『ピノキオ』は、ゼペットによって作られた木の人形が、さまざまな経験を通して本物の人間になることを目指すディズニー映画です。英語の原題も Pinocchio。
作品には、puppet、wooden、carpenter、cricket、fairy、whale、island、star、lie、truth など、ピノキオの物語や世界に関連する英語が登場します。
劇中では When You Wish Upon a Star が特に有名です。
ここでは、『ピノキオ』の英語タイトル、英語版の視聴方法、主要キャラクターの英語名、作品の世界や用語、関連する英語表現、劇中の曲について紹介します。
『ピノキオ』の英語タイトルは?
『ピノキオ』の英語タイトルは Pinocchio です。
イタリアの作家カルロ・コッローディによる原作小説の英題『The Adventures of Pinocchio(ピノッキオの冒険)』や、主人公の名前がそのまま採用されています。
発音は「ピノキオ」よりも「ピノーキオ(/pɪˈnoʊki.oʊ/)」に近く、
真ん中の「no」の部分にアクセントが置かれます。
「Pinocchio」という名前の由来と意味
イタリア語のトスカーナ方言に由来する名前です。
pino = 松(松の木)
-cchio = 小さいもの・愛らしいものを表す接尾辞
直訳すると「松の実」や「小さな松の木」という意味を持ち、丸太(木)から作られたあやつり人形である主人公の特徴をそのまま表した名前になっています。
『ピノキオ』の英語版はどこで見られる?
『ピノキオ』を英語音声・英語字幕で楽しむなら、動画配信サービスのDisney+(ディズニープラス)がおすすめです。
- 設定はワンタップ:再生中いつでも、スムーズに音声と字幕を「英語」に切り替え可能。
- 生きた英語に触れられる:名曲の数々やキャラクターの感情豊かなセリフを、オリジナルキャストの美しい発音でそのまま堪能できます。
また、「お気に入りの作品として手元に残したい」「通信制限を気にせずリピートしたい」という方には、DVDやBlu-rayの購入もぴったりです。現在販売中の公式パッケージ版にも、しっかり英語音声・英語字幕が収録されています。
英語版の映画『ピノキオ』は以下のDVDで英語字幕・英語音声で視聴できます。
言語 : 英語, 日本語
字幕 : 英語, 日本語
販売元 : ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
『ピノキオ』の主要キャラクター英語名
『ピノキオ』の主要キャラクターは、英語では次のように表記されます。
| 日本語名 | 英語表記 |
|---|---|
| ピノキオ | Pinocchio |
| ゼペット | Geppetto |
| ジミニー・クリケット | Jiminy Cricket |
| ブルー・フェアリー | Blue Fairy |
| J・ワージントン・ファウルフェロー | J. Worthington Foulfellow |
| ギデオン | Gideon |
| ストロンボリ | Stromboli |
| モンストロ | Monstro |
| 正直ジョン | Honest John |
| アレッキーノ | Signor Arlecchino |
Pinocchio|ピノキオ
主人公が Pinocchio。木で作られた人形で、物語の中では「本物の男の子」になることを目指します。
英語では、wooden puppet=木製の人形と表現できます。
Geppetto|ゼペット
ピノキオを作った木工職人が Geppetto。英語版では Geppetto と表記されます。
職業を表す英語としては、carpenter=大工・木工職人が関連します。carpenter は、木材を使って家具や建物などを作る職人を表す英語です。
Jiminy Cricket|ジミニー・クリケット
ピノキオを導く存在が Jiminy Cricket。cricket=コオロギという意味です。
つまり、名前をそのまま見ると Jiminy Cricket=ジミニーという名前のコオロギ という構造になっています。
Blue Fairy|ブルー・フェアリー
ピノキオに重要な役割を果たす妖精が Blue Fairy。
blue=青い
fairy=妖精
なので、直訳すると「青い妖精」です。fairy=妖精は、ファンタジー作品でよく登場する英単語です。
J. Worthington Foulfellow|ファウルフェロー
ピノキオをだまして危険な道へ誘うキツネが J. Worthington Foulfellow。
「Foulfellow」という名前には、foul=不正な・不快なという英語を連想させる要素があります。
名前そのものにキャラクターの性格を感じさせる作りになっています。
Honest John|正直ジョン
ファウルフェローの名前には対照的なキャラクター名も登場します。
Honest Johnです。honest=正直ななので、直訳すると「正直なジョン」。
しかし、実際のキャラクターは「正直」という名前とは対照的な存在です。こうした名前とキャラクターの性格のギャップも、『ピノキオ』の英語で面白いポイントです。
Monstro|モンストロ
ピノキオたちの前に現れる巨大なクジラが Monstro。英語の monster は「怪物」という意味です。
monster=怪物・化け物という単語を連想すると、Monstro という名前からも巨大で恐ろしい存在がイメージできます。
『ピノキオ』の場所・世界・用語の英語

『ピノキオ』には、木工職人の工房から、サーカス、遊園地のような世界、海の中まで、さまざまな場所が登場します。
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| 人形 | puppet |
| 木製の | wooden |
| 木工職人・大工 | carpenter |
| 工房 | workshop |
| コオロギ | cricket |
| 妖精 | fairy |
| 魔法 | magic |
| 星 | star |
| クジラ | whale |
| 海 | sea |
| 島 | island |
| 遊園地 | amusement park |
| サーカス | circus |
| 人間 | human |
| 男の子 | boy |
| 良心 | conscience |
| 嘘 | lie |
| 真実 | truth |
| 約束 | promise |
| 勇気 | courage |
puppet|人形
ピノキオを表す重要な英語が puppet。puppet=操り人形・人形です。単なる人形を表す doll とは少し違い、puppet は人が動かして演じる人形を指します。ピノキオが最初は人形として生まれたことを考えると、作品を理解するうえで重要な単語です。
conscience|良心
ピノキオを導くジミニー・クリケットに関連する重要な英語が conscience。conscience=良心です。これは作品を理解するうえでかなり重要な単語です。
ピノキオが「正しいことをするべきか」「悪い誘いに従うのか」と迷うとき、その判断を導く存在がジミニー・クリケットだからです。
conscience は発音が少し特徴的で、「コンシエンス」に近い音になります。
なお、conscience=良心と、conscious=意識しているは綴りが似ているため注意が必要です。
truth|真実
truth=真実という名詞。「嘘」を意味する lie と対になる言葉です。
truth=真実
lie=嘘
という組み合わせは、『ピノキオ』の物語を理解するうえでも分かりやすいでしょう。
そして、物語の終盤にも関係する重要な言葉が courage。courage=勇気です。「勇気を持つ」は、have courageなどと表現できます。
『ピノキオ』に関連する英語表現

『ピノキオ』では、「嘘をつく」「真実を話す」「約束を守る」「願いがかなう」「本物になる」など、物語そのものと結びつく英語表現が多くあります。
| 英語表現 | 意味 |
|---|---|
| tell a lie | 嘘をつく |
| tell the truth | 真実を話す |
| tell a white lie | 罪のない嘘をつく |
| be honest | 正直である |
| be truthful | 正直である・真実を話す |
| keep a promise | 約束を守る |
| break a promise | 約束を破る |
| wish upon a star | 星に願いをかける |
| make a wish | 願い事をする |
| come true | 実現する・かなう |
| believe in | ~を信じる |
| turn into | ~に変わる |
| become a real boy | 本物の男の子になる |
| make the right choice | 正しい選択をする |
| learn a lesson | 教訓を学ぶ |
| get into trouble | トラブルに巻き込まれる |
| stay out of trouble | トラブルを避ける |
| follow one’s conscience | 自分の良心に従う |
tell a lie|嘘をつく
『ピノキオ』といえば、まず思い浮かぶ英語が tell a lie。tell a lie=嘘をつくです。
英語では「嘘をする」ではなく、tell a lieと表現します。lie=嘘なので、「嘘を話す」というイメージです。
tell the truth|真実を話す
tell the truth=真実を話すという表現。tell a lie と tell the truth は対になる表現です。
tell a lie=嘘をつく
tell the truth=真実を話す
として覚えると分かりやすいでしょう。
be honest|正直である
be honest=正直であるという表現。honest=正直なです。
『ピノキオ』では「正直であること」が物語の重要なテーマなので、honest は作品と強く結びつく英単語です。
wish upon a star|星に願いをかける
『ピノキオ』を象徴する表現が wish upon a star。wish upon a star=星に願いをかけるという意味です。
単に「星を見る」のではなく、星に願いを託すというロマンチックな表現です。
make a wish|願い事をする
make a wish=願い事をするという表現。誕生日にろうそくを消すときなどにも使われます。wish=願い・願うなので、make a wish=願いをするというイメージです。
make the right choice|正しい選択をする
make the right choice=正しい選択をするという表現。choice=選択なので、make a choice=選択するとなります。
ピノキオがさまざまな誘惑や困難の中で、正しい道を選ぶという物語とも関係します。
『ピノキオ』の英語の名言・セリフ

ピノキオ(Pinocchio)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “I’m a real boy!” | 「僕は本物の男の子だ!」 |
| “I want to be a real boy.” | 「本物の男の子になりたい」 |
| “Gee, I’m awful sorry.” | 「ああ、本当にごめんなさい」 |
| “I can’t go with you.” | 「あなたと一緒には行けない」 |
| “I’m going to be a good boy.” | 「僕、いい子になるよ」 |
ピノキオの物語では、real boy(本物の男の子)が重要なキーワードです。
real は単に「本当の」というだけではなく、ここでは「本物の、人間の」という意味。木で作られた人形であるピノキオが「本物の男の子になりたい」と願うことが、物語の中心になっています。
また、awful sorry の awful は本来「ひどい」という意味ですが、口語では程度を強めて「ものすごく」という意味になることがあります。I’m awful sorry. なら「本当にごめんなさい」というニュアンスです。
Right and wrong? But how will I know?
良いことと、悪いこと?でもどうすればわかるの?
ジミニー・クリケット(Jiminy Cricket)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “Let your conscience be your guide.” | 「良心を道しるべにするんだ」 |
| “Give a little whistle.” | 「口笛を吹いてみよう」 |
| “Always let your conscience be your guide.” | 「いつでも良心を導きにするんだ」 |
| “I’m Pinocchio’s conscience.” | 「僕はピノキオの良心なんだ」 |
ジミニーを代表するのが “Let your conscience be your guide.”。conscience は「良心」。conscious(意識している)とはスペルが似ていますが意味は別です。
let A be B は「AをBのままにする」という基本構文。ここでは let your conscience be your guide = 自分の良心を道しるべにする という意味になります。
また、guide は「案内人」だけではなく「導くもの、指針」という意味でも使えます
A conscience is that still,small voice that people won’t listen to.
That’s just the trouble with the world today.
良心の声は人々がそれをよく聞こうとしないくらい小さい。
それは、今日の世界の問題だ。
ゼペット(Geppetto)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “I’ll make a wish.” | 「願いをかけよう」 |
| “You know, Pinocchio, you’re just a little puppet.” | 「ピノキオ、お前はまだ小さな人形なんだよ」 |
| “You’re alive!” | 「生きている!」 |
| “Pinocchio, my boy!” | 「ピノキオ、私の息子!」 |
ゼペットはピノキオを単なる人形ではなく、自分の息子のように大切にしています。
my boy は直訳すると「私の少年」ですが、親が子どもに対して「坊や」「息子よ」と呼びかけるような表現。単純な所有を表す my ではなく、親愛のニュアンスがあります。
ブルー・フェアリー(The Blue Fairy)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “Prove yourself brave, truthful, and unselfish.” | 「勇敢で、正直で、無私の人間だと証明しなさい」 |
| “You’ve got to learn to choose between right and wrong.” | 「正しいことと間違ったことを選ぶことを学ばなければならない」 |
| “A lie keeps growing and growing until it’s as plain as the nose on your face.” | 「嘘はどんどん大きくなって、顔の鼻のように明らかになるのよ」 |
| “Now, remember, Pinocchio…” | 「いい、忘れないで、ピノキオ……」 |
ブルー・フェアリーのセリフには、brave(勇敢な)・truthful(正直な)・unselfish(利他的な)・right and wrong(善悪)など、ピノキオが人間になるために必要な価値観を表す言葉が多く登場します。
特に prove yourself は重要な表現。「自分の実力や価値を証明する」という意味で、映画やドラマでもよく登場します。
Honest John(正直ジョン)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “Honest John, at your service!” | 「正直ジョン、いつでもお役に立ちます!」 |
| “Why, that’s a fine name!” | 「いやあ、なんて素敵な名前だ!」 |
| “You’re a natural!” | 「君には才能がある!」 |
| “Come with us!” | 「俺たちと来な!」 |
Honest John は「正直なジョン」という名前ですが、実際には詐欺師。この名前自体が皮肉になっています。
at your service は「ご用命ください」「いつでもお役に立ちます」という決まり文句。丁寧な表現ですが、Honest Johnが使うことで、かえって胡散臭さが強調されています。
『ピノキオ』を代表する英語セリフ
| キャラクター | 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|---|
| ジミニー | “Let your conscience be your guide.” | 「良心を道しるべにするんだ」 |
| ピノキオ | “I want to be a real boy.” | 「本物の男の子になりたい」 |
| ブルー・フェアリー | “Prove yourself brave, truthful, and unselfish.” | 「勇敢で、正直で、無私の人間だと証明しなさい」 |
| ジミニー | “Give a little whistle.” | 「口笛を吹いてみよう」 |
| ピノキオ | “I’m a real boy!” | 「僕は本物の男の子だ!」 |
| ゼペット | “You’re alive!” | 「生きている!」 |
conscience は『ピノキオ』をきっかけに覚えておくと印象に残りやすい単語です。conscience = 良心、善悪を判断する心。ジミニーがピノキオの「良心」として行動することから、作品全体の重要語になっています。
You must learn to choose between right and wrong.
善と悪の区別を学ばなきゃならないわ
You see, Pinocchio. A lie keeps growing and growing until it’s as plain as the nose on your face.
わかりましたねピノキオ、嘘は一度つくとどんどん大きくなるのです。
その鼻みたいに隠せなくなるの。
I wish that my little Pinocchio might be a real boy.
私の可愛いピノキオが本物の男の子になれたら良いのに。
When you wish upon a star, your dreams come true.
星に願いを あなたの夢は叶います
『ピノキオ』の劇中の曲・音楽
When You Wish Upon a Star
『ピノキオ』を代表する楽曲が When You Wish Upon a Star。
日本語では「星に願いを」として知られています。
タイトルを分けると、
when=~するとき
wish=願う・願い
upon=~の上に・~に
star=星
となります。
When You Wish Upon a Starは、「星に願いをかけるとき」という意味合いのタイトルです。
特に重要なのが wish upon ~ という表現。
wish upon a star=星に願いをかけるという、英語ならではの表現です。
I’ve Got No Strings
もう一つ印象的なのが I’ve Got No Strings。
string=ひも・糸なので、I’ve got no strings=私には糸がないという意味になります。
ここでの strings は、操り人形を動かすための「糸」。
ピノキオが操り人形としての状態から解放され、「自分自身で行動する」ことを象徴するタイトルになっています。
I’ve got ~=私は~を持っている
という会話表現も含まれているため、タイトルだけでも英語として面白い表現です。
『ピノキオ』の英語まとめ
『ピノキオ』の英語タイトルは Pinocchio で、日本語と同じく主人公の名前がそのまま作品タイトルになっています。
主要キャラクターは Pinocchio、Geppetto、Jiminy Cricket、Blue Fairy、Monstro など。
作品には puppet、wooden、carpenter、workshop、conscience、truth、lie、promise、courage など、ピノキオの世界や物語のテーマに関連する英語が登場します。
劇中の When You Wish Upon a Star は『ピノキオ』を象徴する楽曲で、wish upon a star=星に願いをかけるという表現も印象的です。
『ピノキオ』は、木の人形から本物の人間を目指す物語を通して、lie、truth、conscience、promise、courage、wish など、作品のテーマと深く結びついた英語を知ることができるディズニー作品です。
『ピノキオ』はDisney+で配信されているため、英語音声や字幕に対応している場合は、作品を実際に英語版で確認することもできます。




