『ダンボ』は、大きな耳を持って生まれた子象が、周囲からからかわれながらも、自分の個性を生かして空を飛ぶことに成功するディズニー映画です。英語のタイトルも Dumbo。
『ダンボ』には、elephant、circus、trunk、ear、clown、perform、acrobat、feather、fly、train など、サーカスや動物に関連する英語が登場します。
また、make fun of、make fun of someone、pick on、laugh atなど、ダンボが周囲から受ける扱いや、自分の力を証明していく物語に関連した表現もあります。
ここでは、『ダンボ』の英語タイトル、英語版の視聴方法、主要キャラクターの英語名、作品の世界や用語、関連する英語表現、劇中の曲について紹介します。
『ダンボ』の英語タイトルは?

『ダンボ』の英語タイトルは Dumbo です。原作となった絵本のタイトルは Dumbo, the Flying Elephant(空飛ぶゾウ ダンボ)としても知られています。
発音は「ダンボ」よりも「ダムボウ(/ˈdʌm.boʊ/)」に近く、頭の「Dum」にアクセントを置いて発音します。
「Dumbo」の名前の由来と意味
「ダンボ」は主人公の本名ではなく、サーカスの仲間たちから付けられた「心ないあだ名」です。主人公の本当の名前は「ジャンボ・ジュニア(Jumbo Jr.)」でした。
- dumb = 喋れない、バカな、のろまな
- -o = 親しみや蔑みを込めて人・物に付ける接尾辞
大きな耳を持って生まれた姿を他のゾウたちにバカにされ、蔑称である dumb に接尾辞の -o を付けた「バカなやつ」「のろま」を意味するあだ名(Dumbo)で呼ばれるようになったことが由来です。
作品に込められたテーマ
コンプレックスの象徴として付けられた「Dumbo(バカなやつ)」という蔑称ですが、大きな耳を使って空を飛ぶことで、その唯一無二の個性が自分を救う武器へと変わっていきます。
英語タイトルには、「短所やあだ名を克服して自分だけの強みにしていく」というストーリーの根幹がストレートに込められています。
『ダンボ』の英語版はどこで見られる?
『ダンボ』を英語音声・英語字幕で楽しむなら、動画配信サービスのDisney+(ディズニープラス)がおすすめです。
- 設定はワンタップ:再生中いつでも、スムーズに音声と字幕を「英語」に切り替え可能。
- 生きた英語に触れられる:名曲の数々やキャラクターの感情豊かなセリフを、オリジナルキャストの美しい発音でそのまま堪能できます。
また、「お気に入りの作品として手元に残したい」「通信制限を気にせずリピートしたい」という方には、DVDやBlu-rayの購入もぴったりです。現在販売中の公式パッケージ版にも、しっかり英語音声・英語字幕が収録されています。
実写版『ダンボ』

『ダンボ』は、2019年にティム・バートン監督で実写映画化されています。
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『ダンボ』の主要キャラクター英語名

『ダンボ』の主要キャラクターは、英語では次のように表記されます。
| 日本語名 | 英語表記 |
|---|---|
| ダンボ | Dumbo |
| ジャンボ夫人 | Mrs. Jumbo |
| ティモシー | Timothy Q. Mouse |
| メイトリアーク | The Matriarch |
| サーカス団長 | The Ringmaster |
| カラスたち | The Crows |
| ジム・クロウ | Jim Crow |
| ケースリー | Casey Jr. |
Dumbo|ダンボ
主人公が Dumbo。英語版でもそのまま Dumbo と表記されます。「ダンボ」という名前には、英語の dumb と関連した言葉遊びがあります。dumb=愚かな・ばかなという意味がありますが、現代英語ではこの意味で人を表現すると失礼になる場合があります。
Mrs. Jumbo|ジャンボ夫人
ダンボの母親が Mrs. Jumbo。Mrs.=~夫人という英語なので、Mrs. Jumbo=ジャンボ夫人となります。また jumbo は「巨大な」「特大の」という意味を持つ英語です。
『ダンボ』の場所・世界・用語の英語
『ダンボ』では、サーカスを舞台にした独特の世界が描かれます。
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| 象 | elephant |
| 子象 | baby elephant |
| 鼻 | trunk |
| 耳 | ear |
| サーカス | circus |
| サーカス団 | circus troupe |
| サーカス団長 | ringmaster |
| 道化師 | clown |
| 曲芸師 | acrobat |
| 曲芸 | acrobatics |
| 観客 | audience |
| 公演・演技 | performance |
| テント | tent |
| 列車 | train |
| 動物 | animal |
| 羽 | feather |
| 空を飛ぶ | fly |
| 飛ぶこと | flight |
| からかう | tease |
| いじめる | bully |
| 笑う | laugh |
circus troupe|サーカス団
『ダンボ』の舞台を表す重要な英語が circus。
サーカスそのものだけでなく、サーカス団を指す場合にも使われます。
「サーカス団」は circus troupe と表現できます。
troupe=劇団・一座・一団という意味です。
trunk|象の鼻
象の長い鼻は英語で trunk。trunk=象の鼻です。ただし trunk には「トランク」「大きな収納箱」「木の幹」など、複数の意味があります。象について話しているときには「鼻」を意味します。
clown|道化師
サーカスに登場する道化師は clown。clown=道化師です。動詞として使う場合には「道化を演じる」「ふざける」という意味になることもあります。
acrobat|曲芸師
サーカスの曲芸を行う人は acrobat。acrobat=曲芸師です。その技術や演技は acrobatics。
acrobat=曲芸師
acrobatics=曲芸・アクロバット
と区別できます。
audience|観客
サーカスを見ている人々は audience。audience=観客・聴衆という意味です。映画、舞台、コンサートなど、何かを見たり聞いたりする人々をまとめて表すことができます。
performance|公演・演技
サーカスの「演技」「公演」は performance。
perform=演じる・実行する
performance=演技・公演・実演
という関係です。
ダンボがサーカスで芸をする場面では、関連する英語として覚えておくと便利です。
feather|羽
ダンボが空を飛ぶことと結びつく重要な英語が feather。feather=羽・羽毛です。
ダンボにとっては、単なる羽ではなく「飛べる」と信じるきっかけになる重要なアイテムとして登場します。
『ダンボ』に関連する英語表現
『ダンボ』では、周囲からからかわれるダンボが自分の能力を発見し、最後には自分自身の力を示していくという物語が描かれます。
そのため、犬やサーカスの単語だけでなく、「からかう」「見下す」「信じる」「自分の力を証明する」といった表現も作品と関連しています。
| 英語表現 | 意味 |
|---|---|
| make fun of | ~をからかう |
| laugh at | ~を笑う |
| tease | ~をからかう |
| pick on | ~をいじめる・からかう |
| bully | ~をいじめる |
| look down on | ~を見下す |
| feel sorry for | ~を気の毒に思う |
| stand up for | ~を守る・味方する |
| believe in | ~を信じる |
| be proud of | ~を誇りに思う |
| prove oneself | 自分の力を証明する |
| find one’s strength | 自分の強さ・力を見つける |
| overcome one’s fear | 恐怖を克服する |
| come to realize | ~に気づくようになる |
| let someone down | 誰かを失望させる |
| cheer someone on | 誰かを応援する |
laugh at|~を笑う
laugh at ~=~を笑うという表現。単に「笑う」なら laugh。一方、laugh at someoneとなると、「誰かを笑う」「誰かを笑いものにする」という意味になります。
make fun of|~をからかう
make fun of ~=~をからかうという表現。
make fun を直訳すると「面白さを作る」ですが、実際には「誰かを笑いものにする」という意味で使われます。
ダンボが大きな耳を理由に周囲からからかわれるという物語とも結びつきます。
tease|~をからかう
tease=~をからかうという動詞。make fun of と似ていますが、軽く冗談でからかう場合にも使われます。文脈によっては、相手を傷つけるような「からかい」になることもあります。
pick on|~をいじめる・からかう
少し特徴的な表現が pick on。pick on someone=特定の人を繰り返しいじめる・からかうという意味です。単なる冗談ではなく、弱い立場の人を狙って嫌がらせをするニュアンスがあります。
bully|~をいじめる
bully=いじめるという動詞。名詞では「いじめっ子」という意味にもなります。bully someone=誰かをいじめるのように使えます。
look down on|~を見下す
look down on ~=~を見下すという句動詞。直訳すると「~を見下ろす」。そこから、人を「自分より下だと考える」という意味になっています。
feel sorry for|~を気の毒に思う
feel sorry for ~=~を気の毒に思うという表現。sorry=申し訳なく思う・残念に思うだけではなく、feel sorry for someoneで「その人を気の毒に思う」という意味になります。
be proud of|~を誇りに思う
be proud of ~=~を誇りに思うという表現。proud=誇りに思ってなので、be proud of yourselfなら「自分自身を誇りに思う」。
ダンボの成長を考えるうえでも印象的な表現です。
cheer someone on|誰かを応援する
cheer someone on=誰かを応援するという表現。スポーツや舞台などで、人を励まして応援するときによく使われます。
cheer=声援を送る・応援するという意味です。
『ダンボ』の英語の名言・セリフ

ティモシー(Timothy Q. Mouse)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “Look! A peanut.” | 「見て!ピーナッツだ」 |
| “Come on, eat it.” | 「ほら、食べて」 |
| “It’s got lots of vitamins.” | 「ビタミンがたくさん入ってるよ」 |
| “It’ll give you a lot of pep.” | 「元気が出るよ」 |
| “Dumbo, I knew you could do it!” | 「ダンボ、君ならできると思ってたよ!」 |
| “You can do it, Dumbo!” | 「できるよ、ダンボ!」 |
| “You’re standing on the threshold of success.” | 「君は成功の入り口に立っているんだ」 |
ティモシーはダンボの友達として、何度もダンボを励まします。
ここで面白いのが pep。これは「元気、活気、気力」という意味の名詞です。
give someone pep なら「誰かを元気づける」「活力を与える」というニュアンス。ダンボにピーナッツを食べさせて、元気を出させようとする場面で使われています。
カラスたち(The Crows)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “Did you ever see an elephant fly?” | 「象が飛ぶのを見たことあるか?」 |
| “Well, I seen a horsefly.” | 「俺はアブなら見たことあるぜ」 |
| “I seen a dragonfly!” | 「トンボなら見たことある!」 |
| “When I see an elephant fly!” | 「象が飛ぶのを見たときには!」 |
この場面は『ダンボ』を象徴する “Did you ever see an elephant fly?” で有名です。
ここでは horsefly(アブ)・dragonfly(トンボ)・housefly(ハエ) といった -fly の単語を並べて、「elephant fly」というあり得ないものを面白がっています。
fly はもちろん「飛ぶ」だけでなく「ハエ」という名詞にもなるため、英語ならではの言葉遊びになっています。
サーカスの仲間たち
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “Show ’em all like you showed us!” | 「俺たちに見せたように、みんなにも見せてやれ!」 |
| “Keep comin’.” | 「そのまま進め!」 |
| “They love it!” | 「みんな喜んでるぞ!」 |
Show ’em の ’em は them のくだけた発音・表記。
Show ’em all は「みんなに見せてやる」という意味で、応援するときの勢いのある口語表現です。
また Keep coming. は「そのまま進み続けて」。keep + 動詞-ing は「~し続ける」という非常に基本的な形ですが、応援や指示の場面でもよく使われます。
『ダンボ』を代表する英語セリフ
『ダンボ』では、 give someone pep / do it / keep coming / threshold of success などが印象的です。
そして何より、fly が「飛ぶ」と「ハエ」の両方の意味を持つことを利用した elephant fly の言葉遊びが面白いところ。単に「象が飛ぶ」という意味だけでなく、英語ならではの音の面白さまで楽しめる作品です。
Yes, him with those ears that only a mother could love.
ええ、母親だけが愛せる耳を持った彼だから
What’s the matter with his ears ? I don’t see nothing wrong with him.
あの子の耳のどこが悪いの?
『ダンボ』の劇中の曲・音楽

『ダンボ』を代表する楽曲として知られているのが Baby Mine。
ダンボと母親ジャンボの親子愛を描いた非常に印象的な曲です。
タイトルの Baby Mine は、直訳すると「私の赤ちゃん」。
ここでの mine は「私のもの」という所有を表す代名詞です。
my baby=私の赤ちゃん
と同じように見えますが、Baby Mine は歌のタイトルとして、母親が愛情を込めて子どもに呼びかけるような表現になっています。
もう一つ、作品の印象的な楽曲が Casey Jr.。
サーカス団を運ぶ列車 Casey Jr. をテーマにした楽曲で、物語の冒頭からサーカスの世界へ観客を連れていくような役割を持っています。
『ダンボ』の英語まとめ
『ダンボ』の英語タイトルは Dumbo で、日本語と同じく主人公の名前がそのままタイトルになっています。
主要キャラクターは Dumbo、Mrs. Jumbo、Timothy Q. Mouse など。
作品の世界には、elephant、trunk、circus、ringmaster、clown、acrobat、audience、performance、feather、fly など、象やサーカスに関連する英語があります。
また、make fun of、pick on、look down on、stand up for など、ダンボが周囲から受ける扱いや、自分の力を発見していく物語と結びつく英語表現も登場します。
『ダンボ』は、シンプルなタイトル Dumbo から始まり、象やサーカスに関する英語、さらに「からかわれる」「見下される」「自分を信じる」「自分の力を証明する」といった物語に関連する英語まで知ることができるディズニー作品です。
『ダンボ』はDisney+で配信されているため、英語音声や字幕に対応している場合は、作品を実際に英語版で確認することもできます。




