「ミニオンズ」は英語で Minions といいます。英語の原題もそのまま Minions 。
「ミニオン」といえば、黄色い体とオーバーオール姿で、グルーなどの悪党に仕える小さなキャラクターを思い浮かべる人が多いでしょう。
2015年公開の映画『Minions』では、ケビン、スチュアート、ボブの3人を中心に、ミニオンたちが新しいボスを探して世界を旅します。公式サイトでも、Kevin、Stuart、Bobが中心人物として紹介されています。
この記事では、『ミニオンズ』の英語タイトル、キャラクターの英語名、ミニオンや悪役に関する英語、劇中で使われる関連表現、音楽までまとめて紹介します。
『ミニオンズ』の英語タイトルと意味

『ミニオンズ』の英語タイトルは Minions です。
minion はもともと英語の単語で、「召使い」「手下」「部下」といった意味があります。
そのため、minion = 主人に仕える人・手下という言葉から、グルーなどのボスに仕えるミニオンたちの名前になっています。
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| minion | 手下、召使い、取り巻き |
| minions | 手下たち、召使いたち |
| boss | ボス、上司、主人 |
| master | 主人、支配者 |
| servant | 使用人、召使い |
| henchman | 手下、腹心の部下 |
ミニオンズと怪盗グルーシリーズの英語タイトル

怪盗グルーシリーズの英語タイトルは以下の通りです。
- 『怪盗グルーの月泥棒 3D』→ Despicable Me
- 『怪盗グルーのミニオン危機一発』→ Despicable Me2
- 『怪盗グルーのミニオン大脱走』→ Despicable Me3
「Despicable」は「卑しむべき、見下げ果てた、卑劣な」という意味。
「Despicable Me」で「卑劣な私」「悪党の俺様」「意地悪な私」という意味になります。
日本語タイトルは内容がわかりやすいポップな名前に変更されています。
『ミニオンズ』の英語版はどこで見られる?

『ミニオンズ』の英語版は、動画配信サービスのNetflixやU-NEXTで視聴できます。
- 設定はワンタップ:再生中いつでも、スムーズに音声と字幕を「英語」に切り替え可能。
- 生きた英語に触れられる:名曲の数々やキャラクターの感情豊かなセリフを、オリジナルキャストの美しい発音でそのまま堪能できます。
また、「お気に入りの作品として手元に残したい」「通信制限を気にせずリピートしたい」という方には、DVDやBlu-rayの購入もぴったりです。現在販売中の公式パッケージ版にも、しっかり英語音声・英語字幕が収録されています。
『ミニオンズ』は会話だけでなく、ミニオンたちが話す独特の言葉も大きな特徴です。英語音声で見ると、日本語吹き替えとは違った声や言葉の雰囲気も楽しめます。
『ミニオンズ』の主要キャラクター英語名

『ミニオンズ』の中心となるキャラクターは、Kevin、Stuart、Bobの3人です。公式の作品情報でも、この3人が新しいボスを探す旅に出る中心人物として紹介されています。
| 日本語名 | 英語名 |
|---|---|
| ケビン | Kevin |
| スチュアート | Stuart |
| ボブ | Bob |
| スカーレット・オーバーキル | Scarlet Overkill |
| ハーブ・オーバーキル | Herb Overkill |
| ウォルター・ネルソン | Walter Nelson |
| マージ・ネルソン | Marge Nelson |
| エリザベス女王 | Queen Elizabeth II |
| グルー | Gru |
| フラックス教授 | Professor Flux |
Kevin
ケビンは英語でも Kevin。公式設定では、3人の中でリーダー的な立場にいるミニオンです。
Illumination公式サイトでも「protective slightly bossy leader」と紹介されています。
bossy は「威張った」「人に命令したがる」という意味。
そのため、a bossy personなら「人にあれこれ命令する人」という意味になります。
Stuart
スチュアートは Stuart。公式サイトでは、Stuartは「rebel without a cause and aspiring rock star」と紹介されています。
ここで面白いのが、aspiring rock starという表現。
aspiring は「~を目指している」「志望している」という意味なので、
aspiring rock star=「ロックスターを目指している人」となります。
Bob
ボブは Bob。小柄で子どもっぽく、3人の中でも特に愛されるキャラクターです。公式サイトでも「sweet and naïve」「a tiny minion with a giant heart」と紹介されています。
naïve は「世間知らずの」「純真な」。
そして、have a big heartは「大きな心を持っている」→「思いやりがある」「心優しい」という意味で使われます。
Scarlet Overkill
スカーレット・オーバーキルは Scarlet Overkill。
overkill は英語の単語として「必要以上の攻撃」「過剰な手段」という意味があります。
つまり、Scarlet Overkillという名前自体が、かなり物騒な印象を持つ名前になっています。
映画では彼女がミニオンたちの新しいボス候補となり、ミニオンたちは彼女に仕えることになります。
『ミニオンズ』の世界・悪役・用語の英語

『ミニオンズ』では、「ボスに仕える」という設定が物語の中心にあるため、一般的な動物映画とは少し違った英語が登場します。
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| ミニオン | minion |
| 手下 | minion / henchman |
| ボス | boss |
| 主人 | master |
| 召使い | servant |
| 悪党 | villain |
| 悪役 | villain |
| スーパーヴィラン | supervillain |
| 悪の | evil |
| 悪事 | crime |
| 犯罪者 | criminal |
| 強盗 | robbery |
| 宝石 | jewel |
| 王冠 | crown |
| 王冠の宝石 | crown jewels |
| 女王 | queen |
| 王 | king |
| 宮殿 | palace |
| 王室 | royal family |
| 王国 | kingdom |
| 秘密基地 | hideout |
| 科学者 | scientist |
| 発明家 | inventor |
| 研究室 | laboratory / lab |
| 手下・腹心 | henchman |
villain
「悪役」は英語で villain。映画やドラマの「悪役」を表すときによく使われる単語です。supervillain なら「スーパーヴィラン」「超悪役」。
『ミニオンズ』では、スカーレット・オーバーキルがsupervillainとして描かれています。公式情報でも「the world’s first-ever female super-villain」とされています。
henchman
henchman は「手下」「腹心の部下」という意味。特に悪役などに仕える部下を表すときによく使われます。映画に出てくる「悪党の手下」という意味では、minionと非常に近い単語です。
ただし、
minion=主人に仕える手下、取り巻き
henchman=特に悪人などに仕える腹心・手下
というニュアンスの違いがあります。
crown jewels
『ミニオンズ』ではイギリス王室も物語に登場します。そこで覚えておきたいのが crown jewels。これは単純に「王冠」という意味ではなく、王室が所有する宝飾品・王冠などの宝物を指します。
crown=王冠
jewels=宝石・宝飾品
なので、直訳すれば「王冠の宝石」となります。
『ミニオンズ』に関連する英語表現

『ミニオンズ』は「新しいボスを探す」「誰かに仕える」「世界を旅する」「悪事を企てる」といった展開が多いため、こうした場面と結びつく表現を押さえると作品の英語がより分かりやすくなります。
| 英語表現 | 意味 |
|---|---|
| serve someone | ~に仕える |
| work for someone | ~のために働く |
| follow someone | ~についていく |
| obey someone | ~に従う |
| look for | ~を探す |
| search for | ~を探し求める |
| set out | 出発する |
| head for | ~へ向かう |
| go after | ~を追う |
| take over | 支配する、引き継ぐ |
| take control of | ~を支配する |
| carry out | 実行する |
| pull off | ~を成功させる |
| get into trouble | トラブルに巻き込まれる |
| get caught | 捕まる |
| break into | ~に侵入する |
| steal | 盗む |
| steal from | ~から盗む |
| get away with | ~をうまく逃れる |
| make a plan | 計画を立てる |
serve someone
『ミニオンズ』を理解するうえで特に重要なのが serve。serve は「料理を出す」「提供する」という意味でも有名ですが、serve someoneで「誰かに仕える」という意味になります。
ミニオンたちは「最強最悪のボスに仕える」ことを生きがいとしているため、この意味のserveが作品と非常に相性のいい単語です。
set out
set out は「出発する」「旅に出る」。たとえば、They set out to find a new boss.なら、「彼らは新しいボスを探すために旅に出た」という意味になります。
『Minions』のストーリーそのものと結びつけやすい表現です。
take over
take over は「引き継ぐ」「支配する」「乗っ取る」。特に権力や会社、場所などを誰かが支配する場面では、take over the world=「世界を支配する」という表現がよく使われます。
悪役が登場する映画では非常に相性のいい表現です。
pull off
pull off は少し面白い表現で、「難しいことをやり遂げる」「成功させる」という意味があります。たとえば、They pulled off the robbery.なら、「彼らはその強盗を成功させた」となります。
単純な do や succeed とは違い、「難しいことをうまくやってのける」というニュアンスがあります。
get away with
get away with ~ は「~をしても罰を受けずに済む」「~をうまく逃れる」。
悪事を働くキャラクターが登場する映画では非常によく出てくる表現です。
get awayだけなら「逃げる」ですが、get away withになると「悪いことをしても逃げ切る」という意味になるのがポイントです。
『ミニオンズ』の劇中の曲・音楽

『ミニオンズ』は1960年代を舞台の一つとしていることもあり、劇中には当時のロックやポップスが多く使われています。日本の配信作品紹介でも、ビートルズやローリング・ストーンズなどの60年代ロックナンバーが使用されていることが紹介されています。
Got to Get You into My Life
代表的な曲の一つが、The Beatles の “Got to Get You into My Life”。
タイトルの got to は、ここでは「~しなければならない」「どうしても~する必要がある」という意味の口語表現として理解できます。
have got to / got toは、会話では「~しなければならない」という意味で使われます。
また、get someone into my lifeは「誰かを自分の人生に迎え入れる」というニュアンス。
直訳だけでは少し分かりにくいですが、「自分の人生にその人がいてほしい」という意味合いを持つ表現です。
Mellow Yellow
Mellow Yellow も劇中で使用される楽曲の一つです。mellow は「穏やかな」「まろやかな」「落ち着いた」という意味。
yellow はもちろん「黄色」。ミニオンたちの黄色い姿を考えると、作品との相性も面白いタイトルです。
You Really Got Me
The Kinksの “You Really Got Me” も劇中で使用されています。
ここでの got me は「私を手に入れた」という単純な意味ではなく、「私を夢中にさせた」「私の心をつかんだ」といったニュアンスで捉えることができます。
You really got me.という表現は、文脈によって「本当にやられた」「すっかり夢中にさせられた」など、かなり口語的な意味になります。
『ミニオンズ』では、こうした60年代の楽曲が物語の時代背景とも結びついています。
『ミニオンズ』の英語の名言・セリフ

『ミニオンズ(Minions)』では、Kevin、Stuart、Bobの3人を中心に、短い英語とミニオン語が入り混じった独特の会話が繰り広げられます。
一方、Scarlet OverkillやHerb Overkillは普通の英語を話すため、ミニオンの言葉と一般的な英語の違いも楽しめます。
ケビン(Kevin)の英語セリフ
| 英語 | 日本語訳 |
|---|---|
| “Buddies!” | 「みんな!」 |
| “We need a new boss.” | 「新しいボスが必要だ」 |
| “Scarlet?” | 「スカーレット?」 |
| “Boss!” | 「ボス!」 |
| “Buddies!” | 「仲間たち!」 |
Kevinは3人の中でリーダー的な存在。仲間をまとめ、ミニオンたちのために新しいボスを探す旅に出ます。
作品冒頭では、ミニオンたちが「最も邪悪な主人に仕える」ことを目的としていることが語られます。serve a master の serve は「仕える」「奉仕する」という意味で、単に「サービスする」という意味だけではありません。
スチュアート(Stuart)の英語セリフ
| 英語 | 日本語訳 |
|---|---|
| “Banana!” | 「バナナ!」 |
| “Me, me!” | 「僕、僕!」 |
| “Bello!” | 「こんにちは!」 |
| “Mi bellas!” | 「僕の美女たち!」 |
| “Poglobe.” | 「スノードーム」 |
Stuartは3人の中でも特に自由奔放で、英語というよりミニオン語で話す場面が多いキャラクターです。
Banana! はもちろん作品を象徴する言葉。ミニオンたちにとってバナナは大好物で、単なる食べ物以上に作品のギャグとして繰り返し登場します。
Bello! は英語の hello をミニオン風にした挨拶として知られています。ミニオン語は英語だけでなく、スペイン語やイタリア語などの音も混ざっているため、普通の英語として意味を取ろうとしすぎないほうが楽しめます。
ボブ(Bob)の英語セリフ
| 英語 | 日本語訳 |
|---|---|
| “KING BOB!” | 「ボブ王!」 |
| “Buddies!” | 「仲間たち!」 |
| “Boss?” | 「ボス?」 |
| “Banana!” | 「バナナ!」 |
| “Bello!” | 「こんにちは!」 |
Bobは3人の中でも特に幼く、純粋で感情表現が豊かなキャラクターです。
そのため、複雑な文章よりも Boss?、Buddies!、Banana! のような短い言葉で感情を表します。英語として見ると非常にシンプルですが、疑問形にするだけで不安や戸惑いを表せることが分かります。
スカーレット・オーバーキルの英語セリフ
| 英語 | 日本語訳 |
|---|---|
| “Doesn’t it feel so good to be bad?” | 「悪いことをするって、最高の気分じゃない?」 |
| “We have big dreams!” | 「私たちには大きな夢がある!」 |
| “I am looking for new henchmen.” | 「新しい手下を探しているの」 |
| “I am the greatest super-villain of all time!” | 「私は史上最高のスーパーヴィランよ!」 |
| “You have no idea who you’re messing with!” | 「自分が誰を敵に回しているのか分かってないわね!」 |
Scarletのセリフでは、henchman が作品を理解するうえで重要な単語です。
henchman は「手下」「腹心」「部下」という意味。単なる employee(従業員)ではなく、悪党や犯罪者などに仕える部下というニュアンスがあります。ミニオンたちがScarletに「仕える」関係なので、この言葉が使われています。
また mess with ~ は「~にちょっかいを出す」「~を敵に回す」「~を困らせる」などの意味。Who you’re messing with で「誰を敵に回しているのか」という強いニュアンスになります。
ハーブ・オーバーキルの英語セリフ
| 英語 | 日本語訳 |
|---|---|
| “These guys are pumped!” | 「こいつら、やる気満々だ!」 |
| “That’s a groovy idea!” | 「それ、最高にイカしたアイデアだ!」 |
| “It is time to get down to business.” | 「仕事に取りかかる時間だ」 |
| “I dig that!” | 「それ、気に入った!」 |
| “You guys are crazy little and way yellow.” | 「君たちは小さくて、ものすごく黄色いな」 |
Herbは1960年代らしいくだけた英語を話すキャラクターです。
be pumped は「やる気満々である」「興奮している」。get down to business は「本題に入る」「仕事に取りかかる」という非常に使いやすい表現です。
また I dig ~ は「~が好き」「~を気に入っている」というくだけた言い方。ここでの dig は「掘る」ではありません。
エリザベス2世の英語セリフ
| 英語 | 日本語訳 |
|---|---|
| “Gentlemen do not steal ladies’ crowns!” | 「紳士は女性の王冠を盗んだりしません!」 |
| “You scoundrel!” | 「この悪党!」 |
| “Stop him!” | 「彼を止めて!」 |
Queen Elizabeth IIのセリフでは、gentleman と scoundrel という少し古風な英語が登場します。
scoundrel は「悪党」「ろくでなし」という意味。日常会話ではかなり古風ですが、映画や小説、コミカルな場面では今でも使われることがあります。
『ミニオンズ』を代表する英語セリフ
| キャラクター | 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|---|
| Kevin | “We need a new boss.” | 「新しいボスが必要だ」 |
| Stuart | “Banana!” | 「バナナ!」 |
| Bob | “KING BOB!” | 「ボブ王!」 |
| Scarlet | “Doesn’t it feel so good to be bad?” | 「悪いことをするって、最高の気分じゃない?」 |
| Scarlet | “I am looking for new henchmen.” | 「新しい手下を探しているの」 |
| Scarlet | “You have no idea who you’re messing with!” | 「自分が誰を敵に回しているのか分かってないわね!」 |
| Herb | “It is time to get down to business.” | 「仕事に取りかかる時間だ」 |
| Queen Elizabeth II | “Gentlemen do not steal ladies’ crowns!” | 「紳士は女性の王冠を盗んだりしません!」 |
『ミニオンズ』は、ミニオン語だけを楽しむ作品に見えて、英語表現にも面白いものがかなりあります。
特に serve a master、henchman、mess with ~、be pumped、get down to business、I dig ~ は、作品をきっかけに覚えておくと面白い表現です。
中でも mess with ~ は、直訳の「~を混ぜる」からは意味が想像しにくく、「~にちょっかいを出す」「~を敵に回す」という意味になる点がポイントです。
一方、Banana!、Bello!、Buddies! などのミニオン語は、一般的な英語表現として覚えるというより、ミニオンたちのキャラクター性を楽しむための言葉として見るのがよいでしょう。
『ミニオンズ』の英語まとめ

『ミニオンズ』の英語タイトルは Minions。原題も日本語と同じですが、英語の minion には「手下」「召使い」という意味があり、ミニオンたちの設定そのものにつながっています。
主要キャラクターは Kevin、Stuart、Bobで、さらにScarlet OverkillやHerb Overkillなどの名前も登場します。
また、boss、master、villain、henchman、crown jewelsなど作品の世界観に関係する英語や、serve someone、set out、take over、pull off、get away withといった表現も『ミニオンズ』を理解するうえで面白いポイントです。
劇中の60年代ロックにも注目すると、作品の英語をさらに楽しめます。




