『カーズ』は、2006年に公開されたディズニー&ピクサーの長編アニメーション映画です。
日本語タイトルは『カーズ』ですが、英語の原題は Cars。
そして、『カーズ』には、racer、champion、race、track、pit stop、finish line、sponsor、tow truck、highway、route など、モータースポーツや車に関連する英語が数多く登場します。
ここでは、『カーズ』の英語タイトル、英語版の視聴方法、主要キャラクターの英語名、場所・世界・用語、作品に関連する英語表現、さらに劇中の曲について紹介します。
『カーズ』の英語タイトルと意味

映画『カーズ』の英語タイトルは「Cars」です。当初は『Route 66』というタイトルで制作されていましたが、1960年代に同名のテレビドラマがあったことから、作品名を『カーズ』に変更しています。
作品の中では人間が登場する一般的な世界とは異なり、車そのものが意思を持ち、会話をしたり、レースをしたり、町で生活したりしています。
そのため Cars というタイトルは、「車についての映画」というだけでなく、「車たちが暮らす世界」を表すタイトルにもなっています。
『カーズ』の英語版はどこで見られる?
映画『カーズ』は、動画配信サービスのDisney+(ディズニープラス)で視聴できます。
Disney+では、対応している作品であれば、視聴中に音声と字幕の言語を変更できます。公式ヘルプによると、再生中に設定メニューから希望する音声・字幕言語を選択できます。
そのため、『リメンバー・ミー』を英語で見る場合は、
英語音声・英語字幕に設定して視聴することができます。
DVD・Blu-rayで英語版を楽しみたい場合は、ディズニー公式の商品情報も確認できます。現在販売されているBlu-ray・DVDには英語字幕・英語音声が収録されています。
言語 : 英語, 日本語
字幕 : 英語, 日本語
販売元 : ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
以下、映画『カーズ』シリーズ作品も英語字幕・英語音声で視聴できます。
『カーズ』は車やレースに関する英語が多いため、キャラクター名や作品タイトルだけでなく、劇中に登場する用語にも注目すると、この映画ならではの英語を知ることができます。
『カーズ』の主要キャラクター英語名

『カーズ』の主要キャラクターは、英語では次のように表記されます。
| 日本語名 | 英語表記 |
|---|---|
| ライトニング・マックィーン | Lightning McQueen |
| メーター | Mater |
| ドック・ハドソン | Doc Hudson |
| サリー | Sally |
| ラモーン | Ramone |
| フロー | Flo |
| ルイジ | Luigi |
| グイド | Guido |
| シェリフ | Sheriff |
| フィルモア | Fillmore |
| マック | Mack |
| キング | The King |
| チック・ヒックス | Chick Hicks |
『カーズ』の場所・世界・用語の英語

『カーズ』では、アメリカの道路や町、モータースポーツに関する英語が重要になります。
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| ラジエーター・スプリングス | Radiator Springs |
| ルート66 | Route 66 |
| レース | race |
| レーサー | racer |
| レーシングカー | race car |
| レース場・コース | track |
| ゴールライン | finish line |
| スタートライン | starting line |
| ピットストップ | pit stop |
| 優勝者 | champion |
| 優勝 | victory |
| ライバル | rival |
| スポンサー | sponsor |
| レッカー車 | tow truck |
| 高速道路 | highway |
| 道路 | road |
| 交差点 | intersection |
| 町 | town |
| 故郷 | hometown |
| ルート・経路 | route |
| ガソリンスタンド | gas station |
| タイヤ | tire |
| エンジン | engine |
Route 66|ルート66
『カーズ』の世界観と深く結びついているのが Route 66。
アメリカを横断する歴史的な道路として知られ、作品では町の衰退と道路交通の変化を象徴する存在として描かれています。
英語では Route 66 と表記します。
route=道・経路・ルートという意味。
日本語でも「ルート」と使いますが、英語では道路だけでなく、目的地までの経路や移動経路にも使われます。
track|レースコース
track=跡・道・走路・コースという意味。
『カーズ』では特にレースコースを指す言葉として重要です。
race track=レースコースとなります。
なお、track は「足跡」「線路」「陸上競技場のトラック」など、文脈によって意味が変わる多義語です。
pit stop|ピットストップ
レース中に車が一時停止して、タイヤ交換や整備などを行うことを pit stop といいます。
pit=ピット・作業エリア
stop=停止
という組み合わせです。モータースポーツを扱う英語では非常に重要な表現です。
tow truck|レッカー車
メーターのようなレッカー車は英語で tow truck。
tow=牽引する
truck=トラック・車
という組み合わせです。
tow=引っ張る・牽引するという動詞を知っていると、tow truck の意味も理解しやすくなります。
『カーズ』に関連する英語表現

『カーズ』では、レースで勝つことだけでなく、ライバルとの競争、目的地へ向かうこと、立ち止まって考えることなど、物語につながる表現も見つけられます。
| 英語表現 | 意味 |
|---|---|
| win the race | レースに勝つ |
| cross the finish line | ゴールラインを通過する |
| take the lead | 先頭に立つ |
| fall behind | 遅れを取る |
| catch up with | ~に追いつく |
| race against | ~と競争する |
| pull ahead | 先行する・引き離す |
| slow down | 速度を落とす |
| speed up | 速度を上げる |
| get back on track | 軌道に戻る |
| stay on track | 予定・進路から外れない |
| change direction | 方向を変える |
| head for | ~へ向かう |
| find one’s way | 自分の道を見つける |
| leave something behind | ~を置いていく・過去のものにする |
| come back stronger | より強くなって戻る |
| learn a lesson | 教訓を学ぶ |
| prove oneself | 自分の実力を証明する |
| be in the lead | 先頭にいる |
take the lead|先頭に立つ
take the lead=先頭に立つ・主導権を握るという表現。
レースでは文字通り「先頭に立つ」という意味になります。
lead=先頭・リードという名詞からできています。
スポーツ以外でも「主導権を握る」という意味で使える便利な表現です。
fall behind|遅れを取る
fall behind=遅れる・遅れを取るという意味。
fall=落ちる
behind=後ろに
というイメージから、「後ろに落ちる」→「遅れる」と考えると分かりやすいでしょう。
レースで前の車から離される場合にも使えます。
catch up with|~に追いつく
catch up with=~に追いつくという表現。レースでは前を走っている車に追いつくという意味で使えます。
ただし、日常英語でも非常によく使われ、catch up with a friend なら「友人に追いつく」だけでなく、「友人と久しぶりに話す・近況を話す」といった意味になることがあります。
pull ahead|先行する
pull ahead=前に出る・先行するという表現。レース中に他の車を引き離して前に出るような場面で使えます。
ahead=前方に・先にという単語がポイントです。
get back on track|軌道に戻る
『カーズ』に特に合う表現の一つが get back on track。文字通りなら「コースに戻る」。そこから、get back on track=元の軌道に戻る・立て直すという比喩的な意味でも使われます。
レースだけでなく、仕事や人生について「調子を取り戻す」「本来の方向へ戻る」という場合にも使える表現です。
stay on track|予定・進路から外れない
stay on track=軌道に乗ったままでいる・予定どおり進むという表現。track が「道・コース」を表すことから、「道から外れない」というイメージになります。
『カーズ』のようなロードムービー的な作品では、文字通りの「道」と比喩的な「人生の道」の両方につながります。
head for|~へ向かう
head for=~へ向かうという表現。head=頭という意味が有名ですが、動詞では「~へ向かう」という意味でも使われます。
たとえば、head for Radiator Springsなら「ラジエーター・スプリングスへ向かう」。車がさまざまな場所を移動する『カーズ』と相性のいい表現です。
leave something behind|~を置いていく・過去のものにする
leave something behind は「何かを後ろに残していく」という表現。
物を置き忘れる場合にも使えますが、比喩的に「過去を捨てる」「過去のものとして残していく」という意味でも使えます。
『カーズ』では、マックィーンがレースだけを追い求める生き方から変化していく物語を考えると、興味深い表現です。
prove oneself|自分の実力を証明する
prove oneself=自分の実力・価値を証明するという意味。prove=証明するなので、「自分自身を証明する」という形になります。
新人レーサーとして成功を目指すマックィーンの物語にも関連する表現です。
learn a lesson|教訓を学ぶ
learn a lesson=教訓を学ぶという表現。単に知識を覚えるのではなく、「経験を通じて大切なことを学ぶ」というニュアンスがあります。
『カーズ』はレースで勝つことだけではなく、マックィーンがラジエーター・スプリングスで経験を重ねていく物語でもあるため、この表現がよく合います。
『カーズ』の英語の名言・セリフ

『カーズ』の英語版では、レースや成長に関係する表現が多く登場します。
ライトニング・マックィーンの英語セリフ
| 英語セリフ | 日本語 |
|---|---|
| “I am speed.” | 「俺はスピードだ」 |
| “Speed. I am speed.” | 「スピードだ。俺はスピードだ」 |
| “I decide when I’m ready.” | 「いつ準備ができたかを決めるのは俺だ」 |
| “I need to get out of here.” | 「ここから出なきゃ」 |
| “I’m a race car.” | 「俺はレーシングカーだ」 |
マックィーンの代表的な言葉が、“I am speed.”です。非常に短い表現ですが、序盤のマックィーンが「速さこそ自分の価値」と考えていることを象徴しています。
メーター(Mater)の英語セリフ
| 英語セリフ | 日本語 |
|---|---|
| “My name’s Mater, like tuh-mater, but without the tuh.” | 「俺の名前はメーター。トメーターから“ト”を取った感じだ」 |
| “I knew I was right!” | 「俺が正しいって分かってた!」 |
| “You’re a good guy.” | 「お前はいいやつだよ」 |
| “I get to go with you!” | 「俺も一緒に行けるんだ!」 |
| “I like you, too, buddy.” | 「俺もお前のこと好きだぜ、相棒」 |
メーターといえば、“My name’s Mater, like tuh-mater, but without the tuh.”という名前のジョーク。
tomato → ‘materのように、単語の一部を取って名前にしているという言葉遊びです。
I knew it. I knowed I made a good choice! ——My best friend.
やっぱりだ。お前を選んでよかった!俺の親友に
ドック・ハドソンの英語セリフ
| 英語セリフ | 日本語 |
|---|---|
| “You think you’re a hotshot?” | 「自分がすごいやつだと思ってるのか?」 |
| “You have no idea what you’re talking about.” | 「お前は何も分かっていない」 |
| “You’re a rookie.” | 「お前は新人だ」 |
| “You can’t teach an old car new tricks.” | 「年寄りの車に新しい技を教えることはできない」 |
ドックのセリフでは、hotshot = 腕の立つ人、やり手、自信過剰な人が面白い単語です。
文脈によっては褒め言葉にもなりますが、ドックがマックィーンに使う場合は「自分を大物だと思っている生意気なやつ」という皮肉が含まれています。
“There’s a lot more to racing than just winning.”
レースには、ただ勝つことよりもずっと大切なことがあるんだ
“When is the last time you cared about something except yourself, hot rod?“
自分以外の誰かのために何かをしたことはあるか?
“This ain’t one-man deal.
You need to wise up and get a good crew chief and a good team.“
自分一人でやっていけると思ったら間違いだ。
いいクルーチーフを見つけ、いいチームを作れ。
サリー(Sally Carrera)の英語セリフ
| 英語セリフ | 日本語 |
|---|---|
| “You’re not a bad guy.” | 「あなたは悪い人じゃない」 |
| “You know, you could learn a lot from this town.” | 「この町から学べることはたくさんあるわよ」 |
| “You should give this place a chance.” | 「この場所に一度チャンスを与えてみるべきよ」 |
チック・ヒックスの英語セリフ
| 英語セリフ | 日本語 |
|---|---|
| “I’m gonna win!” | 「俺が勝つ!」 |
| “You want to know something?” | 「一つ知りたいか?」 |
| “I’m gonna beat you.” | 「お前を負かしてやる」 |
『カーズ』を代表する英語セリフ
| 英語セリフ | 日本語 |
|---|---|
| “I am speed.” | 「俺はスピードだ」 |
| “Racing is about more than winning.” | 「レースは勝つことだけじゃない」 |
| “You should give this place a chance.” | 「この場所に一度チャンスを与えてみるべきよ」 |
| “I’m gonna beat you.” | 「お前を負かしてやる」 |
『カーズ』は、レースに関する英語だけでなく、主人公の成長や人間関係に関係する表現も拾いやすい作品です。
特に “Racing is about more than winning.” は、単なるレース映画ではない『カーズ』のテーマを非常によく表しています。
最初は「勝つこと」だけを考えていたマックィーンが、ラジエーター・スプリングスで仲間と過ごすことで、勝敗以外の価値に気づいていく――その変化を英語でも読み取れる一言です。
『カーズ』の劇中の曲・音楽

『カーズ』では、車と道路の世界観を盛り上げる音楽も印象的です。
代表的な曲の一つが Life Is a Highway。
映画の中ではラスカル・フラッツによるカバーが使用されています。
life=人生・生命
highway=高速道路・幹線道路
なので、タイトルは直訳すると「人生はハイウェイ」。
これは単純に道路について歌っているだけではなく、人生そのものを道路や旅にたとえる表現になっています。
『カーズ』の「車で旅をする」という物語とも非常に相性のいいタイトルです。
また、劇中で印象的に使われる Our Town も作品の舞台と深く結びついています。
our=私たちの
town=町
で、「私たちの町」という意味。
ラジエーター・スプリングスという小さな町にマックィーンが滞在し、そこに暮らす車たちとの関係を深めていく物語を考えると、タイトルそのものにも意味があります。
さらに『カーズ』では、道路を走ること、遠くへ向かうこと、故郷へ戻ることなど、road、highway、town、journey といった言葉と相性のいい音楽が作品全体の雰囲気を作っています。
特に Life Is a Highway は、『カーズ』の「車」と「人生の旅」を重ね合わせた作品らしい一曲として知られています。
『カーズ』の英語まとめ
『カーズ』の英語タイトルは Cars。主要キャラクターは Lightning McQueen、Mater、Doc Hudson、Sally、Chick Hicks などと表記されます。
また、take the lead、fall behind、catch up with、pull ahead、get back on track、stay on track、head for、prove oneself など、レースの場面だけでなく日常生活でも使える英語表現が登場します。
『カーズ』を英語で調べるなら、単に原題の Cars やキャラクター名を見るだけでなく、レース・道路・町・旅という作品を形作る英語まで見ていくと、『カーズ』ならではの英語をより深く知ることができます。
『カーズ』はDisney+で配信されているため、英語音声や字幕に対応している場合は、作品を実際に英語版で確認することもできます。



