
ワーキングホリデービザで海外留学に行きたいと考えています。おすすめの出発時期はありますか?また、出発時間によって何か違いはありますか? ワーホリ経験者の体験談が聞きたいです。
このようなお悩みを解決します。
✅本記事の内容
- 日本人が多く集まるタイミングとその弊害
- ワーホリに行くオススメの出発時期
- ワーホリ出発前に準備期間を十分に設けるべき理由
- ワーホリ前にやっておきたい英語学習
ワーキングホリデービザは、ワーホリ協定国で1年間自由に過ごせるビザです。
ワーホリビザがあれば現地で学校に行っても働いても、何もしなくてもその国での滞在が認められます。

ワーホリは毎年2万人が利用しており、その4割は大学生です。
日本のワーホリ協定国の中で、オーストラリアやカナダなどの英語圏が人気です。
何度も使えない貴重なビザで、自分の貴重な時間ですから後悔のないように過ごしたいですよね。

自分は8年間海外で生活しました。そのうち、オーストラリアとドイツでワーキングホリデーを利用しています。
オーストラリアでは多くのワーホリの方々と出会って語学学校の状況や日本人の割合、仕事の探しやすさなど色々な話を聞きました。
その経験から今回は、ワーホリへ出発する最適なタイミングについて解説していきます。
この記事を読むと、ワーホリがどのように1年間過ごすのか、どの時期が穴場なのか理解できるのでぜひ最後までご覧ください。
また2022年現在、未だ不安定な世界情勢が続いています。海外への留学を考えている方は「留学エージェント」をうまく活用して最新の情報を集め、安全な留学プランを立てましょう。
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「スマ留」なら気軽にオンラインやLINEでも留学相談ができます。
ワーホリの出発時期と重なることの弊害

日本人がワーホリに行く出発時期
では、まずワーホリを利用する日本人が多い時期と、ワーホリが現地で取る行動について解説していきます。
日本人のワーホリが多い時期は4月です。
4月は日本の年度初めで、1年の区切りの良い時期です。

1年後に進学や再就職をする方にはベストなタイミングです。
その次にワーホリが多いのは9月です。
日本の大学生が後期からの休学を利用してワーホリに来る時期です。
日本人の出発時期が重なることの弊害

ワーホリの出発時期が重なることによって以下のような弊害が起こります。
語学学校に日本人が大量発生
ワーホリの出発時期が重なると、語学学校の生徒が「日本人だらけ」になる可能性があります。

悪い学校になると、クラスの半分が日本人のケースもあるそうです。
それでは、高いお金を払って海外の語学学校に通っているのに、日本と変わらないですよね。
仕事探しの競争率が高くなる
ワーホリの出発時期が重なると、仕事探しの競争率が高くなります。


ワーホリの多くは3ヶ月ほど語学学校へ通います。学校に慣れた2~3か月目で仕事探しを始めます。
語学が未熟なワーホリができる仕事は日本食レストランなどの「飲食業」や「清掃業」です。限られた仕事に応募が殺到するので、仕事が見つけにくくなります。
日本食レストランでは、4月5月6月と徐々に応募の連絡が増えて激戦です。一方で、2月3月は人手不足なので応募はほとんどが採用になったりします。


アルバイトが足りない時期は、シフトに多く入れるのでお給料に影響してきます。
また、年末年始は日本に一時帰国するアルバイトさんが増えるので、その時期も求人募集がかかりやすいです。
語学学校に日本人が多い原因


語学学校に日本人が多い原因は、ワーホリの出発時期が重なっただけではありません。
ワーホリ希望者が日本で「同じ留学エージェント」を利用している可能性があります。
日本の留学エージェントは現地のいくつかの語学学校と業務提携しています。同じ留学エージェントを利用した場合、同じ語学学校に日本人が集まる傾向にあります。


現地で出会った日本人がみんな同じ語学学校だったのには驚きました。だいぶ偏っていたみたいです。
日本で語学学校を決めておくと安心ですが、現地の状況がわからないのは不安ですよね。自分は、現地で実際に語学学校を視察してから決めましたが、どちらが良いとは言えません。
おすすめは、いくつかの留学エージェントを頼って比較してみることです。以下の「スマ留」のようにカウンセリングが無料のエージェントがあるので是非活用してみてください。
ワーホリに行く最適なタイミング


ワーホリの出発時期と重なることの弊害について解説してきました。では、ワーホリに行く最適なタイミングはいつなのでしょうか?
結論から言うと、「4月」を除いた時期です。広めに見ると4~6月までを除いた時期です。
上記以外のタイミングで行くことをお勧めします。
では、4~6月を外したタイミングでワーホリに行くとどのようになるのか少しシュミレーションしてみたいと思います。
7月にワーホリに出発


4~6月のピークを外した7月にワーホリに出発してみます。


7月なら4月に来たワーホリは語学学校を卒業しています。
7月から3ヶ月通ったとして10月になります。
9月の中間期にワーホリに出発


9月は大学生が多く集まる時期です。
でも、エージェントと語学学校さえ間違えなければ4月ほど日本人が多くなることはないと思います。
9月から3ヶ月通ったとして12月の年末になります。
1月の年始にワーホリに出発


年末年始は語学学校がお休みなので、年始を1~2週間を過ぎた辺りからワーホリは増え始めます。


自分もこの時期に行きました。
日本人は、1~3月の休みを利用した大学生が一部いるくらいでそれほど多くありません。
お仕事の応募者も少ないので狙い目です。
季節を考慮してワーホリに出発


ワーホリに行くときは、季節も考慮しておきたいですね。
ワーホリに人気のある国「オーストラリア」は、1~3月が夏の楽しい季節です。そこから徐々に気温が下がっていき、6~8月にかけてとっても寒いです。


ワーホリに人気の都市メルボルンは最低で5度かそれ以下になります。
ワーホリで都市移動を考えている方は、暖かい時期にメルボルンに滞在して、寒くなったらブリスベン方面へ北上したりしています。
また、ファームは、夏に向けた時期の9月以降から仕事が増える傾向にあります。


ワーホリに来た4月組・7月組にはちょうど良いかもしれません。
裏技?住民税発生前に出発


住民税に関連したちょっとした裏技です。
日本の住民税は、前年度の収入に応じて「1月1日の住民票の住所」に基づいて課税されます。
そして、1月1日に住民票が国内にない場合は住民税は非課税となります。
つまり、3月で退職して4月からワーホリへ行く場合は課税対象となりますが、11月まで仕事をして12月にワーホリへ行った場合は課税されないということです。
なので、年始に出発するよりも、年末に出発した方が出費を抑えることができます。
日本での準備期間とワーホリ出発時期


ここまではワーホリに日本人が多い時期とワーホリに行く最適なタイミングについて解説してきました。
多くの方は年度末の3月で区切り、翌1年間でワーキングホリデーをするようです。ですが、ワーホリ出発前には必ず準備期間を設けるようにしてください。


ワーホリ前にどのような英語学習をするかで現地での生活が大きく変わってきます!
ワーホリ出発前に必ず準備期間を設ける


ワーホリ前の準備期間に英語学習をすると、現地で大幅な英語力アップが期待できます。
英語力が上がれば、現地で就ける仕事にも幅が広がります。もし、ローカルのお仕事で働ければ給料もいいですし、さらなる英語力アップにもつながります。
準備期間を設けられないという方は、ワーホリへ出発する1年前からコツコツと英語学習を続けましょう。
ワーホリ前にやるべき英語学習


ワーホリ前の英語学習ではまず以下のことから始めましょう。
✅ワーホリ前の英語学習でまずやるべきこと
- 自分の英語力を理解する
- 目的・目標・期間を再確認
- リスニングとスピーキングの強化
ワーホリ前の英語学習ではまず自分の英語力を理解し、目的・目標・期間を再確認しましょう。目標とする具体的な英語レベルを設定し、そこから逆算して留学前の英語学習プランを作成します。
日本人は圧倒的に”リスニング”と”スピーキング”が苦手なので、そこは重点的に鍛えましょう。
また、実践的な英会話学習のために、留学前でもオンライン英会話の活用を選択肢の一つとして考えておくべきです。無料体験レッスンだけでも良い実戦経験になります。
ワーホリ前にオンライン英会話で事前学習


オンライン英会話とは、Skypeなどの通話無料ソフトを使って、オンラインで英会話のレッスンを受ける英会話学習スタイルのことです。
いつでもどこでも受講できる英会話のマンツーマンレッスンと英会話スクールに比べて授業料が安いのが魅力。料金相場は「月額5,000〜10,000円程度」です。
選ぶ際はまず以下のうち5社以上を体験し、無料体験レッスンだけで1~2週間楽しんだうえで、自分にもっとも合ったオンライン英会話を選びましょう。
✅ワーホリ前にオススメのオンライン英会話
オンライン英会話 | 料金 | 無料体験 | 特徴 |
---|---|---|---|
DMM英会話 | 月額6,480円 | 2回 | 世界120ヶ国以上の講師 |
レアジョブ | 月額6,380円 | 2回 | 業界No.1、会員数80万人 |
ネイティブキャンプ | 月額6,480円 | 7日間無料 | レッスン回数無制限 |
Kimini英会話 | 月額6,028円 | 10日間無料 | 平日プラン月額4,378円〜 |
EFイングリッシュライブ | 月額8,910円 | 7日間無料 | 世界各国の生徒とグループレッスン |
QQEnglish | 月額10,468円 | 2回 | カランメソッド正式認定校 |
産経オンライン英会話Plus | 月額6,380円 | 4回 | 産経グループが運営 |
Weblio英会話 | 月額5,478円 | 1回 | 全国の中学・高校で実績多数 |
人気があるのが業界トップの実績を誇る「レアジョブ」「DMM英会話」。無料体験が充実しておすすめなのはレッスン回数無制限の「ネイティブキャンプ」と学研が運営する「Kimini英会話」です。
そのほか、「EFイングリッシュライブ」はグループレッスンに特化しており、これから留学する予定の方にはおすすめです。
留学前にやるべき英語学習とオンライン英会話については以下の記事でさらに詳しく解説しています。
【ワーホリの出発時期と最適なタイミング】まとめ
最後に、「ワーホリに行けるタイミング」は大事にしてください。
考えすぎてワーホリに行けるタイミングを逃すと、ワーホリ自体に行けなくなることがあります。
情報を集めることも大切ですが、情報を入れすぎて行動力が鈍くならないようにしてください。


「この1年しか行ける期間がない」というのならその期間に行くべきです。
もし、その時期に行くことのデメリットがあるなら回避できる方法を模索してください。
例えば、4月で日本人が多い時期なら、日本人に人気のない都市や国に行く方法もあります。 数か月後、そこから都市移動しても良いです。


ワーホリは半年でやめてもいいですし、学生ビザに切り替えるという方法もあります。
また、日本のワーホリ協定国はたくさんあるので、各国を転々しても良いですね。英語圏ならオーストラリア・カナダ・ニュージーランド・イギリスがあります。
とりあえず最初は留学エージェントに相談してみてください。
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