『ズートピア』は、2016年に公開されたディズニーのアニメーション映画です。英語の原題も Zootopia。映画の舞台となるのは、さまざまな動物が暮らす大都会 Zootopiaです。
そこには、サハラ砂漠をイメージした Sahara Square、寒冷地の Tundratown、小さな動物たちが暮らす Little Rodentia など、動物の特徴を生かした街が広がっています。
また、警察組織の ZPD(Zootopia Police Department)、ナマケモノが働く DMV、「捕食者」を意味する predator、「被食者」を意味する prey など、作品の世界観やテーマと結びついた英語も数多く登場します。
ここでは『ズートピア』の英語タイトル、英語版の視聴方法、キャラクター名、場所・世界・用語、作品に関連する英語表現、劇中の曲までまとめて紹介します。
『ズートピア』の英語タイトルは?
『ズートピア』の英語タイトルは Zootopia です。Zoo(動物園) と Utopia(理想郷) を組み合わせた作品独自の名前になっています。
zoo=動物園
utopia=理想郷・理想的な社会
つまり、さまざまな動物が一緒に暮らす「理想的な動物の都市」というイメージです。映画の中では「どんな動物でも、何にでもなれる」という理想を掲げる大都市として描かれます。
なお、英語圏では地域によってタイトルが Zootopia ではなく Zootropolis になっている場合があります。Disney+の英国版などでは Zootropolis と表示されています。
『ズートピア』の英語版はどこで見られる?
映画『ズートピア』を英語音声・英語字幕で楽しむなら、
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言語 : 英語, 日本語
字幕 : 英語, 日本語
販売元 : ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
『ズートピア』の主要キャラクター英語名

『ズートピア』の主要キャラクターは、英語では次のように表記されます。
| 日本語名 | 英語表記 |
|---|---|
| ジュディ・ホップス | Judy Hopps |
| ニック・ワイルド | Nick Wilde |
| ボゴ署長 | Chief Bogo |
| クロウハウザー | Clawhauser |
| ベンジャミン・クロウハウザー | Benjamin Clawhauser |
| ベルウェザー副市長 | Dawn Bellwether |
| ライオンハート市長 | Mayor Lionheart |
| フラッシュ | Flash |
| フィニック | Finnick |
| ガゼル | Gazelle |
| Mr.ビッグ | Mr. Big |
| ボニー・ホップス | Bonnie Hopps |
| スチュー・ホップス | Stu Hopps |
| デューク・ウィーゼルトン | Duke Weaselton |
| オッタートン夫人 | Mrs. Otterton |
| ヤックス | Yax |
主人公はウサギの Judy Hopps、相棒となるキツネが Nick Wilde。
キャラクター名にも動物を連想させる英語が使われているものがあります。
たとえば Wilde は wild(野生の) を連想させる名前。
Bellwether はもともと「群れを先導する羊につける鈴」などを意味する英語で、
ベルウェザーというキャラクターの動物や役割を考えると興味深い名前です。
また、Clawhauser は claw(爪) を含む名前で、
チーターのクロウハウザーらしい遊び心のある名前になっています。
『ズートピア』の場所・世界・用語の英語

『ズートピア』の魅力の一つが、動物たちの特徴に合わせて作られた街と、それを表す英語です。
| 日本語 | 英語・原語 |
|---|---|
| ズートピア | Zootopia |
| ズートピア警察署 | Zootopia Police Department(ZPD) |
| 大都市 | metropolis |
| サハラ・スクエア | Sahara Square |
| ツンドラ・タウン | Tundratown |
| リトル・ローデンシア | Little Rodentia |
| バニーバロウ | Bunnyburrow |
| 自動車管理局 | DMV |
| 警察官 | police officer / cop |
| 警察署長 | police chief |
| 捜査 | investigation |
| 事件 | case |
| 証拠 | evidence |
| 容疑者 | suspect |
| 捕食者 | predator |
| 被食者 | prey |
| 哺乳類 | mammal |
| 種・生物種 | species |
| 詐欺師 | con artist / scam artist |
| 偏見 | prejudice / bias |
| 固定観念 | stereotype |
| 野生化する | go savage |
大都市|metropolis
Zootopiaを説明するときに知っておきたいのが metropolis。意味は「大都市」「巨大都市」。
city よりも規模の大きな都市をイメージさせる言葉で、映画の「さまざまな動物が集まる巨大都市」という設定にぴったりです。
ズートピア警察署|Zootopia Police Department
ズートピアの警察組織は Zootopia Police Department。略して ZPD と呼ばれます。
police department=警察署・警察組織という意味なので、
ZPD=Zootopia Police Departmentとなります。ジュディが警察官として働く場所であり、映画の事件捜査の中心となる組織です。
バニーバロウ|Bunnyburrow
ジュディの故郷が Bunnyburrow。
bunny=うさぎ
burrow=動物が掘った穴・巣穴
なので、「ウサギの巣穴の町」というイメージです。
burrow は動物が地面に掘った穴や住みかを表す言葉なので、ウサギの故郷の名前として非常に分かりやすい英語になっています。
捕食者|predator
『ズートピア』のテーマを理解するうえで重要な英語が predator。意味は「捕食者」。肉食動物など、他の動物を捕食する側を指します。
映画では、動物の種類による先入観や偏見が大きなテーマになっており、predator と後述する prey が重要な対比になっています。
被食者|prey
prey は「捕食される動物」「獲物」。つまり、
predator=捕食する側
prey=捕食される側
という対比になります。
ズートピアでは「捕食者と被食者」という動物界の関係を、人間社会における偏見や差別の問題に重ねています。
哺乳類|mammal
ズートピアの住民を表現するときに使われるのが mammal。意味は「哺乳類」。
mammal city=哺乳類の都市 のような表現が可能です。
Disney公式でもZootopiaを mammal metropolis と表現しているため、作品の世界観を説明する際に知っておきたい単語です。
種・生物種|species
「動物の種類・生物種」を表す英語が species。
『ズートピア』では、ウサギ、キツネ、チーター、ナマケモノなど、さまざまな動物が同じ社会で暮らしています。
そのため、作品について英語で説明するときに different species(異なる種)という表現がよく合います。
詐欺師|con artist / scam artist
ニックを表す重要な言葉が con artist。意味は「詐欺師」。
con は「詐欺」、artist は「芸術家」ですが、ここでは「詐欺のプロ」という意味になります。
scam artist も「詐欺師」という意味で使われます。
ニックは単なる悪役ではなく、ジュディと組んで事件を解決することになるため、con artist という最初の肩書きが、物語の変化を理解するうえでも重要です。
偏見|prejudice / bias
『ズートピア』のテーマを語るうえで重要なのが prejudice と bias。
prejudice=偏見・先入観
bias=偏り・偏見
どちらも「偏見」と訳せますが、使われ方には少し違いがあります。
prejudice は、ある人や集団に対してあらかじめ持っている否定的な判断や先入観を表すことが多い言葉。
一方、bias は判断や扱いに偏りがあることを表します。
動物の種類によって相手を決めつけてしまう『ズートピア』の世界を説明するときに、どちらも重要な単語です。
固定観念|stereotype
stereotype は「固定観念」「ステレオタイプ」。
「キツネはずる賢い」「ウサギは弱い」といった、ある集団に対して「こういうものだ」と決めつける考え方を指します。
『ズートピア』は動物の性質を利用したジョークを大量に盛り込みながら、同時に「動物だからこうだ」と決めつけることの危うさも描いています。
そのため stereotype は、この映画を語るうえで非常に重要な英語です。
『ズートピア』に関連する英語表現
『ズートピア』には、警察の捜査、詐欺、偏見、夢を追うこと、相手を信じることなど、ストーリーと結びついた英語表現があります。
| 英語表現 | 意味 |
|---|---|
| crack a case | 事件を解決する |
| solve a case | 事件を解決する |
| investigate a case | 事件を捜査する |
| track someone down | 人を追跡して見つけ出す |
| question a suspect | 容疑者を尋問する |
| gather evidence | 証拠を集める |
| go undercover | 潜入捜査する・身分を隠す |
| catch someone in the act | 現場を押さえる |
| pull a con | 詐欺を働く |
| con someone | 人をだます |
| get away with | ~をしても罰を受けずに済む |
| judge someone by appearances | 見た目で人を判断する |
| prove someone wrong | 誰かの間違いを証明する |
| live up to expectations | 期待に応える |
| prove oneself | 自分の能力を証明する |
| chase one’s dream | 夢を追う |
| follow one’s dream | 夢を追いかける |
| give someone a chance | 誰かにチャンスを与える |
| trust someone | 誰かを信頼する |
| work together | 協力する |
crack a case|事件を解決する
警察が事件を解決する場面で使われるのが crack a case。ここでの crack は「ひびを入れる」ではなく、「難しい問題を解決する」という意味。
そのため、crack a case=事件を解決するとなります。
track someone down|人を追跡して見つけ出す
track someone down は「人を追跡して見つけ出す」。
track=追跡する・跡をたどる
down=最後まで
というイメージから、「探し続けて最終的に見つける」というニュアンスになります。行方不明者や容疑者を探す刑事ドラマなどでも頻繁に登場する表現です。
『ズートピア』のような捜査ものとの相性が非常に良い表現です。
go undercover|潜入捜査する
go undercover は「身分を隠して潜入する」。
undercover は「秘密裏の」「身分を隠した」という意味です。
警察官が別人になりすまして犯罪組織などに潜入する場合に使われます。
ズートピアの世界では、続編でもジュディとニックが潜入捜査を行う展開があり、シリーズを通して使いやすい表現です。
pull a con|詐欺を働く
ニックの過去を表現するなら pull a con。pull a con=詐欺を働く というカジュアルな表現です。con artist=詐欺師 とセットで覚えると、ニックのキャラクターを英語で説明しやすくなります。
get away with|~をしても罰を受けずに済む
get away with ~ は、「悪いことをしても罰を受けずに済む」という意味。単純に「逃げる」という get away とは少し違います。
たとえば、get away with lying=嘘をついても罰を受けずに済む のように使います。詐欺師として生きてきたニックを語るときにも使いやすい表現です。
prove oneself|自分の能力を証明する
prove oneself は「自分の能力を証明する」。ジュディは「ウサギ初の警察官」として、周囲から認められるために努力します。
そのため、prove oneself=自分の実力を証明する はジュディの物語を表すのにぴったりの表現です。
live up to expectations|期待に応える
live up to expectations は「期待に応える」。
live up to ~=~に恥じない・~の期待に応える
expectation=期待
という表現です。「ウサギの警察官」という自分への期待や周囲の評価をめぐるジュディの葛藤を説明するときにも使えます。
chase one’s dream|夢を追う
ジュディの物語を象徴する表現が chase one’s dream。「夢を追う」という意味です。
chase=追いかける
dream=夢
なので、文字通り「夢を追いかける」。
Disney+公式でも、ジュディは「立派な警察官になって、世界をよりよくする」という夢を叶えるためにZootopiaへやって来た人物として紹介されています。
『ズートピア』の英語の名言・セリフ

『ズートピア』の英語版では、物語のテーマと結びついた表現が多く登場します。
ジュディ・ホップス(Judy Hopps)の英語セリフ
| 英語セリフ | 日本語 |
|---|---|
| “Anyone can be anything!” | 「誰だって何にでもなれる!」 |
| “I’m not a bunny cop.” | 「私はただのウサギの警官じゃない」 |
| “I came here to make a difference.” | 「私はここに変化を起こすために来たの」 |
| “I can only do what I can do.” | 「私にできることをするしかない」 |
| “I don’t want to be a cop anymore.” | 「もう警察官になりたくない」 |
ジュディを象徴するのが、“Anyone can be anything!”という言葉です。
anyone = 誰でも、anything = 何でも。
非常にシンプルな英語ですが、「どんな動物でも、自分のなりたいものになれる」というズートピアの理想を表しています。
また、I came here to make a difference.「私はここに変化を起こすために来た」も重要です。ジュディが警察官になることを夢見て努力してきたこととも結びつく表現です。
ニック・ワイルド(Nick Wilde)の英語セリフ
| 英語セリフ | 日本語 |
|---|---|
| “You know you can only be what you are.” | 「自分は自分でしかないんだよ」 |
| “It’s called a hustle, sweetheart.” | 「これは詐欺っていうんだよ、お嬢ちゃん」 |
| “You know, it’s pretty cool that you’re a cop.” | 「君が警官だっていうのは、結構すごいことだよ」 |
| “I’m not a bad guy.” | 「俺は悪いやつじゃない」 |
| Never let them see that they get to you. | 「傷ついてたら負けだぞ」 |
ニックの英語では、It’s called a hustle.に注目です。
hustle は文脈によって意味が大きく変わりますが、ここでは「人をだまして金を取るような商売・詐欺まがいの手口」という意味。
ニックは自分のことを hustler 的な存在として扱っており、軽口を叩きながら相手を煙に巻くキャラクターです。
ボゴ署長(Chief Bogo)の英語セリフ
| 英語セリフ | 日本語 |
|---|---|
| “You’re a rookie.” | 「お前は新人だ」 |
| “This is not the time to make a name for yourself.” | 「自分の名を上げようとする時ではない」 |
| “You have to be realistic.” | 「現実的にならなければならない」 |
| “You know what? I’m not going to let you do this.” | 「分かった。お前にそんなことはさせない」 |
ボゴ署長のセリフでは、make a name for yourself = 名を上げる、名声を得るが面白い表現です。
「自分の名前を世間に知られるようにする」
→「名を上げる」という意味になります。
クロウハウザー(Clawhauser)の英語セリフ
| 英語セリフ | 日本語 |
|---|---|
| “Flash is the fastest guy in there.” | 「フラッシュはあの中で一番速いんだ」 |
| “I love Bunnies!” | 「ウサギ大好き!」 |
| “Oh. My. Gosh!” | 「まあ!なんてこと!」 |
クロウハウザーは明るくフレンドリーなキャラクターなので、英語もかなりくだけています。
Oh my gosh! は驚きや興奮を表す表現で、Oh my God! を少し柔らかくした言い方としてもよく使われます。
『ズートピア』を代表する英語セリフ
| 英語セリフ | 日本語 |
|---|---|
| “Anyone can be anything!” | 「誰だって何にでもなれる!」 |
| “I came here to make a difference.” | 「私はここに変化を起こすために来たの」 |
| “It’s called a hustle, sweetheart.” | 「これは詐欺っていうんだよ、お嬢ちゃん」 |
| “You’re a rookie.” | 「お前は新人だ」 |
| “Oh. My. Gosh!” | 「まあ!なんてこと!」 |
『ズートピア』では、「自分を証明する」「相手を理解する」「社会の中で居場所を見つける」といったテーマにつながる英語表現が多く登場します。
特に Anyone can be anything! は、英語としては簡単ですが、作品のタイトルや世界観と一緒に覚えると非常に印象に残るフレーズです。
”Life’s a little bit messy. We all make mistakes.
No matter what type of animal you are, change starts with you.”
人生は少し面倒なもので、みんな間違いを犯すもの。
あなたがどんな動物だろうと、変化はあなたから始まるものなのよ。
”It’s not about how badly you want something.
It’s about what you are capable of!”
お前がどれだけ何かを求めているかが問題なんじゃない。
お前が何ができるかが問題なんだ。
I was ignorant, and irresponsible, and small-minded.
But predators shouldn’t suffer because of my mistakes. I have to fix this.
私は無知で、無責任で、視野が狭かったの。
でも私のミスで捕食者たちが苦しむべきじゃないわ。このミスは正さないといけないの。
Are you saying that because he’s a sloth he can’t be fast?
I thought in Zootopia, anyone could be anything.
ナマケモノだからって早くないとでも言うのか?
ここはズートピアだぞ。誰でもなんでもできるはずだ。
Look inside yourself and recognize that change starts with you.
It starts with me. It starts with all of us.
心を見つめて、世の中を変えるにはまずあなたから。
そして私から。すべての動物からです。
- It feels good to be appreciated.
「感謝されるのって気持ちいいわね」 - Let me know what you find.
「分かったことを教えてね」 - Sorry, coming through.
「すみません。通りま~す」 - We’re real proud of you, Judy.
「自慢の娘だよ、ジュディ」
『ズートピア』の劇中の曲・音楽

『ズートピア』を象徴する曲として知られているのが Try Everything。
歌っているのは、作品内でも人気歌手として登場する Gazelle(ガゼル)。歌声を担当しているのは歌手のShakiraです。Disney公式でもShakiraがGazelleを演じ、楽曲 Try Everything を歌うことが紹介されています。
Try Everything|トライ・エヴリシング
Try Everything は「何でも挑戦する」「何にでも挑戦してみる」といった意味。
try=試す・挑戦する
everything=すべて・何もかも
というシンプルな組み合わせです。この曲は、夢を諦めず挑戦するジュディの物語と非常に強く結びついています。
そのため Try Everything は、単なる劇中歌というより、『ズートピア』全体のテーマを象徴するタイトルとして見ることができます。
『ズートピア』の英語まとめ
『ズートピア』の英語タイトルは Zootopia。Zoo と Utopia を組み合わせたような作品独自の名前で、さまざまな動物が暮らす理想都市を表しています。
作品には ZPD、Monstropolis、Sahara Square、Tundratown、Little Rodentia、DMV など、動物たちの世界を知るための特徴的な英語が登場します。
また、predator、prey、species、prejudice、bias、stereotype など、作品のテーマである偏見や先入観に関係する英語も重要です。
ジュディとニックの捜査を表す crack a case、track someone down、go undercover、ニックの過去と関係する con artist、pull a con、ジュディの夢を表す prove oneself、chase one’s dream なども、『ズートピア』ならではの英語として覚えておきたい表現です。
『ズートピア』を英語で調べるときは、タイトルやキャラクター名だけでなく、動物たちが暮らす街の名前、警察や事件捜査に関する用語、そして作品が描く「偏見」というテーマまで見ていくと、映画の世界をより深く知ることができます。
『ズートピア』はDisney+で配信されているため、英語音声や字幕に対応している場合は、作品を実際に英語版で確認することもできます。




