『リトル・マーメイド』は、人間の世界に憧れる人魚のアリエルが、海の世界を飛び出して新しい人生を求めるディズニーの人気アニメーション映画です。
英語のタイトルも The Little Mermaid。
作品には、mermaid、human、underwater、ocean、kingdom、royal、voice、soul、spell、magic、sea witch、deal、bargain など、海や魔法、人魚の世界に関連する英語が登場します。
ここでは、『リトル・マーメイド』の英語タイトル、英語版の視聴方法、主要キャラクターの英語名、海の世界・用語、関連する英語表現、劇中の曲について紹介します。
『リトル・マーメイド』の英語タイトルは?

映画『リトル・マーメイド』の英語タイトルは「The Little Mermaid」です。
映画の原作であるアンデルセンの世界的な名作童話「人魚姫 “The Little Mermaid”」の英語名がそのまま使われています。
mermaid=人魚 なので、The Little Mermaid=その小さな人魚 という意味になります。
mermaid は、「mer=海、maid=少女・若い女性」に由来する言葉です。そのため、単純に「海の女性」というイメージから「人魚」を表す言葉になっています。
『リトル・マーメイド』の英語版はどこで見られる?
『リトル・マーメイド』を英語音声・英語字幕で楽しむなら、動画配信サービスのDisney+(ディズニープラス)がおすすめです。
- 設定はワンタップ:再生中いつでも、スムーズに音声と字幕を「英語」に切り替え可能。
- 生きた英語に触れられる:名曲の数々やキャラクターの感情豊かなセリフを、オリジナルキャストの美しい発音でそのまま堪能できます。
また、「お気に入りの作品として手元に残したい」「通信制限を気にせずリピートしたい」という方には、DVDやBlu-rayの購入もぴったりです。現在販売中の公式パッケージ版にも、しっかり英語音声・英語字幕が収録されています。
言語 : 英語, 日本語
字幕 : 英語, 日本語
販売元 : ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
『リトル・マーメイド』の主要キャラクター英語名
『リトル・マーメイド』の主要キャラクターは、英語では次のように表記されます。
| 日本語名 | 英語表記 |
|---|---|
| アリエル | Ariel |
| エリック王子 | Prince Eric |
| トリトン王 | King Triton |
| アースラ | Ursula |
| セバスチャン | Sebastian |
| フランダー | Flounder |
| スカットル | Scuttle |
| フランシス | Flotsam |
| ジェットサム | Jetsam |
| カーロッタ | Carlotta |
| グリムズビー | Grimsby |
主人公の人魚が Ariel。Ariel は人魚のキャラクター名として有名ですが、英語圏で実際に使われている名前でもあります。
海の王は King Triton。Triton はギリシャ神話に登場する海の神の名前でもあります。
アリエルの親友である魚が Flounder。面白いのが、flounder は英単語として「カレイ・ヒラメの仲間」を意味することです。
また動詞では、flounder=もがく・あがくという意味もあります。キャラクター名と一般名詞が同じになっています。
カモメの Scuttleは英語として「小走りに走る」「急いで動く」などの意味があります。キャラクター名としてだけでなく、英単語としても使われる言葉です。
『リトル・マーメイド』の場所・世界・用語の英語
『リトル・マーメイド』では、海の中にある世界と人間の世界という2つの世界が重要になります。
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| 人魚 | mermaid |
| 人魚の王国 | mermaid kingdom |
| 人間 | human |
| 人間の世界 | human world |
| 海の下 | under the sea |
| 海底 | seafloor / seabed |
| 海 | sea / ocean |
| 海の魔女 | sea witch |
| 王国 | kingdom |
| 王宮 | palace |
| 王子 | prince |
| 王 | king |
| 王女 | princess |
| 魔法 | magic |
| 呪文 | spell |
| 声 | voice |
| 魂 | soul |
| 契約 | contract |
| 取引 | deal |
| 代償 | price |
| 願い | wish |
| 人間の足 | human legs |
under the sea|海の中で・海の下で
作品を代表する表現が under the sea。
直訳すると、
under=~の下に
the sea=海
なので「海の下」となります。
ただし日本語では文脈によって「海の中」「海の底」と訳したほうが自然です。
劇中の有名な楽曲 Under the Sea のタイトルにもなっています。
sea witch|海の魔女
アースラは sea witch と表現されます。witch=魔女なので、sea witch=海の魔女です。witch は魔法を使う女性を表す言葉で、童話やファンタジー作品では頻繁に登場します。
spell|呪文・魔法
spell=呪文・魔法です。魔法を使うときの「呪文」を指す場合があります。
一方、spell=綴る・スペルを書くという動詞としても使われます。
同じ spell でも文脈によって意味が変わる英単語です。
deal|取引
アースラとの契約に関連する重要な言葉が deal。deal=取引・取り決めです。
make a deal=取引する・取り決めをするという表現で使われます。
bargain|取引・契約
bargain=取引・契約という意味があります。
特に「条件を交渉して成立させる取引」というニュアンスがあります。
make a bargainなら「取引をする」という意味になります。
『リトル・マーメイド』に関連する英語表現
『リトル・マーメイド』では、アリエルの「人間の世界を見てみたい」という願いや、恋愛、契約、自由を求める気持ちに関連する表現が登場します。
| 英語表現 | 意味 |
|---|---|
| long for | ~を切望する |
| dream of | ~を夢見る |
| fall in love with | ~に恋をする |
| make a deal | 取引する・契約する |
| make a wish | 願い事をする |
| take a chance | 思い切って挑戦する |
| give up | 諦める・手放す |
| give one’s word | 約束する |
| keep a promise | 約束を守る |
| break a promise | 約束を破る |
| set free | 自由にする・解放する |
| belong to | ~のものである |
| find one’s way | 自分の道を見つける |
| be meant to | ~する運命である |
| pay the price | 代償を払う |
| at any cost | どんな犠牲を払っても |
long for|~を切望する
long for ~=~を切望するという表現。
単に「欲しい」というよりも、手に入れたいものを強く望んでいるニュアンスがあります。
人間の世界に憧れるアリエルの気持ちにもよく合う表現です。
dream of|~を夢見る
dream of ~=~を夢見るという表現。将来の夢だけでなく、「こうなったらいい」と強く願うことにも使えます。
dream of becoming humanなら「人間になることを夢見る」という意味になります。
make a deal|取引する・契約する
make a deal=取引する・取り決めるという表現。
『リトル・マーメイド』では、アリエルとアースラの関係を考えるうえで重要な表現です。
deal はビジネス上の取引だけでなく、個人同士の「取り決め」にも使われます。
take a chance|思い切って挑戦する
take a chance=思い切って挑戦するという表現。成功する保証がなくても、思い切って行動するというニュアンスがあります。
アリエルが慣れ親しんだ海の世界を離れ、人間の世界へ踏み出すこととも結びつく表現です。
belong to|~のものである
belong to ~=~の所有物である・~に属するという表現。
例えば、This belongs to me.なら「これは私のものです」。
また、belong to a kingdomなら「ある王国に属する」のようにも使えます。
be meant to|~することになっている・~する運命である
be meant to ~=~することになっているという表現。文脈によって「~するはずだ」「~することを意図されている」などの意味になります。
物語や運命を扱うファンタジー作品とも相性のいい表現です。
pay the price|代償を払う
pay the price=代償を払うという表現。price=価格ですが、ここでは実際のお金ではなく、「何かを得るために払う代償」という意味で使われます。
at any cost|どんな犠牲を払っても
at any cost=どんな犠牲を払っても・何としてでもという表現。何かを実現するためなら、どんな犠牲もいとわないという強い意志を表します。
『リトル・マーメイド』の英語の名言・セリフ

アリエル(Ariel)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “What would I give to live where you are?” | 「あなたのいる場所で暮らすためなら、私は何を差し出すだろう?」 |
| “Part of your world.” | 「あなたの世界の一部に」 |
| “I want to know what the people know.” | 「人間たちが知っていることを知りたい」 |
| “I don’t care.” | 「そんなこと気にしない」 |
| “Daddy, I love him!” | 「パパ、私は彼を愛してる!」 |
アリエルを象徴するのが “Part of your world.” です。
タイトル曲のこの表現は、単に「人間の世界に行きたい」というだけでなく、「その世界の一員になりたい」というアリエルの憧れを表しています。
劇中では “I want to be where the people are.” のように、人間の世界への強い関心も繰り返し描かれます。
また、父トリトンとの衝突で “I don’t care.”、さらに “Daddy, I love him!” と感情をむき出しにするところは、好奇心旺盛で自分の気持ちを抑えきれないアリエルらしさがよく出ています。
Bright young woman, sick of swimming, ready to stand.
泳ぐことにはもう飽きたわ。今こそ、立ち上がるのよ。
セバスチャン(Sebastian)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “Under the sea.” | 「海の中で」 |
| “Life under the sea is better than anything they got up there.” | 「海の中の暮らしは、上の世界の何よりも素晴らしい」 |
| “Are you sure about this?” | 「本当にこれでいいのか?」 |
| “We gotta find a way.” | 「何とか方法を見つけなきゃ」 |
| “I tried to stop her, sir!” | 「私は彼女を止めようとしたんです!」 |
| “They are bad! They are trouble!” | 「人間は悪い!厄介なんです!」 |
セバスチャンは、王の側近としてアリエルを心配しながらも、彼女に振り回され続けるキャラクターです。
gotta は got to のくだけた発音を表したもの。We gotta find a way. なら「何とか方法を見つけなきゃ」という意味です。
また、They are trouble. の trouble はここでは「トラブルそのもの」ではなく、「厄介な存在」「面倒を引き起こすもの」という意味で使われています。セバスチャンの慌てた口調と、くだけた英語が特徴です。
You want something done, you’ve got to do it yourself.
何かをして欲しいなら、まずは自分がやらないといけないよ。
アースラ(Ursula)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “You can’t get something for nothing, you know! ” | 「何もせずに何かを手に入れることはできないわ」 |
| “What I want from you is your voice.” | 「私があなたに求めるのは、あなたの声よ」 |
| “Life’s full of tough choices, isn’t it?” | 「人生は厳しい選択でいっぱいなのよ」 |
| “We made a deal.” | 「私たちは取引したでしょう」 |
| “The contract’s legal, binding and completely unbreakable.” | 「その契約は合法で、拘束力があり、完全に破ることはできない」 |
| “Poor little princess.” | 「かわいそうな小さなお姫様ね」 |
アースラは、言葉巧みにアリエルを契約へ誘導するキャラクターです。
特に “You can’t get something for nothing.” は重要。get something for nothing は「何の代償もなく何かを手に入れる」という意味で、英語の定型的な考え方です。
また make a deal は「取引する」「契約を結ぶ」。劇中の “We made a deal.” は、アースラがアリエルとの契約を盾にする場面で使われます。
トリトン王(King Triton)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “They’re dangerous.” | 「人間は危険だ」 |
| “As long as you live under my ocean, you’ll obey my rules!” | 「私の海で暮らす限り、私のルールに従うんだ!」 |
| “Contact between the human world and the merworld is strictly forbidden!” | 「人間の世界と海の世界の接触は固く禁じられている!」 |
| “Have you lost your senses completely?!” | 「完全に正気を失ったのか!?」 |
| “He’s a human, you’re a mermaid!” | 「彼は人間、お前は人魚だ!」 |
| “Let her go.” | 「彼女を放せ」 |
トリトンは王であり父親でもあるため、セリフにも rule / obey / forbidden / dangerous といった、規則や禁止を表す強い単語が多く出てきます。
特に “As long as you live under my ocean, you’ll obey my rules.” の as long as ~ は「~する限り」という条件を表します。ここでは「私の海で暮らす限り」という意味です。
一方、物語終盤の “Let her go.” は非常に短い表現ですが、アースラに支配されたアリエルを救おうとする父親の決意が凝縮されています。
エリック王子(Prince Eric)
| 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|
| “A girl rescued me.” | 「女の子が僕を助けてくれた」 |
| “She was singing.” | 「彼女は歌っていた」 |
| “She had the most beautiful voice.” | 「彼女はとても美しい声をしていた」 |
| “I lost her once.” | 「一度彼女を失った」 |
| “I’m not gonna lose her again.” | 「もう二度と彼女を失わない」 |
| “You’re the one.” | 「君だったんだ」 |
エリックはアリエルほど多くを語るキャラクターではありませんが、終盤の “I’m not gonna lose her again.” は印象的です。
be gonna は be going to のくだけた話し言葉。I’m not gonna lose her again. なら「もう二度と彼女を失わない」という強い意思になります。
『リトル・マーメイド』を代表する英語セリフ
| キャラクター | 英語セリフ | 日本語訳 |
|---|---|---|
| アリエル | “Part of your world.” | 「あなたの世界の一部に」 |
| アリエル | “Daddy, I love him!” | 「パパ、私は彼を愛してる!」 |
| セバスチャン | “Under the sea.” | 「海の中で」 |
| アースラ | “You can’t get something for nothing.” | 「何もせずに何かを手に入れることはできない」 |
| トリトン | “Let her go.” | 「彼女を放せ」 |
| エリック | “I’m not gonna lose her again.” | 「もう二度と彼女を失わない」 |
“You can’t get something for nothing.” や “We made a deal.” は、アースラとの契約をめぐる物語そのものにつながっています。
Watch and you’ll see, someday I’ll be part of your world.
見ていて、いつか私はきっとあなたの世界の一員になるから。
I just don’t see how a world that makes such wonderful things could be bad.
こんなに素敵なものを作り出す人間の世界が悪いだなんて、信じられない。
I don’t know when, I don’t know how, but I know something’s starting right now.
いつになるか、どうすればいいのかはわからないけれど、でも今何かが始まったのよ。
Have you ever seen anything so wonderful in your entire life?
こんな素晴らしい物を今まで見たことある?
Life is full of tough choices, isn’t it?
人生って難しい選択がたくさんあるよね。そうでしょ?
- I’m really looking forward to this performance.
「私はこのパフォーマンスを本当に楽しみにしている」 - Let’s get out of here.
「ここから出ましょう」 - Look what we found.
「私たちが見つけたものを見て」 - It wasn’t her fault.
「それは彼女のせいではありませんでした」 - I won’t leave you.
「あなたを置き去りにはしない」
『リトル・マーメイド』の劇中の曲・音楽
『リトル・マーメイド』は、ディズニー映画の中でも特に音楽の存在感が大きい作品です。
代表的な曲の一つが Part of Your World。
part of ~=~の一部なので、Part of Your World=あなたの世界の一部という意味になります。
人間の世界に憧れるアリエルが、「自分もその世界の一部になりたい」という気持ちを歌う重要な楽曲です。
タイトルだけでも、アリエルが海の世界と人間の世界の間で感じている距離が表現されています。
もう一つの代表曲が Under the Sea。under the sea=海の中で・海の下でという意味です。
こちらはセバスチャンが、海の世界には海の世界の楽しさがあることを歌う楽曲。
Part of Your World が「人間の世界への憧れ」を表しているのに対し、Under the Sea は「海の世界の魅力」を表しています。
また、映画の終盤に登場する Kiss the Girl も有名です。
kiss=キスする
girl=女の子
なので、Kiss the Girl=その女の子にキスするという意味。
英語タイトルだけを見ると非常にシンプルですが、映画の恋愛シーンと結びついた楽曲になっています。
『リトル・マーメイド』の英語まとめ
『リトル・マーメイド』の英語タイトルは The Little Mermaid。mermaid は「人魚」を意味し、作品の主人公アリエルをそのまま表すタイトルになっています。
作品の世界には、mermaid、human world、under the sea、sea witch、voice、spell、deal、bargain、soul など、人魚や魔法、海の世界に関連する英語が登場します。
劇中では Part of Your World、Under the Sea、Kiss the Girl などの楽曲が物語を彩ります。
『リトル・マーメイド』は、英語タイトルの The Little Mermaid だけでなく、人魚の世界と人間の世界を表す英語、アリエルの願いや恋愛に関する表現、そして印象的な楽曲まで、作品を通してさまざまな英語に触れられるディズニー映画です。
『リトル・マーメイド』はDisney+で配信されているため、英語音声や字幕に対応している場合は、作品を実際に英語版で確認することもできます。




