『ムーラン』は、中国の伝説を題材に、女性であることを隠して男性として軍隊に入り、家族を守るために戦うムーランを描いたディズニー映画です。
英語のタイトルは Mulan。主人公の名前そのものが映画タイトルになっています。
『ムーラン』には、warrior、soldier、army、battle、sword、armor、ancestor、honor、family、matchmaker など、中国を舞台にした物語ならではの英語が登場します。
ここでは、『ムーラン』の英語タイトル、英語版の視聴方法、主要キャラクターの英語名、作品の世界や用語、関連する英語表現、劇中の曲について紹介します。
『ムーラン』の英語タイトルは?

『ムーラン』の英語タイトルは Mulan です。
『ムーラン』は物語の女性主人公の名前で、モデルとなった木蘭(もくらん、ムーラン)に由来しています。
『ムーラン』の英語版はどこで見られる?
『ムーラン』を英語音声・英語字幕で楽しむなら、動画配信サービスのDisney+(ディズニープラス)がおすすめです。
- 設定はワンタップ:再生中いつでも、スムーズに音声と字幕を「英語」に切り替え可能。
- 生きた英語に触れられる:名曲の数々やキャラクターの感情豊かなセリフを、オリジナルキャストの美しい発音でそのまま堪能できます。
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『ムーラン』の主要キャラクター英語名

『ムーラン』の主要キャラクターは、英語では次のように表記されます。
| 日本語名 | 英語表記 |
|---|---|
| ムーラン | Mulan / Fa Mulan |
| ムーシュー | Mushu |
| シャン隊長 | Captain Li Shang |
| ファ・ズー | Fa Zhou |
| ファ・リー | Fa Li |
| 皇帝 | The Emperor of China |
| クリキー | Cri-Kee |
| シャン・ユー | Shan Yu |
| ヤオ | Yao |
| リン | Ling |
| チェン・ポー | Chien Po |
| 婚姻仲介人 | The Matchmaker |
ムーランの軍事訓練を担当する隊長が Captain Li Shang。captain=隊長・船長・大尉という意味があります。そのため、Captain Li Shang=シャン隊長という意味になります。
ムーランの幸運を願うコオロギが Cri-Kee。英語では通常の「コオロギ」は cricket。Cri-Kee はキャラクター名としての表記です。
『ムーラン』の場所・世界・用語の英語

『ムーラン』は中国を舞台にした作品のため、軍隊や戦争、家族、伝統などに関連する英語が多く登場します。
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| 中国 | China |
| 中国の皇帝 | Emperor of China |
| 王宮 | imperial palace |
| 皇帝 | emperor |
| 軍隊 | army |
| 兵士 | soldier |
| 戦士 | warrior |
| 隊長 | captain |
| 戦争 | war |
| 戦場 | battlefield |
| 戦い | battle |
| 敵 | enemy |
| 剣 | sword |
| 鎧 | armor |
| 弓 | bow |
| 先祖 | ancestor |
| 家族 | family |
| 名誉 | honor |
| 恥 | shame |
| 婚姻仲介人 | matchmaker |
| 結婚 | marriage |
| 村 | village |
| 馬 | horse |
ancestor|先祖
『ムーラン』の世界を理解するうえで重要なのが ancestor。ancestor=先祖・祖先です。複数形は ancestors。ムーランでは家族だけでなく、先祖とのつながりも重要な要素になっています。
ancestor=先祖に対して、descendant=子孫です。この2つは反対方向の関係を表します。
ancestor → 先祖
descendant → 子孫
という組み合わせで覚えておくと分かりやすいでしょう。
honor|名誉・尊敬
『ムーラン』を象徴する英語の一つが honor。honor=名誉・栄誉・尊敬という意味があります。
honor と対になる言葉が dishonor。dishonor=不名誉・恥です。
接頭辞 dis- が付くことで、反対の意味になります。
honor=名誉
dishonor=不名誉
という関係です。
matchmaker|婚姻仲介人
ムーランの物語で特徴的な存在が matchmaker。matchmaker=結婚相手を紹介する人・婚姻仲介人です。
match=組み合わせる・相性が合う
maker=作る人
という組み合わせ。
現代英語でも、恋愛や結婚相手を紹介する人について使われます。
imperial palace|王宮・皇宮
皇帝が暮らす場所は imperial palace と表現できます。
imperial=皇帝の・帝国の
palace=宮殿
なので、imperial palace=皇宮・王宮となります。imperial は emperor(皇帝) と関連する単語です。
『ムーラン』に関連する英語表現

『ムーラン』では、軍隊や戦争に関連する英語だけでなく、家族の期待や名誉、自分の存在を証明することなど、ストーリーと結びついた表現も登場します。
| 英語表現 | 意味 |
|---|---|
| join the army | 軍隊に入る |
| go to war | 戦争に行く |
| fight for | ~のために戦う |
| stand up for | ~を守る・支持する |
| prove oneself | 自分の力を証明する |
| make one’s family proud | 家族を誇りに思わせる |
| bring honor to | ~に名誉をもたらす |
| bring shame to | ~に恥をもたらす |
| live up to | ~の期待に応える |
| take one’s place | 自分の立場・役割を引き受ける |
| fit in | 周囲に溶け込む |
| keep one’s word | 約束を守る |
| risk one’s life | 命を懸ける |
| save someone’s life | 誰かの命を救う |
| come home | 家に帰る |
| go against | ~に逆らう・反する |
| follow one’s heart | 自分の心に従う |
join the army|軍隊に入る
join the army=軍隊に入るという表現。
join=参加する・加わるなので、「軍隊に参加する」→「軍隊に入る」という意味になります。ムーランの物語そのものと結びつく表現です。
prove oneself|自分の力を証明する
prove oneself=自分の能力・価値を証明するという表現。
prove=証明するなので、prove oneself では「自分自身を証明する」という意味になります。
ムーランが自分の力を示していく物語とも結びつく表現です。
make one’s family proud|家族を誇りに思わせる
make one’s family proud=家族を誇りに思わせるという表現。make+人+形容詞で、「人を~な状態にする」という形になります。make my family proudなら「家族を誇りに思わせる」。
『ムーラン』の「家族の名誉」というテーマとも関連する表現です。
bring honor to|~に名誉をもたらす
bring honor to ~=~に名誉をもたらすという表現。
bring=持ってくる・もたらす
honor=名誉
なので、「名誉をもたらす」という意味になります。bring honor to one’s familyなら「家族に名誉をもたらす」。
bring shame to|~に恥をもたらす
bring shame to ~=~に恥をもたらすという表現。shame=恥・恥ずかしさです。honor=名誉 に対して shame=恥。
『ムーラン』では、この2つの概念が物語の重要なテーマになっています。
live up to|~の期待に応える
少し難しい表現が live up to ~。live up to ~=~の期待・基準に応えるという意味です。例えば、live up to expectationsなら「期待に応える」。
家族や社会から求められる役割と、自分自身の生き方との間で悩むムーランを考えると、作品と結びつけて覚えやすい表現です。
risk one’s life|命を懸ける
risk one’s life=命を懸ける・命を危険にさらすという表現。risk=危険にさらす・危険を冒すです。戦いや救出などの場面で使われる表現です。
follow one’s heart|自分の心に従う
follow one’s heart=自分の心に従うという表現。直訳すると「自分の心についていく」。自分が本当に望んでいることを選択する、という意味で使われます。
『ムーラン』の「自分らしく生きる」というテーマとも結びつけやすい表現です。
映画『ムーラン』の英語の名言・セリフ

ムーラン(Mulan)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “I’m just nervous.” | 「緊張しているだけよ」 |
| “I should never have left home.” | 「家を出るべきじゃなかった」 |
| “You shouldn’t have to go!” | 「お父さんが行く必要なんてない!」 |
| “Why else would I come back?” | 「そうでなければ、どうして戻ってくるの?」 |
| “For what it’s worth, I think you’re a great captain.” | 「参考までに言うけど、あなたは素晴らしい隊長だと思う」 |
| “Not quite.” | 「そうでもないわ」 |
ムーランの英語で覚えておきたいのが For what it’s worth。
直訳すると「それがどんな価値を持つかはともかく」ですが、会話では「参考までに言うと」「私の意見が役に立つか分からないけど」というニュアンスになります。
また Why else would I ~? は「そうでなければ、なぜ私が~するの?」。相手に自分の行動の理由を理解してほしいときに使える表現です。
It’s going to take a miracle to get me into the army.
「私が軍隊に入るなんて奇跡でも起きないと無理よ」
リー・シャン(Li Shang)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “You need both to reach the arrow.” | 「矢を取るには、その両方が必要だ」 |
| “I don’t need anyone causing trouble in my camp.” | 「私の陣営で騒ぎを起こす者は必要ない」 |
| “You have my trust.” | 「君を信頼する」 |
| “A life for a life. My debt is repaid.” | 「命には命を。これで借りは返した」 |
| “From now on, you have my trust.” | 「これからは、君を信頼する」 |
シャンのセリフでは have my trust が重要です。
trust は「信頼」という名詞だけでなく、動詞として「信頼する」という意味でも使えます。
I trust you. なら「君を信頼している」。
You have my trust. なら「君は私の信頼を得ている」「君を信頼する」という、少し重みのある言い方です。シャンがムーランを認めていく過程とも結びついています。
ムーシュー(Mushu)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “Then you’re gonna have to trust me.” | 「じゃあ、僕を信じてもらわないとな」 |
| “Let’s get this show on the road!” | 「さあ、始めよう!」 |
| “We clear on that?” | 「それで分かったか?」 |
| “The truth is we’re both frauds.” | 「本当のところ、僕たちは二人とも偽物なんだ」 |
| “You risked your life to help people you love.” | 「君は愛する人たちを助けるために命を懸けた」 |
| “I will not lose faith.” | 「僕は信念を失わない」 |
ムーシューの英語では、くだけた表現がかなり多く使われます。
Let’s get this show on the road! は、「ショーを道路に乗せる」という意味ではありません。「さあ始めよう」「さあ出発だ」という決まり文句です。
また We clear on that? は Are we clear on that? をくだけた形にしたもの。「これで分かった?」「話は分かったな?」という意味です。
If you’re gonna stay, you’re gonna work.
もしそこにいるんだったらちゃんと働けよ
皇帝(The Emperor of China)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “The flower that blooms in adversity is the most rare and beautiful of all.” | 「逆境に咲く花こそ、最も珍しく美しい」 |
| “You don’t meet a girl like that every dynasty.” | 「あんな娘には、どの王朝でもそうそう出会えない」 |
| “The greatest gift and honor is having you for a daughter.” | 「最高の贈り物であり名誉なのは、お前を娘に持つことだ」 |
皇帝のセリフで重要なのが adversity。
adversity は「逆境、困難」。日常会話では difficulty のほうが一般的ですが、人生の困難や試練を表す少し硬めの単語です。
bloom in adversity は「逆境の中で花開く」。ムーラン自身が困難な状況の中で才能を発揮したことを、花にたとえています。Disney公式の『ムーラン』名言集でも、この皇帝のセリフが紹介されています。
ファ・ズー(Fa Zhou)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “It is an honor to protect my country and my family.” | 「国と家族を守ることは名誉だ」 |
| “I will die doing what’s right!” | 「正しいことをして死ぬ覚悟だ!」 |
It is an honor to ~ は覚えておきたい表現です。
honor は「名誉、光栄」。
It is an honor to meet you. なら「お会いできて光栄です」。
ムーランでは、単なる「名誉」という意味だけでなく、family honor(家族の名誉)という重要なテーマにつながっています。ファ・ズーの「国と家族を守ることは名誉」という言葉も、物語全体の価値観を表しています。
グランドマザー・ファ(Grandmother Fa)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “This is your chance to prove yourself.” | 「これは自分の力を証明するチャンスだよ」 |
| “Whoo! Sign me up for the next war.” | 「次の戦争にも参加させてよ!」 |
| “Would you like to stay forever?” | 「永遠にここにいる?」 |
| “How lucky can they be?” | 「これ以上どう幸運になれるっていうの?」 |
prove yourself は『ムーラン』の記事ではぜひ拾いたい表現です。
prove は「証明する」。
prove yourself になると「自分の能力・価値を証明する」「実力を示す」という意味になります。
ムーランが「自分は何者なのか」を周囲に示していく物語なので、作品のテーマとも非常に相性のいい表現です。
シャン・ユー(Shan-Yu)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “Stop me? He invited me.” | 「私を止める?彼が私を招いたんだ」 |
| “I tire of your arrogance, old man.” | 「その傲慢さにはうんざりだ、老人よ」 |
| “Then you will kneel in pieces!” | 「ならば、バラバラになってひざまずけ!」 |
| “Looks like you’re all out of ideas.” | 「もう打つ手がないようだな」 |
シャン・ユーは敵役なので、arrogance のような硬い語が登場します。
arrogance は「傲慢、自信過剰」。形容詞なら arrogant で「傲慢な」。
また be all out of ~ は「~をすっかり使い果たしている」。
You’re all out of ideas. なら「もうアイデアが尽きた」「もう打つ手がない」という意味になります。
『ムーラン』を代表する英語セリフ
| キャラクター | 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|---|
| ムーラン | “Why else would I come back?” | 「そうでなければ、どうして戻ってくるの?」 |
| シャン | “You have my trust.” | 「君を信頼する」 |
| ムーシュー | “Then you’re gonna have to trust me.” | 「じゃあ、僕を信じてもらわないとな」 |
| 皇帝 | “The flower that blooms in adversity is the most rare and beautiful of all.” | 「逆境に咲く花こそ、最も珍しく美しい」 |
| ファ・ズー | “It is an honor to protect my country and my family.” | 「国と家族を守ることは名誉だ」 |
| グランドマザー・ファ | “This is your chance to prove yourself.” | 「これは自分の力を証明するチャンスだよ」 |
『ムーラン』では、作品のテーマと直結する単語が多く使われています。
また、主題歌 “I’ll Make a Man Out of You” に登場する make a man out of ~ は、「~を一人前の男にする」「鍛えて一人前にする」という意味。映画では訓練を通して兵士たちを鍛えるという文脈で使われています。
さらに get down to business は「本題に入る」「仕事に取りかかる」という意味。歌い出しの “Let’s get down to business” は、単に「仕事をしよう」ではなく、「さあ本格的に始めよう」という勢いのある表現です。
The flower that blooms in adversity is the rarest and most beautiful of all.
逆境に咲く花こそ、もっとも貴重で、もっとも美しい。
When will my reflection show who I am inside?
内に秘めた本当の私はいつになれば解放できるの?
『ムーラン』の劇中の曲・音楽

『ムーラン』を代表する楽曲の一つが Reflection。
ムーランが自分自身について悩む場面で歌われる重要な曲です。
reflection=反射・反映・内省という意味があります。
鏡などに映った「反射」という意味だけではなく、自分自身を振り返る「内省」という意味でも使われます。
そのため、ムーランが「本当の自分とは何なのか」を考える場面に Reflection というタイトルが使われているのは印象的です。
また、軍事訓練の場面で登場する楽曲が I’ll Make a Man Out of You。
このタイトルは、make a man out of someoneという表現を使っています。
make a man out of ~=~を一人前の男にするというニュアンスです。
そのため、I’ll Make a Man Out of Youは「お前を一人前の男にしてやる」という意味になります。
ムーランが男性として軍隊に入るという作品の設定とも直接結びついているタイトルです。
さらに、A Girl Worth Fighting For という曲もあります。
worth=~する価値があるなので、A Girl Worth Fighting Forは「戦う価値のある女の子」というニュアンスになります。
ここでの worth ~ing は、「~する価値がある」という重要な表現です。
例えば、
worth seeing=見る価値がある
worth visiting=訪れる価値がある
のように使います。
『ムーラン』の楽曲には、単なる歌のタイトルだけでなく、reflection、make a man out of、worth fighting for など、作品のテーマやストーリーと結びついた英語表現が含まれています。
『ムーラン』の英語まとめ
『ムーラン』の英語タイトルは Mulan で、主人公の名前がそのまま作品タイトルになっています。
作品の舞台や設定には、ancestor、honor、dishonor、army、soldier、warrior、battlefield、armor、sword、matchmaker など、家族や伝統、軍隊に関連する英語が登場します。
劇中の楽曲では Reflection や I’ll Make a Man Out of You、A Girl Worth Fighting For が印象的で、それぞれのタイトルにも作品のテーマや英語表現が含まれています。
『ムーラン』は、中国を舞台にしたディズニー映画ならではの英語に加えて、honor(名誉) や prove oneself(自分の力を証明する)、follow one’s heart(自分の心に従う) など、作品のテーマと深く結びついた英語を知ることができる作品です。
『ムーラン』はDisney+で配信されているため、英語音声や字幕に対応している場合は、作品を実際に英語版で確認することもできます。




