『101匹わんちゃん』は、たくさんのダルメシアンの子犬たちと、毛皮を手に入れるため子犬をさらおうとするクルエラ・ド・ビルを描いたディズニーの人気アニメーション映画です。
英語のタイトルは One Hundred and One Dalmatians。
主人公はダルメシアンの Pongo(ポンゴ) と Perdita(パーディタ)です。
2匹の間に生まれた子犬たちが、物語の中心になります。
『101匹わんちゃん』には、Dalmatian、puppy、litter、fur、collar、kennel、countryside、kidnap、escape、rescue など、犬や子犬、誘拐や逃亡に関連する英語が登場します。
ここでは、『101匹わんちゃん』の英語タイトル、英語版の視聴方法、主要キャラクターの英語名、作品の世界や用語、関連する英語表現、劇中の音楽について紹介します。
『101匹わんちゃん』の英語タイトルは?
『101匹わんちゃん』の英語タイトルは One Hundred and One Dalmatians です。
one hundred and one=101
Dalmatian=ダルメシアン
なので、タイトルをそのまま訳すと「101匹のダルメシアン」という意味になります。
「Dalmatians」とは、犬の品種「ダルメシアン」のこと。
日本版の「わんちゃん」という表現は日本独自のやさしい言い換えです。
日本でアニメが公開された1962年ごろはダルメシアンという犬種がまだ認知されていなかったことから『101匹わんちゃん大行進』という邦題が付けられました。
1981年に現在のタイトル『101匹わんちゃん』に変更されています。
『101匹わんちゃん』の英語版はどこで見られる?
『101匹わんちゃん』を英語音声・英語字幕で楽しむなら、動画配信サービスのDisney+(ディズニープラス)がおすすめです。
- 設定はワンタップ:再生中いつでも、スムーズに音声と字幕を「英語」に切り替え可能。
- 生きた英語に触れられる:名曲の数々やキャラクターの感情豊かなセリフを、オリジナルキャストの美しい発音でそのまま堪能できます。
また、「お気に入りの作品として手元に残したい」「通信制限を気にせずリピートしたい」という方には、DVDやBlu-rayの購入もぴったりです。現在販売中の公式パッケージ版にも、しっかり英語音声・英語字幕が収録されています。
言語 : 英語, 日本語
字幕 : 英語, 日本語
販売元 : ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
『101匹わんちゃん』の主要キャラクター英語名

『101匹わんちゃん』の主要キャラクターは、英語では次のように表記されます。
| 日本語名 | 英語表記 |
|---|---|
| ポンゴ | Pongo |
| パーディタ | Perdita |
| クルエラ・ド・ビル | Cruella de Vil |
| ロジャー | Roger Radcliffe |
| アニータ | Anita Radcliffe |
| ラッキー | Lucky |
| ローリー | Rolly |
| パッチ | Patch |
| ペニー | Penny |
| ナニー | Nanny |
| ジャスパー | Jasper |
| ホーレス | Horace |
Cruella de Vil|クルエラ・ド・ビル

物語の敵役が Cruella de Vil。
名前の de Vil は、英語の devil(悪魔) を連想させる表記になっています。
devil=悪魔
という意味なので、英語で名前を見ると、キャラクターの性格を意識した名前であることが分かります。
『101匹わんちゃん』の場所・世界・用語の英語
『101匹わんちゃん』では、ロンドンの街や人間の家庭、そして犬たちが暮らす環境が舞台になります。
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| ダルメシアン | Dalmatian |
| 子犬 | puppy |
| 犬 | dog |
| 犬小屋 | kennel |
| 首輪 | collar |
| 毛皮 | fur |
| 斑点 | spot |
| 犬種 | breed |
| 群れ | pack |
| 飼い主 | owner |
| ペット | pet |
| 動物保護施設 | animal shelter |
| 田園地帯 | countryside |
| ロンドン | London |
| 邸宅 | mansion |
| 暖炉 | fireplace |
『101匹わんちゃん』で頻繁に登場する英語が puppy。puppy=子犬です。
成犬を表す dog に対して、若い犬を puppy と呼びます。
犬や猫などについて知っておくと便利なのが litter。
litter=同じ母親から一度に生まれた子どもたち という意味があります。
例えば、a litter of puppiesなら「一度に生まれた子犬の一群」です。
そして、クルエラが欲しがるものとして重要なのが fur。fur=動物の毛・毛皮です。
犬の体を覆っている毛を指す場合にも使われます。dog fur=犬の毛。
犬の首につける「首輪」は collar。collar=首輪・襟という意味があります。
ダルメシアンの特徴である「斑点」は spot と表現できます。
spot=斑点・点・場所 など、複数の意味を持つ単語です。
ダルメシアンについて、black spots=黒い斑点 という表現もできます。
kennel=犬小屋・犬舎 です。一般的な「小屋」なら doghouse という言葉もありますが、kennel は犬を飼育する施設や犬舎という意味でも使われます。
犬やオオカミなどの群れを表す英語が pack。a pack of dogs=犬の群れとなります。
「荷物」を意味する pack とは別の使われ方です。
『101匹わんちゃん』に関連する英語表現

『101匹わんちゃん』では、犬や子犬を表す単語だけでなく、子犬たちがさらわれ、逃げ、助けられるという物語に関連した英語表現も多くあります。
| 英語表現 | 意味 |
|---|---|
| take care of | ~の世話をする |
| look after | ~の面倒を見る |
| keep an eye on | ~を見張る・注意して見る |
| take away | ~を連れ去る |
| kidnap | 誘拐する |
| run away | 逃げる |
| get away | 逃げ切る・その場を離れる |
| hide out | 身を隠す |
| track down | ~を追跡して見つける |
| set free | ~を自由にする・解放する |
| rescue | 救助する・救出する |
| get caught | 捕まる |
| make it | 何とかたどり着く・成功する |
| stick together | 一緒に行動する |
| keep safe | 安全に守る |
kidnap|誘拐する
物語の展開に直結する英語が kidnap。kidnap=誘拐するです。
名詞では kidnapping=誘拐。「誘拐された」という場合には、be kidnapped=誘拐されるとなります。
track down|追跡して見つける
少し難しい表現が track down。track down=追跡して見つけるという意味です。track=追跡する・跡をたどるという意味があり、そこから「手がかりを追って探し出す」というニュアンスになります。
set free|自由にする・解放する
set free=自由にする・解放するという表現。
set=設定する・置く
free=自由な
ですが、set someone free で「人を解放する」という意味になります。
閉じ込められた子犬たちを助けるという物語にも関連する表現です。
make it|何とかたどり着く・成功する
make it=何とか間に合う・たどり着く・成功する
という便利な表現。
文脈によって意味が変わりますが、「困難な状況を乗り越えて何とか目的を達成する」というニュアンスがあります。
『101匹わんちゃん』の英語の名言・セリフ

ポンゴ(Pongo)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “There’s the twilight bark.” | 「トワイライト・バークがある」 |
| “It’s the very fastest way to send news.” | 「それが知らせを伝える一番速い方法なんだ」 |
| “We’ll take them home with us, all of them.” | 「みんな家に連れて帰ろう」 |
| “Roger is a rather handsome animal in his way.” | 「ロジャーはそれなりにハンサムな動物だよ」 |
ポンゴを語るうえで面白いのが twilight bark です。twilight は「夕暮れ、薄明かりの時間」、bark は犬の「吠え声」。つまり直訳すれば「夕暮れの吠え声」です。
作品内では、犬たちが夕方に吠え声を伝え合い、遠くの犬にも情報を広めていく「犬版の情報網」のようなものとして描かれています。ポンゴ自身も “It’s the very fastest way to send news.” と説明しています。
パーディタ(Perdita)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “Oh, Pongo. Isn’t there any hope?” | 「ポンゴ、何か望みはないの?」 |
| “What would she want with so many?” | 「あの人、そんなにたくさん何に使うの?」 |
| “We have to get back to London somehow.” | 「どうにかしてロンドンに戻らなくちゃ」 |
| “What about the others?” | 「ほかの子たちはどうするの?」 |
パーディタは母親として子犬たちを心配する場面が多く、hope / somehow / get back / what about ~? といった表現が印象的です。
特に somehow は「どうにかして、何とか」。
We have to get back to London somehow. なら、「方法は分からないけれど、とにかくロンドンに戻らなければ」というニュアンスになります。
ロジャー(Roger)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “Look, Anita! Puppies everywhere!” | 「見て、アニータ!子犬だらけだ!」 |
| “There must be a hundred of them!” | 「100匹はいるに違いない!」 |
| “A hundred and one!” | 「101匹だ!」 |
| “We’ll keep ’em.” | 「みんな飼おう」 |
| “We’ll buy a big place in the country.” | 「田舎に大きな家を買おう」 |
There must be ~ は「~に違いない」という推量。
There must be a hundred of them! は、目の前に大量の子犬がいることに驚いて「100匹はいるぞ!」という意味です。
そして数えていった結果が “A hundred and one!”。これが作品タイトルの One Hundred and One Dalmatians につながります。
We’re not selling the puppies. Not a single one. Do you understand?
断る!とにかく絶対に子犬は売らないっ!一匹だって売るもんか!
クルエラ・ド・ビル(Cruella de Vil)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “My only true love, darling.” | 「私の唯一の真の愛よ、ダーリン」 |
| “Do as you like with them!” | 「好きにすればいいわ!」 |
| “I’ll get even, just wait.” | 「仕返ししてやる、待ってなさい」 |
I live for furs! I worship furs! After all, is there a woman in all this wretched world who doesn’t?
毛皮が私の生き甲斐なの。この浅ましい世の中で、毛皮が嫌いな女なんていないでしょ?
クルエラの英語では、かなり強い感情表現が使われています。
特に live for ~ は「~のために生きる」「~が何より好き」という表現。
I live for furs. は「私は毛皮のために生きている」というほどの強烈な執着を表します。
また get even は「仕返しをする、報復する」という意味。even といっても「平ら」ではなく、「貸し借りを帳消しにする」という発想から「仕返しする」という意味になります。
ローリー(Rolly)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “I’m hungry, Mother. I’m hungry.” | 「お腹すいたよ、ママ。お腹すいた」 |
| “I’m so hungry I could eat a whole elephant.” | 「お腹が空きすぎてゾウ一頭だって食べられそう」 |
ローリーは、とにかく「お腹が空いている」子犬。
I could eat a whole elephant. は文字通りゾウを食べられるという意味ではなく、「ものすごくお腹が空いている」という大げさな言い方です。こうした I could eat ~ の誇張表現は、英語らしいユーモアとして覚えておくと面白いところです。
『101匹わんちゃん』を代表する英語セリフ
| キャラクター | 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|---|
| ポンゴ | “It’s the very fastest way to send news.” | 「知らせを伝える一番速い方法だ」 |
| ロジャー | “Look, Anita! Puppies everywhere!” | 「見て、アニータ!子犬だらけだ!」 |
| クルエラ | “I live for furs.” | 「私は毛皮のために生きている」 |
| クルエラ | “I’ll get even, just wait.” | 「仕返ししてやる、待ってなさい」 |
| ローリー | “I’m so hungry I could eat a whole elephant.” | 「ゾウ一頭だって食べられそうなくらいお腹が空いてる」 |
『101匹わんちゃん』では、単純な単語だけでは分かりにくい表現が作品の中で自然に使われています。
特に twilight bark は『101匹わんちゃん』ならではの言葉。twilight=夕暮れ、bark=犬の吠え声という組み合わせを知っておくと、犬たちが情報を伝え合う世界観も理解しやすくなります。
Hang the papers! It’ll be forgotten tomorrow!
新聞なんてほっておきな!明日にはみんな忘れてるさ!
『101匹わんちゃん』の劇中の曲・音楽

『101匹わんちゃん』を代表する楽曲の一つが「Cruella De Vil(邦題:町のクルエラ)」
作中で登場人物のロジャーが、悪名高いクルエラ・ド・ヴィルを皮肉って歌うジャージーで軽快な名曲です。
クルエラの不気味で強烈なキャラクター性をユーモラスかつ的確に表現しており、ディズニーヴィランズのテーマ曲としても非常に高い人気を誇っています。作詞・作曲はメル・リーヴン(Mel Leven)が手掛けました。
『101匹わんちゃん』では犬たちの生活を描く場面で、歌や音楽が物語の雰囲気を作っています。
ディズニー作品では、キャラクターやストーリーだけでなく、楽曲のタイトルや歌詞からも英語表現を知ることができます。
『101匹わんちゃん』の英語まとめ
『101匹わんちゃん』の英語タイトルは One Hundred and One Dalmatians。「101匹のダルメシアン」という意味で、日本語タイトルよりも犬種をはっきり表したタイトルになっています。
作品の世界には、Dalmatian、puppy、litter、fur、collar、spot、kennel、pack など、犬や子犬に関連する英語があります。
『101匹わんちゃん』は、かわいいダルメシアンの子犬たちが登場する作品であると同時に、英語タイトルから犬種の名前、犬に関連する単語、そして物語の展開に沿った英語表現まで幅広く知ることができるディズニー映画です。
『101匹わんちゃん』はDisney+で配信されているため、英語音声や字幕に対応している場合は、作品を実際に英語版で確認することもできます。




