『レミーのおいしいレストラン』は、料理の才能を持つネズミのレミーが、パリのレストランを舞台に料理人としての夢を追いかけるディズニー&ピクサーのアニメーション映画です。
英語のタイトルは Ratatouille。ratatouille=ラタトゥイユはフランス料理の名前です。
映画の舞台であるフランス・パリや料理の世界を反映したタイトルになっています。
作品には、chef、cook、cuisine、culinary、ingredient、recipe、dish、seasoning、gourmet、critic、review、restaurant、kitchen、sous-chef など、料理やレストランに関連する英語が数多く登場します。
ここでは、『レミーのおいしいレストラン』の英語タイトル、英語版の視聴方法、主要キャラクターの英語名、場所・世界・料理用語、関連する英語表現、劇中の音楽について紹介します。
『レミーのおいしいレストラン』の英語タイトルは?
『レミーのおいしいレストラン』の英語タイトルは Ratatouille(ラタトゥイユ) です。
フランス南部のプロヴァンス地方(ニース)を発祥とする伝統的な野菜の煮込み料理「ラタトゥイユ」の名前がそのままタイトルになっています。
英語での発音は「ラタトゥーイ(/ˌrætəˈtuːi/)」に近く、ポスターや予告編などでは発音ガイドとして 「Rat-a-too-ee」 と表記されていました。
Ratatouille のダブル・ミーニング
「Ratatouille」は単なる料理名ではなく、英語圏ならではのユーモアとダブル・ミーニング(掛け合わせ)が込められています。
- RAT(ネズミ)という単語が含まれている 単語の頭に 「rat(ドブネズミ)」 という綴りが含まれています。「ネズミ(Rat)が作るラタトゥイユ(Ratatouille)」という、ネズミシェフのレミーを象徴するダジャレ・言葉遊びになっています。
- 物語のクライマックスを握る重要料理 料理評論家イーゴの心を動かす決定打となるのが、レミーの作る「ラタトゥイユ」です。作品全体のテーマである「誰でも名シェフになれる」を象徴する存在として料理名がそのまま付けられました。
劇場公開時のパンフやポスターでは
「Rat・a・too・ee」のように「RAT」を強調しています。
英語タイトルと日本語タイトルの違い
観客へのメッセージのアプローチが大きく異なっています。
- 英語タイトル(Ratatouille):料理名と「Rat(ネズミ)」をかけたウィットの富んだネーミングで、映画の核心を表現しています。
- 日本語タイトル(レミーのおいしいレストラン):フランス料理に馴染みがない層にも親しみやすいよう、主人公の名前とストーリーの舞台(レストラン)をストレートに伝えるネーミングになっています。
『レミーのおいしいレストラン』の英語版はどこで見られる?

『レミーのおいしいレストラン』を英語音声・英語字幕で楽しむなら、動画配信サービスのDisney+(ディズニープラス)がおすすめです。
- 設定はワンタップ:再生中いつでも、スムーズに音声と字幕を「英語」に切り替え可能。
- 生きた英語に触れられる:名曲の数々やキャラクターの感情豊かなセリフを、オリジナルキャストの美しい発音でそのまま堪能できます。
また、「お気に入りの作品として手元に残したい」「通信制限を気にせずリピートしたい」という方には、DVDやBlu-rayの購入もぴったりです。現在販売中の公式パッケージ版にも、しっかり英語音声・英語字幕が収録されています。
『レミーのおいしいレストラン』の主要キャラクター英語名
『レミーのおいしいレストラン』の主要キャラクターは、英語では次のように表記されます。
| 日本語名 | 英語表記 |
|---|---|
| レミー | Remy |
| アルフレード・リングイニ | Alfredo Linguini |
| コレット・タトゥー | Colette Tatou |
| スキナー | Skinner |
| アントン・イーゴ | Anton Ego |
| オーグスト・グストー | Auguste Gusteau |
| エミール | Emile |
| ジャンゴ | Django |
レストランで働く青年が Alfredo Linguini。特に面白いのが姓の Linguini。linguini=リングイニというパスタの種類でもあります。
つまり、料理をテーマにした作品らしく、キャラクターの名前にも料理に関連する言葉が使われています。
また、料理評論家が Anton Ego。ego=自我・自尊心という意味を持つ英単語でもあります。
キャラクター名そのものに ego が含まれているため、料理評論家としての人物像を考えるうえでも興味深い名前です。
レミーのおいしいレストランの場所・世界・料理用語の英語

『レミーのおいしいレストラン』では、フランス・パリのレストランを中心に物語が展開します。
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| パリ | Paris |
| フランス | France |
| レストラン | restaurant |
| 厨房・キッチン | kitchen |
| シェフ | chef |
| 料理人 | cook |
| 料理 | cuisine |
| 料理法 | culinary arts |
| 食材 | ingredient |
| レシピ | recipe |
| 料理・一皿 | dish |
| 味付け | seasoning |
| ソース | sauce |
| パスタ | pasta |
| 前菜 | appetizer |
| メイン料理 | entrée |
| デザート | dessert |
| 料理評論家 | food critic |
| 評論・批評 | review / criticism |
| 料理長 | head chef |
| 副料理長 | sous-chef |
| 美食家 | gourmet |
| 味見する | taste |
| 盛り付け | plating |
| メニュー | menu |
cuisine|料理・料理法
料理について少し詳しく調べると登場するのが cuisine。
cuisine=料理・料理法・料理文化という意味です。
French cuisine=フランス料理のように、特定の国や地域の料理文化を表現するときによく使われます。
単純に「食べ物」を表す food とは違い、その地域や文化に根付いた料理や料理法というニュアンスがあります。
culinary|料理の・料理に関する
culinary=料理の・料理に関するという形容詞。
例えば、
culinary skills=料理の技術
culinary arts=料理芸術・調理技術のように使います。
cuisine と似ていますが、culinary は「料理に関する」という形容詞として使われる点がポイントです。
ingredient|食材・材料
料理に欠かせないのが ingredient。ingredient=材料・食材です。
料理だけでなく、化粧品や製品などの「成分・材料」という意味でも使われます。
fresh ingredients=新鮮な食材のように使えます。
seasoning|味付け・調味料
seasoning=味付け・調味料です。season=味付けするという動詞から派生しています。
料理に塩やスパイスなどを加えて味を整えることを表します。
sous-chef|副料理長
レストランの厨房に関係する専門用語が sous-chef(スーシェフ)。副料理長です。
フランス語に由来する言葉で、英語でもレストランの役職名として使われています。
chef だけではなく、このような厨房の役職名まで知っておくと、レストランを舞台にした作品の英語がより分かりやすくなります。
gourmet|美食家
gourmet=美食家・グルメです。
日本語の「グルメ」とほぼ同じように使われますが、英語では「質の高い料理や食べ物に詳しい人」という意味があります。
『レミーのおいしいレストラン』に関連する英語表現

『レミーのおいしいレストラン』には、料理だけでなく、才能、夢、挑戦、自分らしさに関連する英語表現もあります。
| 英語表現 | 意味 |
|---|---|
| follow one’s passion | 情熱を追いかける |
| pursue one’s dream | 夢を追い求める |
| have a talent for | ~の才能がある |
| be good at | ~が得意である |
| be inspired by | ~に刺激を受ける |
| live up to | ~の期待に応える |
| give something a try | ~を試してみる |
| take a chance | 思い切って挑戦する |
| make a difference | 変化をもたらす |
| stand out | 際立つ・目立つ |
| figure out | 理解する・解決する |
| work one’s way up | 努力して地位を上げる |
| stick to one’s dream | 夢を貫く |
| trust one’s instincts | 自分の直感を信じる |
| bring out the best in | ~の最高の部分を引き出す |
follow one’s passion|情熱を追いかける
follow one’s passion=自分の情熱を追いかける
という表現。passion=情熱なので、「自分が本当にやりたいことを追い求める」というニュアンスがあります。料理への強い思いを持つレミーに関連する表現です。
have a talent for|~の才能がある
have a talent for ~=~の才能があるという表現。レミーの料理の才能を表現するときにも使えます。
have a talent for cookingなら「料理の才能がある」となります。
be inspired by|~に刺激を受ける
be inspired by ~=~に刺激を受ける・~からインスピレーションを得るという表現。
inspire=刺激を与える・ प्रेर प्रेर?ではなく、inspire=やる気や創作意欲を起こさせるという意味で理解すると分かりやすい言葉です。料理や芸術など、何かを創り出す場面でもよく使われます。
take a chance|思い切って挑戦する
take a chance=思い切ってやってみる・賭けてみるという表現。
成功する保証がない状況でも、思い切って挑戦するというニュアンスがあります。
レミーが料理人になるという夢を追いかける物語とも関連します。
make a difference|変化をもたらす
make a difference=違いを生む・変化をもたらすという表現。
「大きなことをしなければ意味がない」という考え方ではなく、小さな行動が結果を変えるという意味でも使われます。
trust one’s instincts|自分の直感を信じる
trust one’s instincts=自分の直感を信じるという表現。instinct=本能・直感です。
料理人が味や組み合わせを判断するときにも、「理屈だけではなく自分の感覚を信じる」という意味で使える表現です。
bring out the best in|~の最高の部分を引き出す
bring out the best in someone=人の最高の部分を引き出すという表現。
誰かと出会うことで、それまで眠っていた才能や能力が発揮されるようになる場合に使えます。
レミーとリングイニの関係を考えるうえでも興味深い表現です。
『レミーのおいしいレストラン』の名言・セリフ

映画『レミーのおいしいレストラン』には英語の名言・セリフがたくさんあります。そのいくつかをご紹介します。
The only thing predictable about life is its unpredictability.
人生で予測できるたった一つのことは、人生は予測できないっていうことさ。
You must not let anyone define your limits because of where you come from. Your only limit is your soul.
どこで生まれたかで自分の限界が決まるわけじゃない。限界をつくってしまうのは、いつも自分の心さ。
Not everyone can become a great artist. But a great artist can come from anywhere.
誰もが偉大な芸術家になれるわけではないが、誰がなってもおかしくはない。
If you focus on what you left behind, you will never see what lies ahead.
終わったことばかり気にしていたら先にあるものが見えなくなる。
Now, don’t you feel better, Remy? You’ve helped a nobel cause.
どうだレミー、いい気分だろ?みんなの役に立てるってのは。
You inspire me. I’m going to risk it all.
君が勇気をくれた。もう何も怖くない。
- And they are you know, not so bad as you say they are.
「彼らは父さんがいうほど悪くない」 - If no one wants it, why are we stealing it?
「捨てられた物を何で盗むの?」 - You ever think about what we put into our mouths?
「何が口に入るかわからないよ」 - You can do it! You can make it!
「君ならできる!」 - How dare you cook in my kitchen?
「よくも私のキッチンで勝手に料理したな?」
『レミーのおいしいレストラン』の劇中の曲・音楽

『レミーのおいしいレストラン』では、パリや料理の世界を感じさせる音楽が作品全体を彩っています。特に映画の主題歌として知られているのが Le Festin。
フランス語の曲ですが、映画の舞台がフランスであることを強く印象づける楽曲です。
festin はフランス語で「ごちそう・宴」という意味。英語では feast に近い言葉です。
feast=ごちそう・祝宴という意味なので、料理をテーマにした『レミーのおいしいレストラン』らしいタイトルでもあります。
また、映画の英語版で音楽を楽しむと、料理やレストランだけでなく、パリの街やレミーの心情を表現する雰囲気も感じ取ることができます。
料理と音楽の組み合わせは、この作品の世界観を作る重要な要素です。
『レミーのおいしいレストラン』の英語まとめ
『レミーのおいしいレストラン』の英語タイトルは Ratatouille。フランス料理の「ラタトゥイユ」を意味し、主人公レミーの名前ではなく料理そのものが原題になっています。
作品には chef、cuisine、culinary、ingredient、recipe、dish、seasoning、sous-chef、food critic、gourmet など、料理やレストランに関係する英語が登場します。
また、follow one’s passion、have a talent for、be inspired by、live up to、take a chance、make a difference、work one’s way up、stick to one’s dream、trust one’s instincts など、夢や才能、挑戦に関する表現も作品のテーマと重なります。
『レミーのおいしいレストラン』は、料理の英語だけでなく、料理人の世界や「自分の才能をどう生かすのか」というテーマまで英語から掘り下げて楽しめる作品です。
『レミーのおいしいレストラン』はDisney+で配信されているため、英語音声や字幕に対応している場合は、作品を実際に英語版で確認することもできます。




