『マダガスカル』は、ニューヨークのセントラルパーク動物園で暮らしていたライオンのアレックス、シマウマのマーティ、キリンのメルマン、カバのグロリアが、動物園を離れて大自然の中へ飛び出してしまう2005年公開のCGアニメーション映画です。
英語の原題は日本語と同じ Madagascar。
作品では、動物園を意味する zoo、野生を意味する wild、ジャングルを意味する jungle のほか、escape、survive、shipwrecked、predator、prey、herd、pack、zoo animal など、動物や大自然に関する英語が数多く使われます。
ここでは、『マダガスカル』の英語タイトル、英語版の視聴方法、主要キャラクターの英語名、動物やジャングルに関する英語、作品に関連する英語表現、劇中の音楽について紹介します。
『マダガスカル』の英語タイトルは?
『マダガスカル』の英語タイトルは、Madagascarです。
Madagascar=マダガスカルで、アフリカ大陸の東側に位置する島国の名前です。
『マダガスカル』の英語版はどこで見られる?
映画『マダガスカル』は、動画配信サービスのU-NEXTで視聴できますが、
英語音声&日本語字幕のみです。
英語字幕で楽しみたい方は、英語版DVD・Blu-rayの利用となります。「お気に入りの作品として手元に残したい」という方にもおすすめ。英語学習にも適しています。
『マダガスカル』の主要キャラクター英語名
『マダガスカル』の主要キャラクターは、英語では次のように表記されます。
| 日本語名 | 英語表記 |
|---|---|
| アレックス | Alex |
| マーティ | Marty |
| メルマン | Melman |
| グロリア | Gloria |
| キング・ジュリアン | King Julien |
| モーリス | Maurice |
| モート | Mort |
| スキッパー | Skipper |
| コワルスキー | Kowalski |
| リコ | Rico |
| プライベート | Private |
| フィル | Phil |
| メイソン | Mason |
| フォッサ | Fossa |
『マダガスカル』の動物・場所・世界の英語
『マダガスカル』では、動物園と大自然という対照的な環境が登場します。
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| マダガスカル | Madagascar |
| ニューヨーク | New York |
| セントラルパーク | Central Park |
| 動物園 | zoo |
| 動物 | animal |
| 野生 | wild |
| 野生動物 | wildlife |
| ジャングル | jungle |
| 島 | island |
| 海 | ocean |
| 海岸 | beach |
| 自然 | nature |
| 大自然 | wilderness |
| ライオン | lion |
| シマウマ | zebra |
| キリン | giraffe |
| カバ | hippopotamus / hippo |
| キツネザル | lemur |
| ペンギン | penguin |
| フォッサ | fossa |
| 群れ | herd / pack |
| 捕食者 | predator |
| 獲物 | prey |
lemur|キツネザル
マダガスカルを代表する動物の一つが lemur=キツネザルです。
King Julien、Maurice、Mortたちもこの仲間です。
マダガスカル島はキツネザル類の生息地として知られているため、作品の世界観を表す重要な動物です。
fossa|フォッサ
作中でキツネザルたちを脅かす存在が fossa。英語でも fossa と呼ばれます。
マダガスカル固有の肉食性哺乳類で、キツネザルを捕食する動物として知られています。
作品では、単なる「モンスター」ではなく、マダガスカルの自然界に実際に存在する動物がモデルになっています。
prey|predator
prey=捕食される動物・獲物という意味。
predator=捕食者
prey=獲物
という対になる単語です。動物や自然界について英語で話すときに非常によく使われます。
『マダガスカル』に関連する英語表現
『マダガスカル』では、動物園から逃げ出したり、自然の中で生きようとしたりする場面が多いため、「逃げる」「慣れる」「生き残る」といった英語表現が作品とよく結びつきます。
| 英語表現 | 意味 |
|---|---|
| get away | 逃げる・逃れる |
| break out | 脱出する |
| run away | 逃げる |
| escape from | ~から逃げる |
| survive in the wild | 野生で生き残る |
| get used to | ~に慣れる |
| adapt to | ~に適応する |
| find a way | 方法を見つける |
| look after | ~の世話をする |
| take care of | ~の世話をする |
| get lost | 道に迷う |
| come back | 戻ってくる |
| go back | 帰る・戻る |
| go wild | 大騒ぎする・野生化する |
| calm down | 落ち着く |
| fit in | 周囲に馴染む |
| get along with | ~とうまくやる |
| stick together | 一緒に行動する・団結する |
stick together|一緒に行動する・団結する
stick together=一緒に行動する・離れずにいるという表現。
stick=くっつくという意味から、「互いに離れずに一緒にいる」というイメージになります。
Alex、Marty、Melman、Gloriaの4頭の関係を表すのにも合う表現です。
go wild|大騒ぎする・野生化する
go wild=大騒ぎする・熱狂するという表現。
文字通りなら「野生になる」ですが、人について使うと、「大興奮する」「大騒ぎする」という意味になることがあります。
wild=野生という単語を使った、作品らしい表現の一つです。
『マダガスカル』の名言・英語セリフ
『マダガスカル(Madagascar)』では、Alex、Marty、Gloria、Melmanの掛け合いに、くだけた口語表現やジョークが数多く登場します。
特にMartyの自由を求める言葉、Alexの「野生」に目覚めていく場面、King Julienの独特な英語表現は、この作品ならではの面白さがあります。
アレックス(Alex)の英語セリフ
| 英語 | 日本語訳 |
|---|---|
| “I’m the king of New York!” | 「俺はニューヨークの王だ!」 |
| “I feel good. Feel like a king again.” | 「気分がいい。王に戻った気分だ」 |
| “I’m the cat!” | 「俺がネコだ!」 |
| “Let’s go wild!” | 「野生に行こうぜ!」 |
| “This is my territory!” | 「ここは俺の縄張りだ!」 |
Alexは動物園ではスターとして扱われていますが、Madagascarに来てから「自分は本当に何者なのか」を意識するようになります。
go wild は「野生化する」という意味だけでなく、「大騒ぎする」「思い切り楽しむ」という意味でも使われます。Alexが野生の環境で興奮する場面にぴったりの表現です。
また、territory は「領域」「縄張り」。動物が自分の縄張りを守る場合にも、人間が「自分の領域」として何かを表現する場合にも使えます。Alexがフォッサを追い払う場面では、まさに動物としてのterritoryという意味になります
マーティ(Marty)の英語セリフ
| 英語 | 日本語訳 |
|---|---|
| “If a zebra’s in the zone, leave him alone.” | 「シマウマが夢中になっているときは、そっとしておいてくれ」 |
| “Did you ever think that there might be more to life than steak, Alex?” | 「ステーキ以外にも人生には何かあると思ったことはないか?」 |
| “This place is crackalacking!” | 「ここは最高にイケてる!」 |
| “I could hang here.” | 「ここなら住めそうだ」 |
| “Take it easy!” | 「落ち着け!」 |
Martyは「動物園の暮らしだけがすべてではない」と考えているキャラクターなので、There might be more to life than ~ という表現が印象的です。
more to life than ~ は「人生には~以上のものがある」という意味。単純に「~より多い」という比較ではなく、「人生にはもっと大切なものがある」というニュアンスで使われます。
I could hang here. の hang は「吊るす」ではなく、ここでは「ぶらぶらする」「その場に居続ける」という口語表現です。
グロリア(Gloria)の英語セリフ
| 英語 | 日本語訳 |
|---|---|
| “Let’s just be civil.” | 「まあ、冷静に話しましょう」 |
| “Don’t make me come up there.” | 「そこまで私を行かせないでよ」 |
| “Let’s just talk about it like adults.” | 「大人らしく話しましょう」 |
| “It’s not people. It’s animals.” | 「人間じゃない。動物よ」 |
| “Got my boy back!” | 「私の仲間が戻ってきた!」 |
be civil は「礼儀正しくする」「冷静に話す」という意味。単に be nice とするよりも、「感情的にならず、ちゃんと話し合おう」というニュアンスがあります。
また、like adults は「大人らしく」。talk about it like adults は「子どものように騒がず、大人として話し合う」という意味になります。
メルマン(Melman)の英語セリフ
| 英語 | 日本語訳 |
|---|---|
| “It’s gas.” | 「ガスだよ」 |
| “I often doze off while I’m getting an MRI.” | 「MRIを受けているとき、よく寝ちゃうんだ」 |
| “I feel nauseous.” | 「吐き気がする」 |
| “California animals. Dude.” | 「カリフォルニアの動物だ。マジかよ」 |
| “They are cute from a reasonable distance.” | 「十分な距離を取ればかわいいよ」 |
Melmanは何かにつけて体調を気にするため、nauseous(吐き気がする)や doze off(うとうとする)など、少し変わった日常表現が出てきます。
doze off は、完全に「寝る」というより「うとうとして眠りに落ちる」というニュアンス。fall asleep よりも軽い感じがあります。
また from a reasonable distance は「適度な距離から見れば」。Melmanらしい慎重な言い回しです。
キング・ジュリアン(King Julien)の英語セリフ
| 英語 | 日本語訳 |
|---|---|
| “Welcome, giant pansies!” | 「ようこそ、巨大な臆病者たち!」 |
| “Please feel free to bask in my glow!” | 「どうぞ私の輝きを浴びてくれ!」 |
| “All hail the New York Giants!” | 「ニューヨーク・ジャイアンツ万歳!」 |
| “Shame on you!” | 「恥を知れ!」 |
| “I am very clever king.” | 「私はとても賢い王だ」 |
Julienの英語は大げさで、自分を王として扱わせようとするところが特徴です。
feel free to ~ は「遠慮なく~してください」。一方、bask in ~ は「~を浴びる」「~を満喫する」という少し文学的な表現です。bask in my glow は「私の輝きを浴びる」という、Julienのナルシストぶりを表した面白い言い回しです。
また All hail ~! は「~万歳!」「~を称えよ!」という古風で大げさな表現。ここではNew York Giantsという言葉を使ったジョークになっています。
『マダガスカル』を代表する英語セリフ
| キャラクター | 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|---|
| Alex | “I’m the king of New York!” | 「俺はニューヨークの王だ!」 |
| Alex | “Let’s go wild!” | 「野生に行こうぜ!」 |
| Marty | “There might be more to life than steak.” | 「人生にはステーキ以上のものがあるかもしれない」 |
| Marty | “I could hang here.” | 「ここなら住めそうだ」 |
| Gloria | “Let’s just be civil.” | 「まあ、冷静に話しましょう」 |
| Melman | “I feel nauseous.” | 「吐き気がする」 |
| Julien | “Please feel free to bask in my glow!” | 「どうぞ私の輝きを浴びてくれ!」 |
『マダガスカル』は、go wild、more to life than ~、hang here、be civil、doze off、feel free to ~、bask in ~など、普通の英語教材ではあまりまとまって登場しない口語表現や言い回しが多い作品です。
特に There might be more to life than steak. は、単なるギャグではなく、Martyが「今の生活以外の世界を見てみたい」と考えていることを表しています。作品のテーマと英語表現がうまく重なっているセリフです。
『マダガスカル』の英語まとめ
『マダガスカル』の英語タイトルは日本語と同じ Madagascar。2005年公開の第1作では、セントラルパーク動物園で暮らしていた Alex、Marty、Melman、Gloria が大自然へ飛び出します。
英語では zoo、wild、jungle、wilderness、lemur、fossa、predator、prey など、動物や自然に関する単語が重要です。また、get away、break out、survive in the wildなど、作品の展開やキャラクター同士の関係に結びつく表現も多く登場します。
さらに、King Julienの King=王、ペンギンの Skipper=船長、Private=二等兵 など、キャラクター名そのものに英単語の意味が隠れている点も面白いところです。
そして『マダガスカル』を象徴する曲が I Like to Move It。「体を動かす・踊る」という意味にもつながるタイトルで、作品のコミカルで陽気な雰囲気を代表する楽曲になっています。
英語版の映画『マダガスカル』は以下のDVDで英語字幕・英語音声で視聴できます。




