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ハウルの動く城の英語は?原題・キャラ名・セリフ

ジブリ

「ハウルの動く城」は2004年に公開された宮崎駿監督の作品です。
英語タイトルは Howl’s Moving Castle。原作はイギリスの作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズによる小説です。

「ハウルの動く城」は、英語にすると特に面白い表現が多い作品です。タイトルそのものの moving castle、魔法使いの wizard、魔女の witch、カルシファーの fire demon、呪いを表す curse、魔法の扉を表す magic door など、ファンタジー作品ならではの英語が数多く登場します。

この記事では、「ハウルの動く城」の英語タイトルから、主要キャラクターの英語名、城や魔法に関する英語、作品に関連する英語表現、劇中の音楽までまとめて紹介します。

「ハウルの動く城」の英語タイトルと意味

『ハウルの動く城』の英語タイトルは
「Howl’s Moving Castle(ハウルズ・ムービング・キャッスル)」です。

イギリスの作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズによる原作ファンタジー小説の原題(『魔法使いハウルと火の悪魔』の原題)が、そのまま映画の英題として採用されています。

  • Howl’s = ハウルの(所有格)
  • moving = 動いている、移動する(現在分詞の形容詞的用法)
  • castle = 城

直訳すると「ハウルの移動する城」となります。

英語の moving には「感動的な」という意味もありますが、
このタイトルでは文字通り「物理的に動いている・移動している」という意味で使われています。

  • move(動詞):動く、移動する(例:The castle moves. = 城が動く)
  • moving(形容詞的):動いている〜(例:a moving castle = 動く城)

moving が後ろの名詞 castle を修飾することで、「(現在進行形で)自ら歩き回り移動する城」という躍動感あるイメージを表現しています。

「ハウルの動く城」の英語版はどこで見られる?

『ハウルの動く城』を日本国内で英語版で見たい場合、
DVDまたはBlu-rayを利用するのが基本です。

『ハウルの動く城』は、主要な見放題サブスクリプションサービス(Netflix, Amazon Prime Video, Hulu, U-NEXTなど)では現在配信されていません。
ジブリ作品は日本では基本的にサブスク配信を行っていないためです。

そのため、英語版のDVD・Blu-rayが現実的です。
主に 北米版(US版) と 英国版(UK版) があり、以下のサイトで購入可能です。

特に 北米版 は、英語字幕と英語音声が一致しているため、英語学習にも適しています。
以下は映画『ハウルの動く城』北米版DVD・Blu-rayです。

言語 ‏ : ‎ 英語, フランス語, 日本語
字幕 ‏ : ‎ 英語, フランス語
販売元 ‏ : ‎ Walt Disney Home Entertainment Presents A Studio Ghibli Film

言語 ‏ : ‎ 英語, 日本語, フランス語
字幕 ‏ : ‎ 英語, フランス語
販売元 ‏ : ‎ Shout Factory

※Blu-ray版は国コードなしですので、ほぼ全ての国内向けBDプレイヤーで再生可能です。 DVD版はリージョン1ですので、リージョンフリープレイヤー・又はパソコンDVDドライブをリージョン1に設定変更してご視聴ください。

以下は映画『ハウルの動く城』英国版DVDです。

言語 ‏ : ‎ 日本語, 英語
字幕 ‏ : ‎ 英語
販売元 ‏ : ‎ Studiocanal

※DVDのリージョンコードは2ですが、映像方式(日本はNTSC)の違いの為、一般的な国内向けプレイヤーで再生できません。 ご覧になる際はパソコン又はNTSC⇔PAL変換のマルチDVDプレイヤー等で再生する必要があります。

以下はウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社販売の映画『ハウルの動く城』Blu-rayです。

言語&字幕 : ‎ 日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、広東語、北京語
販売元 ‏ : ‎ ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

「ハウルの動く城」の主要キャラクター英語名

「ハウルの動く城」のキャラクター名は、英語版でも日本語の名前を基本的にローマ字表記しています。

日本語英語
ハウルHowl
ソフィーSophie
カルシファーCalcifer
マルクルMarkl
荒地の魔女Witch of the Waste
サリマンMadame Suliman
カブTurnip Head
ヒンHeen
ソフィーの母Sophie’s Mother
レティーLettie
ファニーFanny
ハニーHoney
カルシファーCalcifer
小姓Page
王子Prince
王King

英語版では、特に日本語からそのままでは意味が分かりにくいキャラクター名・呼び名がいくつかあります。

Howl

ハウルは英語で Howl。ここは単なるローマ字ではなく、英語の一般的な単語としても存在します。
howl=遠吠えする、吠えるという意味があります。

犬や狼などが、howl=「遠吠えする」という使い方をします。そのため、キャラクター名の Howl は英語の単語としても意味を持つ名前です。

Sophie

ソフィーは Sophie。英語圏でも使われる女性名です。英語版では Sophie と表記されます。

映画の中では90歳の姿になるため、Sophieという名前と、a ninety-year-old girlという表現が結びつくのも面白いところです。

Calcifer

カルシファーは Calcifer。英語版でもこの名前です。
カルシファーは城の暖炉に住む火の悪魔なので、英語では、fire demonと説明できます。

fire=火
demon=悪魔・悪霊

なので、fire demon=「火の悪魔」という意味です。

Witch of the Waste

荒地の魔女は、Witch of the Wasteです。

witch=魔女
waste=荒れ地、荒野

なので、Witch of the Waste=「荒地の魔女」となります。ここでの waste は「ゴミ」という意味ではありません。

wasteland=荒れ地、荒野 に近いイメージです。

Madame Suliman

サリマンは英語では、Madame Sulimanと表記されます。
Madameはフランス語由来の敬称で、英語でも女性への敬称として使われます。

そのため、Madame Sulimanは「サリマン夫人」「サリマン様」のような呼び方です。

「ハウルの動く城」の場所・世界・用語の英語

「ハウルの動く城」は魔法、戦争、王国、城、魔法使いなどの用語が多く、英語表現を知ると作品の世界がより分かりやすくなります。

日本語英語
城castle
動く城moving castle
魔法magic
魔法使いwizard
魔女witch
魔法の力magical power
魔法を使うuse magic
呪文spell
呪いcurse
呪われたcursed
悪魔demon
火の悪魔fire demon
精霊spirit
王国kingdom
王king
王子prince
宮殿palace
荒地waste / wasteland
魔法の扉magic door
扉door
城門castle gate
暖炉fireplace
炉hearth
火fire
炎flame
星star
流れ星shooting star
空sky
雲cloud
花畑flower garden
庭garden
港町port town
市場market
店shop / store
パン屋bakery
帽子屋hat shop
帽子職人hat maker
兵士soldier
軍隊army
戦争war
戦場battlefield
平和peace
鳥bird
カラスcrow
犬dog
魔法陣magic circle
魔法の扉magic door
契約contract
心heart
命life
姿form
老人old person
90歳の少女ninety-year-old girl

wizardは「魔法使い」

wizard=魔法使いです。

ハウルのような男性の魔法使いを表す言葉として使えます。
一方、witch=魔女です。そのため、

Howl is a wizard.=「ハウルは魔法使いです」
The Witch of the Waste is a witch.=「荒地の魔女は魔女です」

となります。

spellは「呪文」

spellには「つづる」という意味もありますが、ファンタジー作品では、
spell=呪文という意味でよく登場します。

例えば、cast a spell=呪文を唱える、魔法をかけるとなります。ここで重要なのが cast。

castには「投げる」「配役する」などいろいろな意味がありますが、
cast a spellでは、「魔法をかける」という意味になります。

curseは「呪い」

curse=呪いです。

動詞では、curse someone=人に呪いをかけるという意味にもなります。
形容詞的に、cursed=呪われたとなります。そのため、

a cursed person=呪われた人
a cursed castle=呪われた城

などと表現できます。

hearthは「暖炉」

fireplaceが「暖炉」ですが、hearthも「炉」「暖炉の火床」という意味があります。
カルシファーがいる場所を考えると、hearthという単語も作品と相性がいい表現です。

hearthは単純な「暖炉」だけではなく、昔の家の「炉」や「暖炉の前」をイメージさせる言葉です。

「ハウルの動く城」に関連する英語表現

「ハウルの動く城」では、魔法だけでなく、恋愛、呪い、旅、戦争、家族、勇気などに関する英語表現も多く使えます。

英語表現日本語の意味
cast a spell魔法をかける
break a spell魔法を解く
break a curse呪いを解く
be under a spell魔法にかかっている
be cursed呪われている
use magic魔法を使う
lose one’s magic魔法の力を失う
regain one’s magic魔法の力を取り戻す
transform into~に変身する
turn into~に変わる
take someone’s form人の姿になる
reveal one’s true form本当の姿を現す
make a contract契約を結ぶ
make a deal with~と取引する
keep a promise約束を守る
break a promise約束を破る
fall in love恋に落ちる
fall for someone人を好きになる
care about someone人を大切に思う
protect someone人を守る
take care of~の世話をする
look after~の面倒を見る
run away逃げる
get away逃げ切る・逃れる
set out出発する
head for~へ向かう
come back戻ってくる
find one’s way道を見つける
lose one’s way道に迷う
find out知る・突き止める
figure out理解する・解決する
give up諦める
keep going前進し続ける
stand up to~に立ち向かう
fight for~のために戦う
make peace和解する・平和を作る
end a war戦争を終わらせる
move on前に進む
get one’s heart back心を取り戻す

break a curseは「呪いを解く」

break=壊す、破る
curse=呪い

なので、break a curse=「呪いを解く」。ここでの break は物理的に何かを壊すだけではありません。

break a promise=約束を破る
break a rule=規則を破る
break a curse=呪いを解く

というように、「何かを成立させている状態を壊す」という使い方があります。

be under a spellは「魔法にかかっている」

under a spell=魔法にかかっている。という表現。

spellを「呪文」と覚えるだけでなく、be under a spellというまとまりで覚えると、ファンタジー作品で非常に使いやすくなります。

make a deal withは「~と取引する」

make a deal with ~=「~と取引する」「~と取り決めをする」。

魔法や契約が重要な「ハウルの動く城」では、作品の世界観と相性のいい表現です。
dealには「取引」「契約」「取り決め」などの意味があります。

transform intoは「~に変身する」

transform into ~=「~に変身する」「~へ姿を変える」。魔法によって姿が変化する作品では非常に使いやすい表現です。

turn into ~も「~に変わる」「~になる」。
例えば、turn into a bird=鳥に変身するとなります。

transformのほうが「大きく姿を変える」というニュアンスを持ちやすい表現です。

reveal one’s true formは「本当の姿を現す」

reveal=明らかにする、姿を現す
true form=本当の姿

なので、reveal one’s true form=「本当の姿を現す」。
魔法で姿が変わるキャラクターが登場する作品では使いやすい表現です。

make a contractは「契約を結ぶ」

make a contract=「契約を結ぶ」
contract=契約

です。魔法の世界では単なる法律上の契約だけではなく、「魔法による契約」という意味でも使われます。

stand up toは「~に立ち向かう」

stand up to ~=「~に立ち向かう」「~に屈しない」。

stand upだけなら「立ち上がる」ですが、stand up toになると相手に対抗する意味になります。

戦争や魔法、呪いに立ち向かう人物が登場する「ハウルの動く城」と相性のいい表現です。

get one’s heart backは「心を取り戻す」

get ~ back=「~を取り戻す」。
heart=心、心臓

なので、get one’s heart back=「自分の心を取り戻す」。

「ハウルの動く城」の物語を理解するうえでも印象的な表現です。

『ハウルの動く城』の英語の名言・セリフ

英語版では、日本語のセリフを直訳するのではなく、英語として自然な表現に置き換えられているものもあります。ここでは、作品を代表するセリフを人物別に紹介します。

ソフィーのセリフ

英語セリフ日本語
I think we should go.行ったほうがいいと思う
I’m not afraid of you.あなたなんか怖くない
I don’t care what you look like.あなたがどんな姿でも気にしない
Howl, I know you.ハウル、私にはあなたが分かる
I love you.愛してる
I think I finally found my place.私、やっと自分の居場所を見つけた気がする

ソフィーのセリフは、物語が進むにつれて自信を持ち、ハウルを支える強さが感じられるようになります。

特に I’m not afraid of you. は、物語の序盤でのソフィーと終盤のソフィーを比較すると、その成長がよく分かる表現です。

また、I don’t care what you look like. は「あなたがどんな姿をしていても気にしない」という意味。what you look like は「あなたがどんな見た目か」という意味で、外見ではなく相手そのものを受け入れるソフィーの気持ちが表れています。

I’ve never once been beautiful!
わたしなんか美しかったことなんか一度もないわ!

Your magic’s first class. I misjudged you completely.
あんたの魔法は一流ね。見直したわ!

I wish Calcifer would live more than 1,000 years,
and Howl would get back his own heart.
どうかカルシファーが1000年も生き、ハウルが心を取り戻しますように

It’s Sophie! Wait for me! I promise I’ll come back for you.
Wait for me in the future!
わたしはソフィー。待ってて、わたしきっと行くから。未来で待ってて!

ハウルのセリフ

英語セリフ日本語
I knew you were going to come.君が来ると思っていたよ
I’m not going to let them take me.奴らに僕を連れて行かせるつもりはない
I don’t want to fight.戦いたくない
I’ve finally found someone I can trust.やっと信頼できる人を見つけた
Sophie, you’re beautiful.ソフィー、君は美しいよ
I’ve been looking for you.君をずっと探していた

ハウルのセリフには、強大な魔力を持ちながら戦争を恐れ、自分自身の弱さも抱えている人物像が表れています。

I don’t want to fight. は非常にシンプルな表現ですが、戦争に巻き込まれながらも戦うことを望まないハウルの気持ちを端的に表しています。

I’m through running away. I’ve finally found someone I want to protect… You.
僕はもう十分逃げた。ようやく守らなければならないものができたんだ。・・・君だ

カルシファーのセリフ

英語セリフ日本語
Put me out!火を消してくれ!
I’m the fire demon Calcifer.俺は火の悪魔カルシファーだ
I hate rain.雨は嫌いだ
I’ll help you.手伝ってやるよ
You have to keep your promise.約束は守ってもらうぞ

カルシファーは、動く城を動かす火の悪魔であり、ハウルとの契約によって結びついています。

Put me out! の put out は、「外に置く」という意味だけではありません。火や炎について使うと「火を消す」という意味になります。

また、keep your promise は「約束を守る」という意味。カルシファーとハウルの契約を考えると、この表現は作品の重要なテーマとも結びついています。

荒地の魔女のセリフ

英語セリフ日本語
Howl is mine!ハウルは私のものだ!
I want my power back.私の力を返しておくれ
You took my magic.お前は私の魔力を奪った
I don’t want to lose him.彼を失いたくない

荒地の魔女のセリフには、ハウルへの執着や魔力への欲望が表れています。

Howl is mine! は「ハウルは私のもの」という非常に強い言い方です。
mine は「私のもの」という意味で、所有を強く主張するときに使われます。

また、I want my power back. の get / have something back と同じように、back には「元の状態に戻す」というニュアンスがあります。「力を返してほしい」という意味につながっています。

マルクルのセリフ

英語セリフ日本語
Come in!どうぞ!
May I help you?何かご用ですか?
I’m a wizard too!僕も魔法使いなんだ!
He’s not here.ここにはいません
I’ll take care of it.僕がやります

マルクルは、ハウルの弟子として城で暮らしている少年です。

May I help you? は「何かお手伝いしましょうか」「ご用件は何でしょうか」という意味。店員などが客に声をかけるときにも使われる表現です。

また、I’ll take care of it. は「私がやります」「私に任せて」という意味。take care of は人の世話だけでなく、「物事を処理する」という意味でも使われます。

『ハウルの動く城』を代表する英語セリフ

英語セリフ日本語
I’m not afraid of you.あなたなんか怖くない
I don’t care what you look like.あなたがどんな姿でも気にしない
I don’t want to fight.戦いたくない
I’ve been looking for you.君をずっと探していた
Sophie, you’re beautiful.ソフィー、君は美しいよ
Put me out!火を消してくれ!
I’ll help you.手伝ってやるよ
You have to keep your promise.約束は守ってもらうぞ
Howl is mine!ハウルは私のものだ!

『ハウルの動く城』の英語セリフには、magic、curse、promise、trust、fight、beautiful、love など、作品のテーマと深く結びついた言葉が登場します。

特に I don’t care what you look like. は、姿を変えられてしまったソフィーとハウルの関係を考えるうえでも印象的な表現です。

また、keep your promise、trust、look for、be afraid of、take care of など、日常会話でも使われる表現が多く、キャラクターの気持ちと一緒に英語表現を見ることができます。

『ハウルの動く城』では、魔法や戦争という大きな出来事の中で、最終的には「誰を信じるのか」「誰を大切にするのか」という人間関係が描かれています。その部分が英語版のセリフにもよく表れています。

「ハウルの動く城」の英語まとめ

「ハウルの動く城」の英語タイトルは Howl’s Moving Castle。moving は「感動的な」ではなく、「移動する・動いている」という意味で使われています。

作品の世界では wizard、witch、magic、spell、curse、fire demon、magic door、kingdom、castle、hearth などがポイント。

「ハウルの動く城」の英語版はDVD・Blu-rayで視聴でき、
英語音声と英語字幕の両方に対応しています。

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