『メリダとおそろしの森』は、スコットランドを舞台にした長編アニメーション映画です。
英語のタイトルは Brave。
『メリダとおそろしの森』には、Scotland、kingdom、clan、castle、queen、princess、archery、bow、arrow、bear、curse、spell、witch など、作品の世界を表す英語が数多く登場します。
また、break a promise、make a choice、change one’s fate、be meant to、take one’s own path、fight for、stand up for、make peace、make up with など、メリダと母親の関係や物語の展開と結びつく英語表現もあります。
ここでは、『メリダとおそろしの森』の英語タイトル、英語版の視聴方法、主要キャラクターの英語名、場所・世界・用語、関連する英語表現、劇中の曲について紹介します。
『メリダとおそろしの森』の英語タイトルと意味

『メリダとおそろしの森』の英語タイトルは Brave です。
日本語タイトルには「メリダ」や「おそろしの森」という具体的な言葉が含まれていますが、英語タイトルは一単語でシンプルに表現されています。
- brave = 勇敢な、勇気のある、(名詞で)勇者
直訳すると「勇敢さ」という意味になり、定められた運命や立ちふさがる困難に立ち向かっていく主人公メリダの強い意志と、物語全体のテーマを象徴したタイトルです。
英語タイトルと日本語タイトルの違い
映画の魅力を伝えるアプローチが日米で大きく異なっています。
- 英語タイトル(Brave):主人公の精神性や「運命に立ち向かう勇気」というテーマそのものを抽象的・スタイリッシュに打ち出しています。
- 日本語タイトル(メリダとおそろしの森):主人公の名前と冒険の舞台となる「神秘的で少し恐ろしい森」という具体的な要素を盛り込むことで、どんなストーリーなのかを直感的にイメージしやすいネーミングになっています。
“brave” は、日常会話でも非常に頻繁に使われる形容詞で、「勇気を出す」「誇り高い」といった前向きなニュアンスを持ちます。
- be brave(勇気を出す、弱音を吐かない)
- a brave decision(思い切った決断、勇気ある決断)
映画のタイトルを通して「自分の運命を自分で切り拓く強い勇気」というメッセージが込められていることが分かります。
『メリダとおそろしの森』の英語版はどこで見られる?
『メリダとおそろしの森』を英語音声・英語字幕で楽しむなら、動画配信サービスのDisney+(ディズニープラス)がおすすめです。
- 設定はワンタップ:再生中いつでも、スムーズに音声と字幕を「英語」に切り替え可能。
- 生きた英語に触れられる:名曲の数々やキャラクターの感情豊かなセリフを、オリジナルキャストの美しい発音でそのまま堪能できます。
また、「お気に入りの作品として手元に残したい」「通信制限を気にせずリピートしたい」という方には、DVDやBlu-rayの購入もぴったりです。現在販売中の公式パッケージ版にも、しっかり英語音声・英語字幕が収録されています。
『メリダとおそろしの森』の主要キャラクター英語名

『メリダとおそろしの森』の主要キャラクターは、英語では次のように表記されます。
| 日本語名 | 英語表記 |
|---|---|
| メリダ | Merida |
| エリノア王妃 | Queen Elinor |
| ファーガス王 | King Fergus |
| ハリス | Harris |
| ヒューバート | Hubert |
| ヘイミッシュ | Hamish |
| ディンウォール卿 | Lord Dingwall |
| マッキントッシュ卿 | Lord Macintosh |
| マクガフィン卿 | Lord MacGuffin |
| 魔女 | Witch |
| ウィスプ | Will-o’-the-wisps |
Harris, Hubert, Hamish|三つ子
メリダの弟たちが Harris、Hubert、Hamish。
3人は三つ子なので、英語では triplets と表現できます。
triplet=三つ子の一人
triplets=三つ子
という意味です。
『メリダとおそろしの森』の場所・世界・用語の英語

『メリダとおそろしの森』は、スコットランドの伝統や中世ヨーロッパを思わせる世界観が特徴です。
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| スコットランド | Scotland |
| 王国 | kingdom |
| 王 | king |
| 王妃 | queen |
| 王女 | princess |
| 城 | castle |
| 森 | forest |
| 部族・氏族 | clan |
| 領主 | lord |
| 弓術 | archery |
| 弓 | bow |
| 矢 | arrow |
| 剣 | sword |
| 熊 | bear |
| 呪い | curse |
| 魔法 | magic |
| 魔女 | witch |
| 運命 | fate |
| 妖精の光 | will-o’-the-wisp |
clan|氏族・一族
『メリダとおそろしの森』で特に重要なのが clan。
clan=氏族・一族・同族集団 という意味です。
スコットランドの歴史や文化と関連する言葉で、血縁や親族関係を基盤とした集団を指します。作中では複数の clan が登場し、それぞれの領主や一族がメリダの物語に関わります。
単純に family=家族 とするよりも、作品の世界観を表す言葉として clan を知っておくと理解しやすくなります。
curse|呪い
物語の展開に深く関係するのが curse。
curse=呪い・呪う という意味です。
名詞として、a curse=呪い と使えるほか、動詞として「呪う」という意味でも使われます。
ファンタジー作品では curse は非常によく登場する単語です。
witch|魔女
メリダが森で出会う魔女は Witch。
witch=魔女 です。魔法を使う人物や物語に登場する魔女を指す一般的な英単語です。
will-o’-the-wisps|ウィスプ
森の中に現れる不思議な光が will-o’-the-wisps。
日本語では「ウィスプ」などと呼ばれます。
will-o’-the-wisp は英語圏の民間伝承にも登場する言葉で、暗い場所などで人を惑わせる不思議な光を指します。
『メリダとおそろしの森』では、単なる光ではなく、物語の中で重要な存在として描かれています。
『メリダとおそろしの森』に関連する英語表現

『メリダとおそろしの森』では、魔法や呪いだけでなく、運命、選択、約束、親子関係、自分の道を選ぶことに関連する英語表現が重要です。
| 英語表現 | 意味 |
|---|---|
| break a promise | 約束を破る |
| keep a promise | 約束を守る |
| make a choice | 選択する |
| make one’s own choice | 自分自身で選ぶ |
| change one’s fate | 運命を変える |
| be meant to | ~する運命になっている |
| take one’s own path | 自分の道を進む |
| stand up for | ~を守る・~のために立ち上がる |
| fight for | ~のために戦う |
| make peace | 和解する・平和を築く |
| make up with | ~と仲直りする |
| disagree with | ~に反対する・意見が合わない |
| argue with | ~と言い争う |
| get into trouble | トラブルに巻き込まれる |
| turn into | ~に変わる |
| undo a curse | 呪いを解く |
break a promise|約束を破る
物語と深く結びつくのが break a promise。
promise=約束
なので、break a promise=約束を破る となります。
反対は、keep a promise=約束を守る です。
break=壊す というイメージが強いですが、「約束を破る」という意味でも非常によく使われます。
be meant to|~する運命になっている
be meant to ~ は、作品の「運命」というテーマと関連づけると面白い表現です。
文脈によって、be meant to ~=~することになっている・~する運命である という意味になります。
例えば、She was meant to be a queen. なら「彼女は女王になる運命だった」というような意味になります。
「誰かに決められた未来」と「自分で選ぶ未来」の対比が描かれる作品では、特に相性のいい表現です。
make peace|和解する
対立している相手と関係を修復することを表すのが make peace。
make peace=和解する・仲直りする という意味があります。
メリダとエリノアの関係を考えるうえでも、重要な表現です。
disagree with|~と意見が合わない
メリダと母親の対立に関連するのが disagree with。
disagree with someone=人と意見が合わない・人に反対する という意味です。
反対に agree with なら「~に賛成する・~と意見が一致する」。
親子や友人同士の会話でもよく使われる表現です。
undo a curse|呪いを解く
物語の中心にある「呪い」と関連するのが undo a curse。
undo=元に戻す・取り消す
curse=呪い
なので、undo a curse=呪いを解く という意味になります。
undo は do の反対というだけではなく、「すでに行ったことを元に戻す」という意味で使われます。
『メリダとおそろしの森』の英語の名言・セリフ

メリダ(Merida)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “It’s not fair!” | 「こんなの不公平よ!」 |
| “I want my freedom!” | 「私は自由が欲しい!」 |
| “But it’s my life.” | 「でも、私の人生なのよ」 |
| “I’m just not ready.” | 「私はまだ心の準備ができてない」 |
| “I’ll never be like you!” | 「絶対にあなたみたいにはならない!」 |
| “I’d rather die than be like you!” | 「あなたみたいになるくらいなら、死んだほうがまし!」 |
| “Not if I have any say in it.” | 「私が決められる限り、そんなことにはさせない」 |
メリダの英語は、感情がそのまま言葉に出るタイプです。特に “It’s my life.” のような短く強い文が多く、自分の人生を自分で決めたいという彼女の性格が表れています。
“Not if I have any say in it.” はメリダらしい表現。have a say in ~ は「~について発言権がある」「~を決めることに関われる」という意味です。「私に決定権があるなら、そうはさせない」というニュアンスになります。
エリノア王妃(Queen Elinor)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “Legends are lessons. They ring with truths.” | 「伝説は教訓なの。そこには真実が込められている」 |
| “It’s marriage. It’s not the end of the world.” | 「結婚よ。世界の終わりじゃないわ」 |
| “But we can’t just run away from who we are.” | 「自分たちが何者なのかから、ただ逃げることはできないわ」 |
| “Are you willing to pay the price your freedom will cost?” | 「自由のために払う代償を受け入れる覚悟はあるの?」 |
| “Merida, you are a princess!” | 「メリダ、あなたはプリンセスなのよ!」 |
| “I expect you to act like one!” | 「プリンセスらしく振る舞うことを求めます!」 |
エリノアは「母親」であると同時に「王妃」でもあるため、メリダの自由をただ否定しているわけではありません。responsibility(責任)やduty(義務)を重視する立場から話しています。
なかでも “We can’t just run away from who we are.” は、「自分たちが何者なのかから逃げることはできない」という意味。run away from ~ は「~から逃げる」という基本的な表現ですが、この場面では物理的な逃走ではなく、王族としての立場から逃げることを指しています。
ファーガス王(King Fergus)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “Sure you can!” | 「できるとも!」 |
| “Pretend I’m Merida.” | 「私をメリダだと思って」 |
| “What would you say?” | 「君なら何と言う?」 |
| “There! That’s my queen!” | 「そうだ!それでこそ私の王妃だ!」 |
ファーガスはエリノアとメリダの間に入る、比較的おおらかな人物です。
Pretend I’m ~ は「私を~だと思って」という便利な表現。作中ではファーガスが「自分をメリダだと思って話してみて」とエリノアに促すことで、母娘それぞれの本音を引き出していきます。
メリダとエリノアの対立シーン
| キャラクター | 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|---|
| メリダ | “You’re never there for me!” | 「あなたはいつも私のそばにいてくれない!」 |
| メリダ | “This whole marriage is what you want!” | 「この結婚は全部あなたが望んでいることでしょ!」 |
| エリノア | “Oh, you’re acting like a child!” | 「まあ、子どもみたいな振る舞いをして!」 |
| メリダ | “I’ll never be like you!” | 「絶対にあなたみたいにはならない!」 |
| エリノア | “Merida, you are a princess!” | 「メリダ、あなたはプリンセスなのよ!」 |
この場面では、You’re never ~ / This whole ~ / I’ll never ~ のような強い断定表現が続きます。二人が「相手を理解できない」のではなく、実はお互いに相手を思っているからこそ衝突していることが、英語の強い言い方にも表れています。
メリダの最後のナレーション
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “There are those who say fate is something beyond our command.” | 「運命は私たちの力の及ばないものだと言う人もいる」 |
| “That destiny is not our own.” | 「運命は自分自身で決めるものではない、と」 |
| “Our fate lives within us.” | 「でも、私たちの運命は私たち自身の中にある」 |
| “You only have to be brave enough to see it.” | 「それを見るために必要なのは、ただ勇気だけ」 |
最後の “Our fate lives within us.” は『メリダとおそろしの森』を象徴するセリフです。
fate と destiny はどちらも「運命」と訳せますが、この作品では物語の重要語として繰り返し登場します。また、be brave enough to ~ は「~するのに十分な勇気がある」という表現。タイトルの Brave ともつながっています。
『メリダとおそろしの森』を代表する英語セリフ
| キャラクター | 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|---|
| メリダ | “I want my freedom!” | 「私は自由が欲しい!」 |
| エリノア | “Legends are lessons. They ring with truths.” | 「伝説は教訓。そこには真実が込められている」 |
| メリダ | “But it’s my life.” | 「でも、私の人生なのよ」 |
| メリダ | “Not if I have any say in it.” | 「私が決められる限り、そうはさせない」 |
| メリダ | “I’ll never be like you!” | 「絶対にあなたみたいにはならない!」 |
| メリダ | “Our fate lives within us.” | 「私たちの運命は私たち自身の中にある」 |
『メリダとおそろしの森』は、fate(運命)・destiny(運命)・freedom(自由)・choice(選択)といった言葉が物語そのものと深く結びついています。
特に “Our fate lives within us.” は、メリダが「決められた運命を受け入れる」のではなく、自分自身の選択によって未来を変えていく物語を端的に表しています。
You embarrassed them.You embarrassed me.
あなたは彼らに恥をかかせたのよ。私にも恥をかかせたの。
But every once in a while, there’s a day when I don’t have to be a princess. No lessons, no expectations. A day where anything can happen. A day I can change my fate.
でも、ごくたまに王女らしくしなくてもいい日がある。お稽古も義務も忘れ、どんなことでも可能な日。私の運命を変えられる日。
Our fate lives in us. You only have to be brave enough to see it.
運命は自分の中にある。それを見つめる勇気を持てばいいだけ。
『メリダとおそろしの森』の劇中の曲・音楽

『メリダとおそろしの森』では、スコットランドを舞台にした作品らしく、ケルトやスコットランドを感じさせる音楽が使われています。
劇中で印象的な曲の一つが Touch the Sky。
touch=触れる
sky=空
なので、タイトルを直訳すると「空に触れる」。
メリダが自由を求め、自分の道を進もうとする姿と重なるタイトルです。
もう一つの重要な楽曲が Into the Open Air。
into=~の中へ
open air=屋外・開けた空間
という意味があります。
open air は「屋外」「開放された空間」という意味で、閉ざされた場所から外へ出ていくようなイメージを持つ表現です。
また、作品の音楽ではスコットランドの伝統的な雰囲気を感じさせる楽器や歌唱が使われています。
『メリダとおそろしの森』では、音楽も単なる背景ではなく、自由、自然、スコットランドの文化という作品の世界観を表現する重要な要素になっています。
『メリダとおそろしの森』の英語まとめ
『メリダとおそろしの森』の英語タイトルは Brave。「勇敢な」「勇気のある」という意味で、メリダが自分の運命に立ち向かう物語を象徴しています。
作品の世界には Scotland、kingdom、castle、clan、archery、bow、arrow、curse、witch、will-o’-the-wisp など、スコットランドやファンタジーを感じさせる英語が登場します。
また、物語と関連する英語では break a promise、make a choice、change one’s fate、be meant to、take one’s own path、stand up for、make peace、make up with、disagree with、undo a curse などがポイントです。
『メリダとおそろしの森』は、Brave というタイトルの意味から、メリダの弓術、スコットランドの氏族、呪い、運命、そして自分の道を選ぶというテーマまで見ていくと、作品に登場する英語をより深く知ることができます。
『メリダとおそろしの森』はDisney+で配信されているため、英語音声や字幕に対応している場合は、作品を実際に英語版で確認することもできます。




