
自分も海外へ行った最初はワーホリでした。体験談でいうと英語が上達して自信が付いたのは、海外生活3年目の後半からです。
ワーホリ1年の終了時では、到底英語を話せるとは言えない状態でした。
海外生活2年目から行動範囲が広がり、さまざまな経験を積みました。すると英語を話す機会が増え、少しずつ上達したという感じです。
3年目以降には、思っていることを瞬発的に英語で発することができるようになりました。
リスニングはいまだに難しいと感じます。
人によって、いわゆる方言的なものや若者言葉など、言い回しが変わるので、聞き取れないときは多いです。
ワーホリが英語を上達させるためにやるべきこととは?
ここまでは、ワーホリへ行っても英語が上達しない理由について解説してきました。
ではどのようにすればワーホリ滞在中に英語を上達させられるのでしょうか?
ワーホリが英語を上達させるためにやるべきことは下記です。
✅ワーホリが英語を上達させるためにやるべきこと
- ネイティブクラスと英語で会話
- 現地で英語を話す機会を増やす
- ワーホリ渡航前から英会話を学習
ネイティブクラスと英語で会話をする
ネイティブとの会話はワーホリで海外に行く醍醐味の一つなのですが、実は1番難しいです。
その理由は、「ネイティブが話すことが聞き取れない」「何を言っているのかさっぱりわからない」からです。
つまり、レベルによっては会話が成立しないのです。
本当に「一語」でさえも聞き取れないと、相当メンタルはやられてしまうものなのですよね。。。
英語を挫折してしまう原因でもあります。。。
英語を話す機会を増やす
自分が海外生活をした経験からいうと、ワーホリはいろいろなことに挑戦した方が英語スキルは上達します。
例えば「仕事の面接を受ける」「役所で手続きをする」「家を借りる」「ビジネスを立ち上げる」「旅行会社に相談する」などなどやれることはたくさんありますね。
このときに話す英語は日常会話とは違います。
個人対お仕事で会話をするので、それなりの緊張感があり、自分自身は目的を達成するために責任ある発言をします。
わからないことをうやむやにすることもないでしょう。
ワーホリでもこのような体験はいくらでもできますし、自分次第で状況は変えられます。
ワーホリ渡航前の準備が上達のカギ
ワーホリで現地に行ってから英語の勉強を始める方もいますが、「英語を上達させたい」「ワーホリの1年を充実させたい」と考えるのなら、ワーホリ渡航前に英会話の学習始めることが上達のカギです。
みんなが思っているより、日本の「英会話学習」は遅れていて、他国の留学生の方が格段に英語が話せます。
スタートからすでに大きく遅れをとっているということです。
また、英語が話せる状態で語学学校へ行けば、高いレベルのクラスで英語を学習でき、クラスメイトとの相乗効果が期待できます。
また、ある程度英語が話せれば、仕事探しで良い結果に繋がるかもしれません。
ワーホリが英語を上達させるための一番簡単な方法
ここまで英語が上達しない理由とワーホリがやるべきことについて解説してきました。
ワーホリが英語に費やす時間が足りないことと、ネイティブと話す機会が少ないということが理解できたと思います。
ではワーホリは語学学校卒業後に、どうやって英語を勉強すれば上達するのでしょうか?
それは「適切な人にお金をかけて教えてもらう」ことです。
いうなればネイティブの「家庭教師」や「塾講師」にお金を払って教えてもらうのです。
ワーホリが語学学校を出た後に、お金をかけずに英会話を上達させようとしているから、「伸びにくい」のであって、お金をかけてネイティブにレッスンしてもらえば良いのです。
お金を払えば、相手は熱心に教えてくれますし、自分もためらうことなく質問ができますね。
家庭教師の探し方
家庭教師の探し方で、一番手っ取り早い方法は、現地で運営されている地元の掲示板です。
日本でいう「ジモティー」のようなもので、各都市にそのような掲示板があります。
自分でそのような人を「募集」しても良いですし、すでに家庭教師として掲示している人に申し込んでも良いですね。
ここでの注意点は信頼性です。話せれば誰でも良いわけではなく、ワーホリには悪い人も近づいてきます。しっかりと見極めるようにしてください。
安心できる方法は、マンツーマンレッスンの塾に通うか、知り合いのネイティブにお願いしてもよいでしょう。
【英語上達ツール】オンライン英会話
個人的にオススメしたいのは「オンライン英会話」の活用です。
オンライン英会話とは、テレビ通話を利用して海外の英会話の先生の英語レッスンが受けられるサービスです。
「せっかく海外にいるのに、、、」と思うかもしれませんが、オンライン英会話は毎日25分のマンツーマンレッスンがいつでも受けられ、レッスン料は月額で6000円~12000円程度。
仕事前後の時間を有効に活用できますし、海外の悩みを相談するカウンセリング的な役割で利用しても良いでしょう。
現地の英語アクセントの特徴やクセを聞くこともできますね。
オンライン英会話で自身をつけて、ネイティブとの会話に活かすというのも効果的な上達方法です。
オススメのオンライン英会話
オンライン英会話を提供している会社はいくつもあり、最初はどれにしようか悩むと思います。ここでワーホリの方にオススメのオンライン英会話「ネイティブキャンプ」をご紹介します。
「ネイティブキャンプ」は最速の英語習得法「カランメソッド」を採用し、キッズや初心者、旅行英会話からビジネス英語、TOEICなど幅広いジャンルをカバーする、5,000を超える無料の教材が魅力のオンライン英会話です。
世界でも累計利用者数500万人を突破し、オンライン英会話アプリダウンロード数もNo.1の実績を誇ります。
「ネイティブキャンプ」の特徴は、プレミアムプランの月額6480円でレッスン回数無制限で受講できることです。毎日継続したレッスンに加え、お仕事が休みの日に数回レッスンを受けてみると良いですね。
「ネイティブキャンプ」の特徴まとめ
・レッスン回数無制限
▶「反復学習」を気軽に行なえる環境
・世界中から集う講師陣
▶世界100ヶ国以上の様々な国籍の講師が在籍
・今すぐレッスン
▶思い立った瞬間に英会話レッスンが可能
・5,000を超える豊富なコンテンツ
・日本人スタッフのカウンセリング
1週間の無料トライアルもレッスン回数無制限です。まずは無料で試してみてください
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また、こちらの記事ではさらに詳しくオンライン英会話について解説してるので参考にどうぞ。
【英語が上達しないワーホリ】それでも行く価値とは?
ここまでワーホリが英語を上達させるための方法を紹介してきましたが、それでも「1年でペラペラに英語を話すレベル」になるには相当な努力が必要です。
そうなると「英語が話せるようにならないとワーホリは意味ないじゃん!」と思うかもしれませんね。
でも、ワーホリは英語以外にも得られるものがたくさんあるのです。その得られるものは下記です。
- ワーホリは海外で働く経験・生活する経験が積める
- 楽しい出会いがある
- ワーホリ後も継続すれば英語力はアップする
ワーホリは海外で働く経験・生活する経験が積める
基本的にはどの国でも他国籍の人が無許可で働くことは認められていませんが、ワーホリビザは入国後に自由な活動が許され、好きな業種で働くことができます。
異国の地でお金をもらって働くという経験は長い人生の中でもなかなかできることではありません。30歳以下に認められるワーホリビザの特権です。
また、海外で生活するという経験も貴重ですね。やろうと思えばいつでもできるように思いますが、日本の学校に通い、その後、社会人として生活、そして、結婚、出産などが続けば、実は人生の中でもできる機会は限られているのです。
ほかには、若いうちから海外へ出て現地で仲間を作り、仕事をして1年も生活をすれば人間的な成長が見込め、「生きていく力」が身につきます。
この経験があれば他の国にも平気で飛び込んで行くことが出来るでしょうし、自身が付くので多少の困難は乗り越えられると思います。これだけでもワーホリをした意味はありますね。
ワーホリは楽しい出会いがある
ワーホリへ行くと、語学学校や職場、コミュニティなどで多くの人と出会います。
日本で生活しているときには、会えないような人たちと異国の地で出会い、自分と同じように海外で悪戦苦闘していたら、たとえ短い期間の付き合いでも仲間意識が芽生えて親友にもなり得ます。
また、多くの人と出会うことで人生経験になりますし、人生を変える何かきっかけがあるかもしれないですね。
ワーホリ後も継続すれば英語力はアップする
ワーホリを終えて日本に帰国した後に、英語が上達していなかったら「何をしてきたの?」と周囲にいわれるかもしれませんね。
でも、ワーホリに行って勉強してきたなら、日本で継続して勉強をすればさらに英語は上達するはずです。
オンライン英会話などを活用して引き続き、英語のスキルを向上できるように頑張ってください。
オンライン英会話では、日常会話のほかに「ビジネス英語」や「TOEIC」などの試験対策もカバーしています。帰国後の目的に応じて選んでみてください。
▶ オンライン英会話の選び方!料金と特性を比較解説
今回は以上です。これからワーホリへ行こうと考えている方は、日本で充分に準備をしていきましょう。現地での生活を充実させるためにとても大切です。
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