「崖の上のポニョ」は2008年に公開された宮崎駿監督の作品です。
英語タイトルは Ponyo on the Cliff by the Sea 。英語版では Ponyo、Sosuke、Lisa、Fujimoto、Granmamare などの名前が使われています。
「崖の上のポニョ」は、海を舞台にした作品だけあって、sea、ocean、fish、underwater、wave、storm、harbor、cliff、coast など、海や自然に関する英語が多く登場します。
また、宗介の家族や町の生活に関係する mother、father、nursing home、elderly people、hospital、boat、ship などの言葉も重要です。
この記事では「崖の上のポニョ」の英語タイトルをはじめ、主要キャラクターの英語名、海辺の町やポニョの世界に登場する場所・自然・生き物・用語、作品に関連する英語表現、劇中の音楽までまとめて紹介します。
「崖の上のポニョ」の英語タイトルは?

「崖の上のポニョ」の英語タイトルは Ponyo on the Cliff by the Sea です。
英語タイトルを分解すると、
Ponyo :ポニョ
on the cliff :崖の上に
by the sea :海のそばに
という構造です。
ここでの by は「~によって」ではなく、「~のそばに」という意味です。
直訳すると、「海辺の崖の上のポニョ」といった意味になります。
日本語タイトルの「崖の上のポニョ」とかなり近い英語タイトルです。
「崖の上のポニョ」の英語版はどこで見られる?

『崖の上のポニョ』を日本国内で英語版で見たい場合、
DVDまたはBlu-rayを利用するのが基本です。
『崖の上のポニョ』は、主要な見放題サブスクリプションサービス(Netflix, Amazon Prime Video, Hulu, U-NEXTなど)では現在配信されていません。
ジブリ作品は日本では基本的にサブスク配信を行っていないためです。
そのため、英語版のDVD・Blu-rayが現実的です。
主に 北米版(US版) と 英国版(UK版) があり、以下のサイトで購入可能です。
特に 北米版 は、英語字幕と英語音声が一致しているため、英語学習にも適しています。
以下は映画『崖の上のポニョ』北米版DVD・Blu-rayです。
言語 : 日本語, 英語, フランス語
字幕 : フランス語, 英語
販売元 : Shout Factory
※Blu-rayは一般的な再生機器にてご視聴できます。
DVDはリージョン【1】【NTSC】となりますので一般的な日本製のDVDプレイヤーでは再生することができません。リージョンフリーのDVDプレイヤー、パソコン等でご視聴可能です。
言語 : 日本語, 英語, フランス語
字幕 : 英語, フランス語
販売元 : ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
以下はウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社販売の映画『崖の上のポニョ』Blu-rayです。
言語 : 日本語/フランス語/イタリア語/スペイン語/韓国語/広東語/北京語
字幕 : 日本語/英語/フランス語/イタリア語/スペイン語/韓国語/広東語/北京語
販売元 : ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
「崖の上のポニョ」の主要キャラクター英語名
「崖の上のポニョ」のキャラクター名は、英語版でも基本的に日本語の名前がそのまま使われています。
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| ポニョ | Ponyo |
| 宗介 | Sosuke |
| リサ | Lisa |
| 耕一 | Koichi |
| フジモト | Fujimoto |
| グランマンマーレ | Granmamare |
| トキ | Toki |
| ヨシエ | Yoshie |
| 婦人 | Noriko |
| カヨ | Kayo |
| クミコ | Kumiko |
| ポニョの妹たち | Ponyo’s Sisters |
| ポニョの父 | Fujimoto |
| ポニョの母 | Granmamare |
英語版の声優には、Ponyo役のNoah Cyrus、Sosuke役のFrankie Jonas、Lisa役のTina Fey、Koichi役のMatt Damon、Granmamare役のCate Blanchett、Fujimoto役のLiam Neesonらが参加しています。
「崖の上のポニョ」の場所・世界・用語の英語

「崖の上のポニョ」は海辺の町が舞台なので、海・船・港・崖・海中・嵐・老人ホームなどに関係する英語を押さえておくと、作品の世界がかなり分かりやすくなります。
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| 海 | sea / ocean |
| 海辺 | seaside |
| 海岸 | coast |
| 海岸線 | coastline |
| 海辺の町 | seaside town |
| 崖 | cliff |
| 崖の上 | top of a cliff |
| 入り江 | cove |
| 港 | harbor / harbour |
| 港町 | port town |
| 海中 | underwater |
| 海の底 | bottom of the sea |
| 波 | wave |
| 嵐 | storm |
| 洪水 | flood |
| 水 | water |
| 雨 | rain |
| 風 | wind |
| 泡 | foam |
| 魚 | fish |
| 金魚 | goldfish |
| 海の生き物 | sea creature |
| 海の神 | sea god / sea deity |
| 魔法 | magic |
| 魔法使い | wizard / sorcerer |
| 人間 | human |
| 人間の姿 | human form |
| 魚の姿 | fish form |
| 変身 | transformation |
| 呪文 | spell |
| 呪い | curse |
| 船 | boat / ship |
| 小舟 | small boat |
| おもちゃの船 | toy boat |
| 潜水艦 | submarine |
| 船団 | fleet |
| 船長 | captain |
| 漁師 | fisherman |
| 漁船 | fishing boat |
| 老人ホーム | nursing home |
| 高齢者 | elderly people / seniors |
| 入居者 | resident |
| 家 | house / home |
| 坂道 | slope / hill |
| トンネル | tunnel |
| 道路 | road |
| 車 | car |
| 電話 | telephone / phone |
| ラジオ | radio |
| バケツ | bucket |
| ひまわり | sunflower |
| ひまわりの家 | Sunflower House |
seasideは「海辺」
seaside は「海辺」「海岸」。sea+sideという分かりやすい構造です。
seaside townなら、「海辺の町」となります。「崖の上のポニョ」の舞台を説明するときにぴったりの表現です。
coastとcoastline
coast は「海岸」「沿岸」。
coastline は「海岸線」。
例えば、a town on the coastなら、「海岸沿いの町」。
along the coastlineなら、「海岸線に沿って」という意味になります。
sea が「海」そのものを指すのに対して、coast は陸側から見た「海岸・沿岸」というイメージです。
coveは「入り江」
サウンドトラックの英語タイトルにも Town by a Cove という表現があります。
coveは「入り江」。海岸線が内側に入り込んでいる場所を指します。
a town by a coveなら、「入り江のそばの町」という意味になります。「海辺」を表す seaside よりも、地形を具体的に表す言葉です。
underwaterは「水中の」
underwaterは「水中の」「水中で」。
under=下に
water=水
という構造です。例えば、underwater townなら、「水中の町」。
ポニョの物語後半では海が大きく広がり、陸地と海の境界が大きく変化するため、underwater は作品に合った重要な単語です。
nursing homeは「老人ホーム」
リサが働いている施設は英語では nursing home と表現できます。
nursing homeは、高齢者が生活しながら介護やケアを受ける施設を指します。
英語では、nursing homeのほか、care home、residential care homeなどの表現もあります。
「崖の上のポニョ」では、リサがこの施設で高齢者たちと接していることが物語の重要な要素になっています。
harbor / harbourは「港」
harbor は「港」。アメリカ英語では harbor、イギリス英語などでは harbour と綴ります。
ポニョの舞台のような海辺の町を表現するなら、harbor town「港町」という言い方もできます。
fleetは「船団」
物語の終盤では多くの船が登場します。
fleetは「船団」「艦隊」。複数の船がまとまって行動している場合に使います。
サウンドトラックにも、Fleet Marchという曲があります。
「崖の上のポニョ」に関連する英語表現

ポニョには、海や冒険だけでなく、「助ける」「心配する」「戻る」「人間になる」「約束する」など、物語と結びついた英語表現が多く登場します。
| 英語表現 | 日本語の意味 |
|---|---|
| take care of | ~の世話をする |
| look after | ~の面倒を見る |
| worry about | ~を心配する |
| be worried about | ~を心配している |
| look for | ~を探す |
| find someone | 人を見つける |
| find one’s way | 道を見つける・たどり着く |
| get lost | 道に迷う |
| get separated | はぐれる |
| come back | 戻ってくる |
| go back | 戻る |
| get home | 家に帰る |
| set out | 出発する |
| set off | 出発する |
| head for | ~へ向かう |
| get on a boat | 船に乗る |
| get into a boat | 船に乗り込む |
| sail across the sea | 海を航海する |
| cross the sea | 海を渡る |
| fall into the sea | 海に落ちる |
| swim across | 泳いで渡る |
| turn into | ~に変わる |
| become human | 人間になる |
| turn back into | 再び~に戻る |
| use magic | 魔法を使う |
| cast a spell | 呪文をかける |
| lose one’s magic | 魔法を失う |
| save someone | 人を救う |
| help someone out | 人を助ける |
| protect someone | 人を守る |
| trust someone | 人を信じる |
| love someone | 人を愛する |
| promise to | ~すると約束する |
| keep a promise | 約束を守る |
| make a promise | 約束する |
| believe in | ~を信じる |
| care about | ~を大切に思う |
| calm down | 落ち着く |
| cheer someone up | 人を元気づける |
| go through | ~を経験する・通り抜ける |
| run away | 逃げる |
| get away | 逃げる・離れる |
set outは「出発する」
set outは「出発する」「旅に出る」。
例えば、They set out across the sea.なら、「彼らは海を渡るために出発した」となります。
似た表現に set off があります。
set offも「出発する」という意味で、どちらも物語や冒険の場面でよく使われます。
head forは「~へ向かう」
head for ~は「~へ向かう」。
head は「頭」だけではなく、動詞として「向かう」という意味があります。
head for the harborなら、「港へ向かう」。
head for homeなら、「家へ向かう」。目的地へ向かって進んでいくイメージです。
turn intoは「~に変わる」
ポニョを語るうえで非常に重要なのが turn into。
turn into ~=「~に変わる」「~に変身する」。
例えば、Ponyo turns into a human.なら、「ポニョは人間になる」という意味になります。
「人間になる」は become human とも言えますが、変身というニュアンスなら turn into が便利です。
become humanは「人間になる」
become humanはそのまま、「人間になる」。
ポニョが魚から人間へと変化する物語なので、この表現は非常に重要です。
becomeは「~になる」。
humanは「人間の」「人間」。
そのため、become human=「人間になる」となります。
promise to ~は「~すると約束する」
ポニョと宗介の関係を語るうえで重要なのが promise。
promiseは「約束する」。promise to doなら、「~すると約束する」。
例えば、I promise to come back.なら、「戻ってくると約束する」という意味です。
care aboutは「大切に思う」
care about ~は「~を大切に思う」「~を気にかける」。
単純に「世話をする」なら take care of。
「大切に思う・気にかける」なら care about。この違いは覚えておくと便利です。
「崖の上のポニョ」の特徴的な英語表現

sea creature
sea creatureは「海の生き物」。
sea=海
creature=生き物
という組み合わせです。魚だけでなく、タコ、クラゲ、イルカなど、海に生息するさまざまな生物をまとめて表せます。
human form・fish form
human formは「人間の姿」。form は「形」「姿」。
ポニョが魚の姿から人間の姿へ変化する物語なので、human formという表現も作品と非常に相性がいい言葉です。
同じように、fish formなら「魚の姿」。
Ponyo returns to her fish form.なら、「ポニョは魚の姿に戻る」という意味になります。
underwater
underwaterは「水中の」「水中で」。
underwater worldなら、「水中世界」。
underwater creaturesなら、「水中の生き物」。
ポニョでは海中の場面が多いため、英語版を見る際にも非常に使いやすい単語です。
weather the storm
作品に登場する「嵐」と関連して覚えておきたいのが、weather the stormという表現です。
直訳する「嵐を乗り切る」。そこから、「困難を乗り越える」という比喩的な意味でも使われます。
weatherは「天気」という名詞だけではなく、動詞で「困難を切り抜ける」という意味もあります。
『崖の上のポニョ』の英語の名言・セリフ

『崖の上のポニョ』には、宗介やポニョ、リサなどの印象的なセリフが登場します。英語版では、日本語のセリフを直訳するだけではなく、自然な英語表現に置き換えられているものもあります。
ここでは、作品を代表するセリフを人物別に紹介します。
宗介のセリフ
| 英語セリフ | 日本語 |
|---|---|
| Ponyo loves Sosuke! | ポニョ、宗介、好き! |
| I’ll always love Ponyo. | 僕はポニョをずっと好きだよ |
| Don’t let go of my hand. | 手をはなしちゃダメだよ |
| Ponyo! Please don’t die! | ポニョ!死なないで! |
| I promised Ponyo I’d take care of her. | 僕ね、ポニョを守ってあげるって約束したの |
| That’s right! | そうだよ! |
| Ponyo licked my cut and made it better. | ポニョが僕の傷をなめて治してくれたんだ |
宗介のセリフは、5歳の男の子らしいシンプルな英語が多いのが特徴です。
特に印象的なのが Don’t let go of my hand.。
「手を離さないで」という意味で、let go of ~=~を離すという表現が使われています。
また、物語の終盤に登場する I’ll always love Ponyo. は、宗介のポニョへの気持ちを端的に表したセリフです。
その後には、ポニョが魚でも人間でも、その中間であっても愛するという意味のセリフが続きます。英語版では whether ~ or ~ を使って「~であろうと、~であろうと」という形で表現されています。
Maybe if I leave the pail, Ponyo will know where we live when she comes back.
ここにバケツ置いとけば、ポニョが来た時に、このうちってわかるよね
ポニョのセリフ
| 英語セリフ | 日本語 |
|---|---|
| Ponyo loves Sosuke! | ポニョ、宗介、好き! |
| Sosuke! | 宗介! |
| Ponyo! | ポニョ! |
| I love you too. | ポニョも大好き! |
ポニョの英語セリフは、宗介と同じく短くシンプルなものが中心です。
中でも Ponyo loves Sosuke! は作品を代表するセリフの一つ。「Ponyo loves Sosuke」で「ポニョは宗介が大好き」という意味になります。
日本語版の「ポニョ、宗介、好き!」という幼い話し方に対して、英語版では主語を Ponyo、動詞を loves とした非常に分かりやすい英文になっています。
リサのセリフ
| 英語セリフ | 日本語 |
|---|---|
| Listen, Sosuke. Maybe it was fate. | 宗介、運命っていうのがあるんだよ |
| It just can’t be helped. | 仕方がないのよ |
| Ponyo was born in the sea. | ポニョは海で生まれたんだから |
| She went back home. That’s all. | 海に戻ったんだよ。それだけ |
リサが宗介にポニョのことを説明する場面では、It just can’t be helped. という表現が登場します。これは直訳すると「それは助けられない」ですが、英語では「仕方がない」という意味で使われます。
また、She went back home. の home が「家」ではなく、ポニョにとって帰る場所である「海」を指しているところも印象的です。
Listen, Sosuke, you know, this could be for the best. I know you tried, but Ponyo is a fish. She wasn’t meant to live in a bucket. The ocean is home to her.
宗介さ。運命っていうのがあるんだよ。つらくても、運命は変えられないんだよ。ポニョは海で生きるように生まれたから、海に戻ったんだって思うな。
Sosuke, right now, our house is a beacon in the storm. Our light can be seen by the town and by the ships, and every place else is dark.
今、この家は嵐の中の灯台なの。真っ暗な中にいる人は、みんなこの光に励まされているわ.
ポニョのお母さんのセリフ
物語の終盤では、ポニョが人間になるための重要な場面があります。
| 英語セリフ | 日本語 |
|---|---|
| Can you accept her as she is? | ありのままのポニョを受け入れられる? |
| To become human, she must be loved for who she really is. | 人間になるには、本当の彼女自身を愛されなければならない |
この場面で宗介に問われるのが、Can you accept her as she is? というセリフです。
as she is は「彼女がそのままで」「ありのままの彼女を」という意味。ポニョの姿が魚でも人間でも関係なく受け入れられるか、という作品の重要なテーマにつながっています。
『崖の上のポニョ』を代表する英語セリフ
最後に、特に作品を象徴するセリフをまとめると、次のようになります。
| 英語セリフ | 日本語 |
|---|---|
| Ponyo loves Sosuke! | ポニョ、宗介、好き! |
| Don’t let go of my hand. | 僕の手を離さないで |
| It just can’t be helped. | 仕方がない |
| Ponyo was born in the sea. | ポニョは海で生まれた |
| Can you accept her as she is? | ありのままの彼女を受け入れられる? |
| I’ll always love Ponyo. | 僕はポニョをずっと愛するよ |
『崖の上のポニョ』の英語セリフは、難しい単語を並べたものではありません。love、accept、let go、go back home、can’t be helped など、シンプルな英語の中に登場人物の気持ちが表現されています。
特に I’ll always love Ponyo. や Can you accept her as she is? は、ポニョという作品そのものを象徴するセリフとして印象に残ります。
Hey, my son is working the signal all by himself. Can you believe that?
宗介だ。あいつは天才だ!まだ5歳だぞ!
「崖の上のポニョ」の劇中の曲・音楽

「崖の上のポニョ」の音楽は久石譲が担当し、スタジオジブリ公式でも主題歌に林正子、藤岡藤巻と大橋のぞみが記載されています。
サウンドトラックには、英語にすると意味が分かりやすいタイトルが数多く収録されています。
| 日本語 | 英語タイトル |
|---|---|
| 深海牧場 | Deep Sea Pastures |
| 海のおかあさん | Mother Sea |
| 出会い | The First Meeting |
| 浦の町 | Town by a Cove |
| ポニョと宗介 | Ponyo and Sosuke |
| からっぽのバケツ | The Empty Bucket |
| 発光信号 | Flash Signal |
| 人間になる! | I Become Human! |
| いもうと達 | Ponyo’s Sisters / Little Sisters |
| ポニョの飛行 | Flight of Ponyo |
| 嵐のひまわりの家 | The Sunflower House in the Storm |
| 波の魚のポニョ | Ponyo of the Fish of the Wave |
| 新しい家族 | New Family |
| ポニョの子守唄 | Ponyo’s Lullaby |
| 流れ星の夜 | Night of the Meteor |
| 船団マーチ | Fleet March |
| 宗介の航海 | Voyage of Sosuke |
| 宗介のなみだ | Tears of Sosuke |
| 水中の町 | Underwater Town |
| 母の愛 | Mother’s Love |
| トンネル | Tunnel |
| フィナーレ | Finale |
Deep Sea Pastures
「深海牧場」は Deep Sea Pastures。
deep sea=深海
pasture=牧草地・牧場
なので、Deep Sea Pasturesは「深海の牧場」という、かなり幻想的な表現です。
英語では pasture は牛や羊などが草を食べる牧草地を指す言葉なので、海の中を「牧場」に見立てているのが面白いところです。
Mother Sea
「海のおかあさん」は Mother Sea。
mother=母
sea=海
というシンプルなタイトルです。
ポニョの母であるグランマンマーレの存在を考えると、「海そのものを母のような存在として捉える」イメージにもつながります。
The Empty Bucket
「からっぽのバケツ」は The Empty Bucket。
empty=空の、何も入っていない
bucket=バケツ
なので、empty bucket=「空のバケツ」。ポニョを入れていたバケツとも結びつく、作品らしいタイトルです。
Flight of Ponyo
「ポニョの飛行」は Flight of Ponyo。flightは「飛行」「飛ぶこと」。飛行機の「フライト」だけではなく、鳥や生き物が空を飛ぶことにも使えます。
flight of Ponyoなら、「ポニョの飛行」となります。
Underwater Town
「水中の町」は Underwater Town。
underwater=水中の
town=町
なので、「水中の町」。ポニョの後半の世界観をそのまま表現した英語タイトルです。
「崖の上のポニョ」の英語まとめ
「崖の上のポニョ」の英語タイトルは Ponyo on the Cliff by the Sea。cliff=崖、by the sea=海のそばという意味で、日本語タイトルの「崖の上」と「海辺」のイメージを英語で表しています。
作品の世界では cliff、seaside、cove、harbor、underwater、wave、storm、flood、nursing home、boat、submarine など、海辺の町ならではの英語が多く登場します。
関連表現では、take care of、worry about、find one’s wayなどがポイント。特にポニョの変身を表す turn into や become human は、作品と直接結びつく表現です。
「崖の上のポニョ」の英語版はDVD・Blu-rayで視聴でき、
英語音声と英語字幕の両方に対応しています。



