『ヒックとドラゴン』は、ドラゴンと敵対してきたバイキングの少年ヒックが、傷ついたドラゴンと出会ったことをきっかけに、ドラゴンとの関係や自分自身の生き方を変えていく物語です。
英語の原題は How to Train Your Dragon。日本語タイトルからは想像しにくい英語タイトルになっています。
また、主人公のヒックは Hiccup、相棒のドラゴンは Toothless、ヒックの父ストイックは Stoick the Vast、アスティは Astrid Hofferson と表記されます。
ここでは、『ヒックとドラゴン』の英語タイトル、英語版の視聴方法、主要キャラクターの英語名、ドラゴンやバイキングの世界に登場する英語、関連表現、劇中の音楽について紹介します。
『ヒックとドラゴン』の英語タイトルと意味

『ヒックとドラゴン』の英語タイトルは How to Train Your Dragon です。
タイトルを分けると、
how to ~=~する方法
train=訓練する・しつける
your dragon=あなたのドラゴン
日本語に訳すと「あなたのドラゴンの躾け(しつけ)方」「ドラゴンの訓練方法」となります。「しつけ」の直訳は「Discipline」ですが、犬など動物の「しつけ」には「train」を使うことがあります。
ただし、映画の内容を知っていると、このタイトルには少し面白いところがあります。
ヒックがドラゴンを一方的に「訓練する」のではなく、ドラゴンとの関係を築きながら、お互いを理解していく物語だからです。
そのため How to Train Your Dragon は、作品のテーマを考えると「ドラゴンとの付き合い方」や「ドラゴンを理解する方法」といったニュアンスも感じられるタイトルです。
『ヒックとドラゴン』の英語版はどこで見られる?

『ヒックとドラゴン』の英語版は、動画配信サービスのNetflixやAmazon Prime Video、U-NEXTで視聴できます。
- 設定はワンタップ:再生中いつでも、スムーズに音声と字幕を「英語」に切り替え可能。
- 生きた英語に触れられる:名曲の数々やキャラクターの感情豊かなセリフを、オリジナルキャストの美しい発音でそのまま堪能できます。
また、「お気に入りの作品として手元に残したい」「通信制限を気にせずリピートしたい」という方には、DVDやBlu-rayの購入もぴったりです。現在販売中の公式パッケージ版にも、しっかり英語音声・英語字幕が収録されています。
『ヒックとドラゴン』の主要キャラクター英語名

『ヒックとドラゴン』の主要キャラクターは、英語では次のように表記されます。
| 日本語名 | 英語表記 |
|---|---|
| ヒック | Hiccup |
| トゥース | Toothless |
| アスティ | Astrid Hofferson |
| ストイック | Stoick the Vast |
| ゴバー | Gobber |
| スノット | Snotlout Jorgenson |
| フィッシュ | Fishlegs Ingerman |
| ラフ&タフ | Ruffnut Thorston / Tuffnut Thorston |
| ミルデュー | Mildew |
| ドラゴ | Drago Bludvist |
Hiccup|ヒック
主人公の名前は Hiccup。英語の hiccup は、実は「しゃっくり」という意味の単語です。
hiccup=しゃっくりという一般的な英単語が、そのまま主人公の名前として使われています。
英語で作品について調べるときには、「ヒック」という日本語の音だけを覚えるより、Hiccup という綴りを知っておくことが重要です。
Toothless|トゥースレス
ヒックの相棒であるドラゴンは Toothless。
tooth=歯
-less=~がない
なので、toothless=歯のない・歯がないという意味です。
原語版(英語)での名前であり、普段は歯を口の中にしまって(出し入れして)隠せる特徴を持っていることに由来しています。
『ヒックとドラゴン』のドラゴン・世界・用語の英語
『ヒックとドラゴン』では、ドラゴンだけでなく、バイキングの文化や島の暮らしに関連する英語も数多く登場します。
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| ドラゴン | dragon |
| バイキング | Viking |
| 部族 | tribe |
| 部族長 | chief |
| 戦士 | warrior |
| 戦士たち | warriors |
| 村 | village |
| 島 | island |
| 飛行 | flight |
| 飛ぶ | fly |
| 訓練する | train |
| 訓練 | training |
| 戦う | fight |
| 武器 | weapon |
| 炎 | flame / fire |
| 翼 | wing |
| 尻尾 | tail |
| 牙・歯 | tooth / teeth |
| ドラゴンの巣 | dragon nest |
| ドラゴンライダー | dragon rider |
| 夜の怒り | Night Fury |
| バーク島 | Berk |
tribe|部族
tribe=部族という意味。バイキングたちの共同体を表現するときなどに使われます。
tribal=部族のという形容詞もあり、tribal culture=部族文化のように使えます。
chief|部族長・長
バイキングのリーダーを表す重要な英語が chief。chief=長・リーダー・族長という意味があります。
ヒックの父ストイックは、バークのリーダーとして chief と呼ばれる立場にあります。
一般的な英語でも、
police chief=警察署長
chief executive=最高経営責任者
など、「組織のトップ」を表す言葉として使われます。
dragon rider|ドラゴンライダー
ドラゴンと一緒に飛ぶ人物は dragon rider。
dragon=ドラゴン
rider=乗り手
なので、dragon rider=ドラゴンに乗る人・ドラゴンライダーとなります。
ride=乗る
rider=乗る人
という関係です。
Night Fury|ナイト・フューリー
トゥースレスの種族として知られるのが Night Fury。
night=夜
fury=激しい怒り・激怒
という意味なので、Night Fury=夜の怒りという直訳になります。
ここでの fury は単なる「怒り」よりも、「激しい怒り」「猛烈な怒り」という強いニュアンスを持つ言葉です。
『ヒックとドラゴン』のドラゴンの英語名

『ヒックとドラゴン』では、さまざまな種類のドラゴンが登場します。
| 日本語名 | 英語表記 |
|---|---|
| トゥースレス | Toothless |
| ナイト・フューリー | Night Fury |
| デッドリー・デンジャー | Deadly Nadder |
| グロンクル | Gronckle |
| モンスター・ナイトメア | Monstrous Nightmare |
| レッド・デス | Red Death |
| ヴェノマス・ボロウド | Venomous Brawler |
ドラゴンの英語名には、特徴を表す英単語が含まれているものがあります。
たとえば Deadly Nadder の deadly は「致命的な・非常に危険な」という意味。
deadly=致命的な・命に関わるほど危険なという英語です。
また Monstrous Nightmare の monstrous は「怪物のような・巨大で恐ろしい」、nightmare は「悪夢」という意味。
nightmare=悪夢なので、名前からもかなり物々しいドラゴンであることが分かります。
『ヒックとドラゴン』に関連する英語表現

『ヒックとドラゴン』では、ドラゴンとの関係やヒックの成長に結びつく英語表現が数多くあります。
| 英語表現 | 意味 |
|---|---|
| train a dragon | ドラゴンを訓練する |
| take care of | ~の世話をする |
| get along with | ~とうまく付き合う |
| figure out | 理解する・解決する |
| learn to trust | 信頼することを学ぶ |
| build trust | 信頼関係を築く |
| face your fears | 恐怖に立ち向かう |
| stand up for | ~を守るために立ち向かう |
| look after | ~の世話をする |
| rely on | ~を頼る |
| let go | 手放す・執着をやめる |
| find a way | 方法を見つける |
| prove yourself | 自分の実力を証明する |
| work together | 協力する |
| see things differently | 物事を違う見方で見る |
get along with|~とうまく付き合う
get along with ~=~とうまく付き合う・~と仲良くするという表現。ヒックとトゥースレスの関係を考えると、非常に作品に合った表現です。
最初は人間とドラゴンという対立する存在でしたが、徐々にお互いを理解し、協力する関係へと変わっていきます。
figure out|理解する・解決する
figure out=理解する・解決する・答えを見つけ出すという句動詞。
figure=数字・図などの意味だけを知っていると、figure out の意味は少し分かりにくい表現です。
何かを考えて、「どういうことなのか分かった」「どうすればいいのか分かった」という場面で使われます。
learn to trust|信頼することを学ぶ
learn to trust=信頼することを学ぶという表現。
learn to ~=~することを学ぶ・~できるようになるという形です。
ヒックとトゥースレスが互いに警戒するところから、少しずつ信頼関係を築いていく作品の流れにも合っています。
see things differently|物事を違う見方で見る
see things differently=物事を違った見方で見るという表現。
differently=違った方法で・異なってです。
ヒックは、周囲のバイキングとは違う視点からドラゴンを見ることで、それまでの常識を変えていきます。
『ヒックとドラゴン』の英語の名言・セリフ

映画『ヒックとドラゴン』には英語の名言・セリフがたくさんあります。そのいくつかをご紹介します。
While other places have ponies or parrots…we have…dragons.
ペットと言えばポニーやオウムだけど、この島では…ドラゴンだ。
Let’s pack up. Looks like you and me are taking a little vacation. Forever.
荷造りしろ。旅に出ることになりそうだ。永遠に。
Ow, wow. I did it. I did it. This fixes everything! Yes!
マジ?これ僕が…。これで何もかも解決だ!やった!
This is serious, son. When you carry this axe, you carry all of us with you.
これは遊びじゃないぞ。この斧を持つとき我々はお前と共にある。
Here, I brought you something, to keep you safe in the ring.
これを渡しておこう、お前を守ってくれる
『ヒックとドラゴン』の劇中の曲・音楽

『ヒックとドラゴン』の音楽は、ドラゴンとの飛行や壮大な冒険を印象づける重要な要素です。
特に作品を代表する音楽として知られているのが、ジョン・パウエルによる Test Drive。
test drive=試運転という意味の英語です。
通常は車などを購入する前に実際に運転してみることを指します。
『ヒックとドラゴン』では、ヒックとトゥースレスが空を飛ぶ印象的な場面で使われる楽曲のタイトルとして、この Test Drive という言葉が使われています。
英語版の作品を見るときは、台詞だけでなく、こうした曲名に使われている英語にも注目すると、『ヒックとドラゴン』独特の世界観をより深く感じられます。
『ヒックとドラゴン』の英語まとめ

『ヒックとドラゴン』の英語タイトルは How to Train Your Dragon。日本語タイトルとは大きく異なり、「ドラゴンを訓練する方法」という意味になります。
キャラクターは Hiccup、Toothless、Astrid、Stoick などと表記され、特に Hiccup=しゃっくり、Toothless=歯のない という名前の意味も特徴的です。
作品には Viking、tribe、chief、warrior、Night Fury、dragon rider、Berk など独自の英語が登場し、ヒックとドラゴンの関係や成長を表す英語表現も数多く使われています。
英語タイトルからキャラクター名、ドラゴンの種類、世界観、関連表現、音楽まで見ると、『ヒックとドラゴン』は英語の情報量が非常に多い作品です。




